毎年行ってることなのに、敢えて書いたことなかったけど、てかつまり書くほどの何物かがあるわけではないってことなんだけども、今週はネタ枯渇により、木曜日に人間ドックに行って来た話を、周辺情報で膨らましつつ書いてみるかと。
うちの会社は関東ITソフトウェア健保ってとこに所属していて、比較的平均年齢が若いIT系企業が集まっているので、近頃の健保組合には珍しくけっこう財政状態がよいらしく、直営の健診センターを大久保と山王の2ヶ所に持っていて、いずれもそんなに大規模ではないけども、きれいなビルに入っており、設備も新しくて、人間ドック終わりにそれぞれのビル内にあるレストランで食べさせてくれる昼食もなかなか美味い。
去年までは予約システムが、比較的長い期間内の日程を指定して取るやり方だったので、いつ予約オープンするのかわからず、気づいたら希望の日が埋まっているということが多かったのだけど、今年からは1ヶ月前の日にその日1日分の予約を取る方式に変わった。会社からコロナ禍だけど自分で予約とってちゃんと行ってね、と連絡が来てから、よしこの日なら空いているという8/19日を狙って、7/19日の朝に予約を入れた。
去年は確か、大久保のセンターにしか行ける日の空きがなかったので大久保に行ったが、まぁ別にどちらのセンターの方がいいってこともないんだけど、有楽町線に長く乗れる分始発に乗れば寝れる時間が長いこともあり、今年は一昨年まで行っていた山王のセンターにした。
去年は知らなかったのだけど、これまでのバリウムだけでなく、去年から胃の内視鏡検査も選択できるようになっており、ぼくは胃カメラは多分20年以上前に和光市のクリニックで飲んで以来やってもらってなかったので、これを選択した。もともと胃は強い方じゃないし、親父も胃のほとんどを切除するようなことになっており、不安があったのでね。
以前からコレステロール値と尿酸値が高く、また視神経乳頭陥没を指摘されていて、尿酸値と視神経乳頭については、尿酸値を下げる薬、眼圧を下げる薬を、数年前から継続的に処方してもらっているのだけど、歳を取ってくると他にも、昨年は腎機能とか聴力--耳鳴りがひどくてね。医者には治らないと言われたんだけど--とかも、経過観察と言われてしまった。
だからってわけじゃないのだけど、8年前に同じ人間ドックの「運動してますか?」アンケートに押されて始めた週末のランニング、これをやったかやらなかったかがその翌週のいろんな測定値に直接響くとも思えないのだけど、先週末土日とも雨でできなかったので、今週は月曜と火曜の平日の、比較的涼しく雨も上がった夕方に、走ってみたりした。やっぱ涼しいと5km走っても辛くなくてよい。
ちなみに、前の会社(リクルート)の女性の後輩で、T(苗字・漢字二文字)というのがいて、最初は社内広報誌の部署におり、そこの先輩社員でその後ぼくのいた部署に異動してきた女性H(名前)--H自身も前の会社女子の平均以上に、とても活発で気が強く口が達者なお姉さんなのだが--をして、バッファロー○○とあだ名させた、とにかくいつも前足で地面を掻いてガルルルと今にも突進していきそうなほどの爆発的積極性を備えたヤツで、彼女ともHよりさらにずっと後に、たまたま同じ部署に異動してきて1年ちょっと一緒に働いた。
その時にそのTが、来週人間ドックだから、いまダイエットしてるんだと、食事だけでなくけっこう激しい運動なんかもしてるって言っていて、お前そんなん、普段の健康状態を測ってもらわんと意味ないじゃん、って話をしたのだが、今回はぼく自身がそれに近い状態になってしまった。情けない話だ。
ちなみにTは、温水洗浄便座の必要性について議論になった時かなんかに、便秘のため、まずあの水流で肛門を刺激しないとなかなか出ない、だから必要だと主張していた。もうそこまであけすけだとセクハラもクソもない、ある意味いい時代だったよなぁという思い出だ。Tとは今の会社に入ってから数年経った頃に、一度飲みに行って以来だが、元気にしてるかなぁ。
前日8時頃には夕食にし、その後は水のみで早く寝て、朝7時に起き、有楽町線と南北線で溜池山王に向かう。8:40頃には着いて、受付を済ませ、着替えて、各種の健診を、呼ばれた通り順番に受けていく。
健診は年を追うごとに効率的に進むようになってきていて、確か去年からは検便容器を受診日にもらって、後から郵送する方式になった。これにより事前の連絡はメールのみとして郵送物をなくし、効率化を図ったようだ。今年はさらにカードの保険証を首かけ式の名札入れに入れ、そのQRコードを健診ごとに読ませることで、余計な紙のチェック表とかを使わない方式になっていた。
そんなことで、近年は10時すぎごろには全て終わって、早い昼食をいただく感じになっていたのが、胃の内視鏡検査をやっても、10時前には全ての健診が終わった。コロナ対策もあって、1ヶ月前予約方式にして、受ける人数を限定していることも効いているようだ。
胃の内視鏡は、以前やってもらった時はのどに液体の麻酔剤をしばらく溜めておく方式だったと思うのだが、今は透明の氷状の麻酔剤を口に入れて溶かし、溶けきったらカメラを入れるというやり方で、おいおいまだ麻酔効いてないんじゃね?という状態でカメラを入れるので、2度ほどえずいてしまった。
内視鏡で診てもらった結果は、軽い胃炎と良性のポリープはあるけど問題ないですとのことで、よかったよかった。去年はバリウムだったので「ポリープの疑い」までしかわからなかったけど、直接見てもらえばそこははっきりする。
バリウムの場合、その後で体内からバリウムがうまく出るかの心配があったが、内視鏡の場合その心配はない一方で、のどの麻酔のため、1時間くらいは水を飲んだりものを食べたりしないでください、と言われるのがちょいと面倒だ。内視鏡で検査はすべて終わりなのだが、もらったお食事券を使うまで、健診センターの中で日経オンラインや本を読んで11時頃まで時間をつぶす。
山王のセンターは1Fに寿司屋さんがあり、ここのちらし寿司を食べさせてくれるのがなかなか美味でよかったのだが、十分なコロナ対策が取れないためか、今回は4Fの和室での食事提供になっており、広い部屋に、同方向に向けて点々と設置した机にアクリル板を置く形で、和食弁当みたいなのを出してくれた。
健診全体で言うと、まだ血液や尿の検査結果はわからないけど、去年同様、聴力が落ちてきてしまっているのがちょっとショックだったな。高域は問題ないんだけど、耳鳴りのしている音域である中低域が聴こえにくくなってきている。この歳にして耳が遠くなるかぁ。日常生活ではあまり不便を感じたことはないのだが。
いやいや、歳を取るといろいろとガタが来るもんですな。困ったもんだけど、これはもう仕方がない。重篤な問題がとりあえずは出なかっただけでも良しとしよう。皆さんもお体を大切にしてくださいね。
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