オリンピックが終わっちゃってだいぶロス感に苛まれてますが、今週は前半猛烈な暑さだったと思ったら、後半に入って急に秋雨の様相を呈してきましたなぁ。激暑だった月曜火曜も、夜外に出てみたらだいぶ涼しくはなって来てたので、「秋来ぬと目にはさやかに見えねども・・・」ってヤツかなとは感じてたんだけどね。
さて、今日はちょっとした道楽投資の話。かなり趣味入ってるので、興味のない方は読み飛ばしてくださいね。
過去何かでクラファン「Green Funding」を使ったら、それ以来定期的にDMが届くようになって、時々興味を惹かれると覗いてみたりはしてたんだけど、昨年はじめてVie FitというBluetoothイヤフォンを買ってみた以外手を出していなかったのが、今回はついポチッってしまった。
買ったのはHOTACKという中華メーカーが作って日本のLibero Agencyという合同会社が出品した、Smart Projecter D035ってヤツ。小さくて、でも家庭用としては光量が豊富で、しかも安い--ぼくが買った時は26,280円--というのでね。
しかしこれはまぁ見事に、特にすぐに使うニーズがあるものではなく、小心者のぼくにしては珍しいほぼ完全な道楽だ。希薄なニーズがあるとすると、これから定年になって、しばらくは再雇用されるつもりだけど、それも辞めたら日本全国を旅して回ろうと、その時に、宿泊先のTVが小さかったら、これ使って壁に映せるじゃん、ポータブルレコーダー--一応既に目をつけてる機種アリ--も持ってって、現地で出かけてるときとかに録画しといた映像を、みたいな、ほとんど妄想に近い話だ。うーん、我ながら酷い薄さだなこれは。
2月に「支援」して、けっこう人気があったようでありがちな出荷遅れと言うやつで、先週やっと届いたのを、少しいじってみた。
プロジェクターってもんを個人的に買ったことは過去なく、会社で使うくらいだったので、まずびっくりしたのは、OSにAndoroidを搭載し、周辺機器と言うよりは1つの独立した機能を備えた機械に近づいているということだ。
例えばYouTubeとかAmazon Prime Videoとかは、アプリをダウンロードすれば、このD035単体で観ることができる。また「Eshre」といアプリがプレインストールされており、スマホやノートPCにもこのアプリを入れると、これらの画面をWifi経由で映せるようになる他、スマホ画面をトラックパッドのように使ってD035をコントロールできたりする。D035にもリモコンが付属しているが、これで操作するよりはよほどスムーズに操作できる。
買ってから2次的に無理やりこじつけたニーズとして、ブース側ではPCモニターとTVモニターを横に並べて、TVを映しながらPCで作業したりってことをやれるのが、もちろんスタジオの60インチTVは、映画とかを集中して観るのが目的なので本来必要ないのだけど、時々TVで言ってたこと--例えば新しいバンドを紹介していて、ちょっといいなと思った時に、どんなバンドなのかとか、サブスクで配信してのるかとか--を調べたいってことはあってね。
スマホやMS Surfaceを持ってきて調べればいいことなんだけど、スタジオ側でTVを観てる時は乱視矯正のみのメガネで観ているので、手元の画面が見えないのよね。近々両用メガネだとTV画面まで距離があるのでこっちがボヤけちゃう。てことで、ちょっとしたこと--例えばこの人の奥さんって誰だっけ?みたいな--ならスマートスピーカーに話しかけて解決できるが、そうでないと後で調べるか、ってことにして、結局あれ?なんだっけ?忘れちまったー!ってなることが多々あった。
そんならこのプロジェクターでスタジオのTVのそばに、スマホやPCの画面を、老眼鏡がなくても観れる大きさで映せれば解決できるじゃん、という、まぁこれも相当希薄なこじつけニーズなのだけどね。
スタジオのTVを観るときに座る1人掛けリクライニングソファの、向かって右側の壁に少し空きスペースがあるので、ミニ三脚+一脚を買って以来使っていなかった前の三脚を引っ張り出してきて低く設置し、上向きにここに映してみたら、ちょっと壁紙が凸凹してる分見づらさはあるけど、一応目的を果たせることがわかった。ふむふむ。悪くない。
基本的な性能で言うと、他に個人向けのものいじったことはないのでよくわからないが、比較的表示面積が小さい状態(35インチ程度)で使えば、明るさは十分だ。Wifiの他Bluetoothも搭載している--もっともこれは音声を飛ばしてD035のスピーカーから出すだけなのであまり意味はないが--し、台形補正も--上下方向だけなので、壁に対して正対した位置から映す必要があるものの--機能する。
ところがこの台形補正がね、本体の画面を映している時は機能するんだけど、HDMI接続して外部入力した画面を映すと効かなくなっちゃうんだよね。これはどう考えてもバグなのだが、上記の日本の代理店にはサポート窓口なんかはないので、問い合わせる先がない。こういうところがクラファンで買った製品の困ったとこだよね。いずれはファームウェア修正等で直してくれるんだろうか。
まぁでもこの問題は、上記のWifi経由接続で画面を映せば一応クリアはできる。ただ、Wifi経由だと、PCやスマホの操作が画面に反映されるまでに、ちょっとタイムラグがある。PCでのタイムラグはほとんど気にならないが、スマホの方では結構時間がかかる。またスマホでは縦の状態で映すとかなり面積が小さくなるので、35インチ程度だと乱視矯正だけのメガネでは見づらい。
あとこのWifi接続の機能は、同じアクセスポイントに繋がっていないと使えないようなので、家で使う分にはいいが、冒頭ニーズの旅行先とか、どこかでプレゼンするとか、外で使う場合には、ちょっとややこしい。まぁ我が家には死蔵しているミニアクセスポイントがあるので、個人ではこれを使う手もあるんだけど、人の会社に行った時とかはやっぱHDMI接続するしかないよねぇ。
我が家のスタジオの60インチTVは、ソファに座った時の目線の正面に設置しているから、その上方の壁にTV画面より大きな空きスペースがあって、そこは天井の両角に取り付けた上方サラウンドスピーカーと、その下に縦長の細い明り取りの窓がある以外、センター部分には何もないので、ここに映すこともやってみた。
この場合ソファの後ろに三脚を設置するしかないので、壁までの距離が3mほどになり、映写画面の大きさも調整できるのだけど、一番小さくしても60インチTV以上の表示面積となる。この大きさだと小さな文字も見やすいし、スマホを縦の状態で映しても問題なく見えるものの、写真だと違いがわかりにくいが画面はかなり暗くなるので、間接照明の下でなら一応はっきりとは見えるけど、映画館のような視認性はない。
うーん、まぁ2万円台で買える個人向けプロジェクターならこんなもんかな。もともとニーズが希薄だったので費用対効果もクソもないんだけど、とりあえず後付けのこじつけニーズはクリアできたので、良しとすることにしよう。ただ本体がそこそこ重いので、そもそも最初のニーズである旅に持って行く気になるかは、ちょっと疑問だけどね。
私も同じ製品を買いました。コスパ良いですよね。ちなみに一応Lineのサポート窓口はあるようです-【公式】D035スマートプロジェクター。以前にHDMI時に台形補正効かない件を問い合わせてみましたが対策はなさそうでした。参考まで。
投稿情報: クラファン好き | 2021/08/22 22:05
あ、そうなんですね。貴重な情報ありがとうございます。そして対策はないんですね。やっぱりなー。
投稿情報: tacovo | 2021/08/23 01:28