今日は先週の孫の話の続きと、マイナンバーカードの保険証利用&公金受取口座登録、あと脳MRI検査の話。
まずは先週手術したと書いた孫だけど、今週の月曜日に早くも退院した。家に帰ってからはすっかり元気に暮らしているようでよかったのだけど、退院までがなかなか大変だったらしい。
今どこの病院でもそうだと思うけど、付き添いの肉親--今回は息子--は別として、それ以外の見舞客を患者に会わせることは、コロナ感染リスク回避のため原則として禁止されている。なので嫁も孫に会いに行くことは入院以来できていなかったのだけど、先週このブログをアップした土曜日の夜、着替えを届けに水戸のその病院まで行ったと。
着替えを直接手渡すこともできないので、たぶんナースセンターのようなところに預けて受け渡しみたいな手続きになるはずだったんだけど、その時に廊下の離れた場所から、孫が嫁が来ているのを見てしまったらしいのね。
そしたらそれまで我慢してたのかわからないけど、孫は一気にホームシックになってしまって、日曜日は一日中、病室のベッドにいると泣いてしまい、息子にママがいた廊下に連れて行けと訴え、仕方ないのでずーっとぐるぐると病院の廊下を散歩していたんだそうだ。そうしていないと泣いてしまうので、息子も一日中付き合わされていたらしい。
縫合したところの痛みは、土曜日の夜にはすっかり収まっていたようで、息子はスゴイ適応力と驚いていたけど、日曜日はそんなことで、また食事の時もずっと半泣きだったらしい。いやいや、いじらしいねぇ。退院してママに会えて、また元気いっぱいになったってことで、よかったよかった。来週末にはまた我が家に来てくれるようで、楽しみですなぁ。
さて、2つ目はマイナンバーカード、マイナポータルの話。6月30日からマイナポイント付与キャンペーン第2弾がまた始まるってことで、我が家は既にカミさんもぼくもカード自体は作ってあるので、新規取得分の5,000ポイントは受け取れないけど、健康保険証としての利用申込みと、公金受取口座の登録で、それぞれ7,500ポイントずつもらえるそうで、これはやらない手はないぞってことで、先週と今週その登録をやってみた。
ぼくはこれまでいろんな手続きをPCからやっていたので、スマホのマイナポータルアプリってのは落としてなかったんだけど、今回はまずそのダウンロードから開始。で、インストールしてみてわかったんだけど、結局このアプリにログインするためには、NFCでマイナンバーカードのICカードから情報を読まないといけないので、健康保険証として利用申込みしたとしても、スマホ単体で使えるわけではないのね。なーんだ。
ただ、マイナンバーカードって、なんだか超極秘情報だと思わされているマイナンバーが書かれているし、ICにはヤバい情報が入っているらしいし、ってので我が家でもずっと金庫にしまいっぱなしだったんだけども、実際にはこれを持ち歩いたとしても、それほどリスクは大きくはない、って情報の方が正しいようだね。
マイナンバーを会社に提出した時、かなり厳格な手順を踏んだし、カードのビニールケースはナンバー部分を隠すように作ってあるし、なんだかちょっとでも他人に知れたら大変だという感覚があるが、マイナンバーはそれ自体では何も意味をなさず、もし何らかの方法で他人のマイナンバーを入手した人が、自治体のサーバにハッキングすることができれば、入手したマイナンバーが誰のものであるかを特定し、おおよその資産を把握することはできるけども、それだけのことだと。クレジットカードのように、入手したら即、悪用できるようなものではないと。
例えば、数千人のマイナンバーが手元にあり、その中から多く資産を持っている人を探して、詐欺とか空き巣のターゲットにするというのであれば、資産の把握も有効ではあるので、大量に管理している企業や証券会社には厳格な運用を求められているのだと。ICには確かに電子証明書の情報が入っているけど、パスワードがなければ読み取れないしね。
なるほど。日本人にありがちな「ヤバそうな情報腫れ物迷信」に見事にヒットしてしまったのね。「知恵袋」系のサイトを見ていると、ほとんど黒魔術に侵されたかのような回答が、「ベストアンサー」をもらってたりするし。まぁ国の持って行き方がヘタクソだよね。これを覆すプロパガンダは大変だろうなぁ。だからこそカード普及率が今だに50%にも届かないようなことになっちゃうのね。
てことでカミさんはまだその迷信下にいるけど、ぼくのカードは金庫から出してきて、自分のデスクの引き出しの中に場所を移した。
あと、今年度末には、生体認証によりスマホ単体でマイナンバーカードとして機能するように、バージョンアップが検討されているらしい。そうなると、スマホさえ持っていれば印鑑証明や住民票をコンビニのマルチコピー機から出すこともできるし、保険証としての利用はまだ検討中とのことだが、いずれはできるようになるらしい。
てので、とりあえずマイナポイントをもらえるように健康保険証としての利用申し込みと公金受取口座の登録をやった。まぁそんなに難しい手続きではなかったものの、何回認証させれば気が済むのよ、ってくらい、何度も何度もマイナンバーカードのNFC読み取りをさせられた。
あとはカミさんの方も同じ手続きをしなきゃな。カミさんのスマホASUS ZenFone Max M2はNFCに対応していないので、今度はPCでカードリーダ経由でやらないといけない。しかしかつては日本メーカー以外のスマホはほとんどNFCなんて搭載してなかったのに、iPhoneが対応し、suicaだけでなくPASMOもスマホに乗せられるようになり、状況は変わったのかね?なんか最近はNFC搭載が当たり前であるかのようなサービス設計が多いよね。
PCでやろうとすると、ブラウザ(我が家はChrome)に「マイナポータルAP」という拡張機能を入れないと認証できないらしい。その辺の案内がややわかりにくくはあったけど、まぁかつて第1弾キャンペーンの時のようにブラウザはIE--ついにサポート終了になったねぇ--じゃなきゃダメだとか、そんなバカなことはなくなって、だいぶマシにはなりましたな。これもデジタル庁が発足した賜物なのだろうか?
その拡張機能を入れてみたら、Chromeからもアクセスできることは確認できたので、いずれカミさんのPCから手続してみることにしよう。
さてさて、3つ目は今日、脳MRI検査を受けてきた話。何年か前の軽井沢でのバス事故をきっかけに、商業用のバスやトラックの運転手は、定期的に脳のMRI検査を受けることが義務付けられたのだけど、そのために作られた国交省の外郭団体から、検査の予約サイトをウチの会社が請け負っている関係で、50歳以上の社員は会社が受診料を全額補填してあげるから受けてきたら?という案内が来た。
脳MRI検査ってのは、脳卒中や認知症リスクを、MRI装置で撮像した画像を解析して診断してくれるもので、この歳になるとやっぱ何かと心配でもあり、そりゃぜひ、と言うことで、しばらく申し込みを忘れていたためギリギリになってしまったんだけど、今日の午後に予約が取れたので、指定された京成曳舟駅そばにある中村病院と言うところに、ちょいと遠いけど受けに行って来た。
検査着に着替え、説明を聞き、金属や磁気を帯びたものを身に着けていないかチェックされ、装置のある部屋に入る。TVドラマなんかではよくそういうシーンを見るけど、自分で受けるのは初めての経験だ。CTとMRIとで違うのかもしれないし、頭が撮像対象だからかもしれないけど、TVドラマでは顔が見えた状態で機械に入っていくが、今日の検査では顔の前面も網状のカバーで覆われ、耳栓をし、頬から耳に掛けてかなり厚いクッション状のものを入れられ、頭が動かないように固定される。
機械に入ると、何をされてるのかわからないまま、ただ周りでいろんな高さのブザーのような音が代わる代わる鳴る感じ。途中で気分が悪くなったら、右手に持たされたカメラ用のエアダスターみたいなモノを強く握って下さい、と言われたが、確かに閉所恐怖症の人にはこれは厳しいかもね。ぼくはそのブザーの音が周期的に変わるのを聞いていたら、眠くなってきちゃったけどね。
てことで検査自体は多分15分弱であっさり終わって、昼飯を食って帰って来た。結果が出るのは約1ヶ月後だと言う。なんか脳がすごく委縮してますね、とか言われたらヤだなぁ。年齢並みに記憶力とかいろんな反応とかも衰えてきてるとは思うけど、他人より進んじゃってる感じはないんだけどね。まぁこういうことは何事もまずやってみることが大事だってことで。結果が出たら--よほど深刻でない限り--またご報告しますね。
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