なんだかじめじめと梅雨らしい日が続きますが、みなさまお元気でしょうか?先週サボってしまい2週間ぶりになりますが、一昨日うちの会社の職域接種でワクチン接種を受けることができたので、今日はそれとそれに関連するお話。
一部上場とは言え従業者千人程度のウチのような会社の場合、職域接種をどこまでやるかってのは微妙な判断になるケースが多いのだろうと思うけど、5月末ごろにそういう話が来て、似たような規模の会社の様子を聞くとどこも困惑している模様だという話だったのを、それから1月のうちに、各所との調整を終え、実施の運びに持って行ったのは、人事N部長をはじめ皆様のご尽力の賜物で、ぼくが総務人事部長をやっていた頃に較べるとはるかにちゃんとしている。さすがだ。
6月下旬には、何人くらい受けそうか把握するためのアンケートが来て、同居の家族はOKだと言うのでカミさんに訊いてみたら、講師をしている大学でも受けられそうだけどこっちの方が少し早いので受けたいと言う。てことで2人受けたいと回答。こういうのがGoogle Formでサクッと集計できるようになったのは、世の中進歩したよね。
その後日程が7/1日から7日の平日、2回目の接種はそのきっかり4週間後ということになり、今度はいつ受けたいかというアンケートが来たので、カミさんと相談して、7/1日に受けたいと答え、今週月曜に、それじゃ7/1日の14:45-15:00の間に受けてくださいとメールが来た。
職域接種なのでモデルナ社製のワクチンで、一時ワクチン不足のため職域接種の新規受付を停止したと言う情報もあったので、大丈夫か心配したが、問題なく間に合ったみたいだ。ちなみにカミさんが講師をしている大学のうち1つは、接種が延期になったらしい。うちの会社の場合、最終的には大規模関連会社であるカカクコムと合わせて、2,500人強の接種希望者になったようだ。
カミさんもぼくもリモートワークだった7/1日は、少し余裕を見て13:10頃に家を出、渋谷パルコビルに向かった。オフィス部分である12F~18Fの最上階18Fに、大規模なホールにもできるカンファレンスルームを設えてあり、接種会場はここになる。
このホールは、昨年2月ごろにこのビルに移転した直後、コロナ禍が始まってしまったので、結局株主総会など限られた用途でしか利用できていなかった。今年から復活する予定のイベントを始め、このホールを有効活用できるようにするためにも、ワクチン接種をここでやって、早めの収束に少しでも協力するのは、意義あることだ。
指定時間より30分くらい早く着いたが、受付にあらかじめ記入した書類を提示し、医師による簡単な問診票チェックと問診があって、すぐに接種してくれた。その後15分ほど、アナフィラキシーショック等が起きないか経過観察のため待機し、ぼくもカミさんも特に問題はなさそうだったのでそのまま帰路につく。
モデルナのワクチンは、接種部分に痛みがあったり、頭痛や疲労感を憶える人が一定割合あるということだったが、ぼくは確かに当日~翌日にかけて、接種した左上腕に少し痛みがあったものの、その他は特に何の症状も出なかった。カミさんに至っては、別にどこも痛くないよ、左腕を上げようとするとちょっとだけ引っ掛かりがあるような気がするけど、とのこと。
こんどのワクチン接種、たしかにmRNAという新方式のものであり、まだ明らかになっていないことも多いのは事実なんだろうけど、なんか最近の世の中の傾向なのか、事前にマイナス情報を出し過ぎだと思うんだよね。「あまり接種したくない」「絶対接種したくない」と言う人が、若年層では25%とか存在するって、どうなんだろうね。
なんかネットでは、なんちゃらタンパク質が出てきて肺炎を引き起こす、つまり毒を接種してるようなものだとか、おどろおどろしい情報も出ていたりして、こういう場合ってすぐにこの手の迷信がはびこるよね。まぁ可能性ゼロではないんだろうけど、例えばアナフィラキシーの発生率だって、モデルナ製では100万回あたり2.8回って、つまり0.0003%ってことでしょ?こんなのもうほぼゼロで、外を歩いてて交通事故に遭う確率より多分はるかに低いのに、針小棒大に捉えて騒ぐ向きが多すぎない?
最終的には自分で判断する、ってことに積極的に反対はしないけども、みんな専門家でもないのに、迷信に惑わされずにまっとうに判断できるんだろうか。接種しないと決めた人は、今後もずっとマスクをし続け、飲食店では飲酒も長居もしない生活を続けていく覚悟はあるんだろうか。なんだかなぁ。
さて、我が家はこれで今月中に2度のワクチン接種を受けられる見通しになってことを受けて、久々に1泊のプチ旅の計画をした。
昨年は4月の宮古島を始め、GWも夏休みも、既に予約していたすべての旅行をキャンセルし、今年も夏休みはさすがにまだ近すぎるので、秋に紅葉を観に行こうかってことでね。いやぁ、久々にやってみると、旅の計画ってのはやっぱ楽しいわ。
一昨年の10月に、奥鬼怒湿原に行こうと思っていたのを、台風襲来でやむなくキャンセルしていたこともあり、そのリベンジを果たそうかと観てみると、加仁湯とか八丁の湯とか、あの辺りの普通なら半年前でも予約が取れない秘湯の宿が、今年は軒並みまだ余裕で予約可能だったので、どうよ、とカミさんに訊いてみたら、10月は最終の土日以外は厳しいかもと言う。
大学講師業が、以前より受講生が増えたため、やむを得ず土日に作業せざるを得ないってことで、給料が上がるわけでもないのに労働時間は増えているんだって。なんか理不尽な話だよねぇ。そんなに働かなくてもいいじゃんと思うのだが、まぁぼくは定年後そんなに長く働く気はないから、彼女の収入を下げる方向のことはよう言わんのだけどね。
10月末だと奥鬼怒辺りの紅葉はもう終わってしまうので、そんじゃ我が家からも行きやすい関越沿いでってことで、苗場と奥只見湖辺りに行き先を定め、宿を予約して行程の計画を立てた。
驚いたのは、奥只見と言ったら、カミさんに、前に行ったよね、と言われたことだ。前ったってあれはもう多分36年前、まだ結婚前に、若さに任せて約600km、10時間ほどの日帰りドライブを敢行した時のことだ。あの頃はまだマニュアルのカローラⅡだったなぁ。
結婚して、子供が生まれて、特に宿の予約とかがネットでできるようになってからは、すべての計画・予約がぼく任せになったこともあり、行く前日になって、明日からってどこ行くんだっけ?寒いの?みたいな、家族そろって行く先や何をするかにはほとんど興味がない状況になっていたのでね。行った地名をあのカミさんが憶えているなんて、あり得ることではない。
さすがに結婚前のまだ付き合い始めかその前後のことだと、あのカミさんでさえ印象に残っているのね。なんか超久々に当時のことを思い出して、少し甘酸っぱい気持ちになりましたとさ。
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