先週、予想外に早く決まっちゃった阪神優勝について書くって言ったけど、実はそんなに書くこともないんですけどね。
ぼくは多分幼稚園か小学校低学年の頃から、当時東京には住んでいなかったがいわゆる関西地域にも住んだことがないにもかかわらず、阪神ファンだ。これはオフクロの実家だった、今は土地を半分売っちゃって残り半分にオフクロと兄夫妻の二世帯住宅が建っている護国寺の旧家に住んでいた従姉妹が、阪神ファンだったことに影響されてのことなんだけどね。
その頃から兄もぼくも阪神ファンで、TVしかない頃は巨人戦しかやってなかったのでたまにやる阪神との試合を楽しみにしていたし、CSやネットTVの時代になってからは、ほぼ阪神戦しか観ていない。ウチの子供たちがもの心つくころには、SkyperfecTVが既に導入されていたので、彼らはウチにいた時は阪神以外の野球は観た記憶がないはずだ。
巨人大鵬卵焼きと言われ、TVで見やすい主流派のファンになりがちな素直なお子様たちに較べれば、関東地域においてはずいぶんとひねくれていたものだと思うし、しかもこの阪神というチームが、なんでそうなる?っていう情けない負け方とか、シーズン前半好調なのに失速したりとか、そういうことがとても多い特性を持っていたので、そういうマゾヒズムも含めて楽しむような、シニカルな見方をすることが身についていた。
ところが今年は、かつてのような強力打線というわけでもなく、ピッチャーもエースと第2エースが不調という中で、なんだか知らないけど5月に9連勝とかしちゃうし、交流戦では失速してああまたかと思っていたら、そのまま低迷することはなく、かつていわゆる「死のロード」と言われた高校野球に甲子園を明け渡す8月から9月へと、ものすごい強さであれよあれよという間に優勝してしまった。
いや、試合観てると「ものすごい強さ」ってのはあまり感じなかったんだけどね。2ケタ得点で相手を寄せ付けない、みたいな試合もあることはあったけど、多くは接戦で、後半をリリーフ陣が抑えて、結果として勝ってるみたいな。マゾヒズムを発揮する余地がほぼない感じだった。全チームに勝ち越し決定っていうのもすごい。
今年は会社を辞めてリタイアした翌年、ぼくがもの心ついた後初めて優勝した85年は前の会社に入った年、ってことで、ぼくの人生節目の年に優勝してくれてるんだ、その後の人生を応援してくれてるんだなぁと勝手に思ったりして。前回優勝の05年、その前の03年は、特に人生節目ではなかったけど、そろそろ前の会社を辞めようかなと考えていた時期で、転職したのは07年だから、そのタイミングが合っていれば、背中を押されてもうちょっと前向きでいられたのかも、とかね。
てことはこのリタイア人生は、悪くないのかもしれないね。なんてことを勝手に考えている、18年ぶりの阪神優勝でした。すばらしい!ありがとう。おめでとう。
さて、今週もう1つの話題は先週届いた枕の話。以前に「枕シーカー、ついにゴールか?」って記事を書いたのが2019年4月、その後この枕はぼくにしては長く4年とちょっと愛用していたのだけど、やっぱりちょっと不満があってね。
1つは枕自体が基本的に長方形なので、首を乗せる部分が頭に近い方はいいとして、背中に近い方はどうしても宙に浮いてしまうこと。これを解消しようと頭を上に上げると肩が枕に当たってしまう。まぁいかり肩なのが悪いのかもしれないけど、この首の下の部分を支えてくれるようになってるといいなぁと。
もう1つはこれはそれほど大きな不満ではないのだけど、横向きで寝る時に枕の両端の高くなった部分に頭を乗せると、肩幅分に近い高さが確保されるようになっているのはいいのだが、枕自体の幅がそれほど広くはないので、その頭を乗せる場所が狭いこと。
で、こないだ、ぼくは昼間にTVをつけてる--無音にしてることも多い--としたら基本TBSなのだが、ホントにたまたまチャンネル操作の誤りで、2時台くらいにやっていたテレ朝の通販番組を目にする機会があってね。そこで偶然取り上げていたのが今回の"西川睡眠Labo"の「ピローマット Soft」ってヤツで。
これがその、首の下部を支えるような構造になってましてね。単なる枕ではなく「ピローマット」と言う名称の通り、背中の肩甲骨の辺りから上に敷くようになっており、首を乗せるセンターの部分だけ、少し下の位置から立ち上がっている。
おお、これぞ求めていたものかも、と、1万円ちょっとと少し高かったし、ぼくはTV通販と言うものでモノを買ったことがなかったのだけど、これは躊躇なく、テレ朝の通販サイト「ロッピング」に行ってポチった。
先週の水曜日に届いたのを早速使ってみたが、おお、これはなかなかよいのではないか?首の下部まで含めて、下に隙間ができないので、その当たり方にもよるが肩凝りや首凝りの原因になる首筋への負荷がほとんどない。
横向きに寝た時にも、まず幅自体が広いので余裕があるし、高さはそれほど高くないのだが、全体の素材がとても柔らかいウレタンでできており、肩の下の位置まである薄いマット部分がうまくへこんで、肩幅分のギャップはそれほど感じない。また、枕部分への立ち上がりが、逆バンクみたいにZ型に切れ込みが入った形になっているので、肩が当たって首の位置が引っ張られることがない。
ただ、前代の枕はセンター位置にボタン状のものが打ち込まれていてへこんでおり、あおむけで寝た時にぼくのややとんがっている後頭部にうまくはまってくれたのが、今度のこの「ピローマット」は、首位置から上に向けて低くなっているのはよいのだが、センターも端も同じ高さなので、後頭部が落ち着かない。
ならばと今週、たまたまカミさんが社交ダンスのドレスを縫うために出しっぱなしになっていた裁縫セットを借りて、センター部分に×印に糸を縫い付け、少しへこましてみた。そしたら頭が左右にブレるのはだいぶ収まったけど、もう少しへこんでてもいいかも。もうちょっと試行錯誤だな。しまった、もう少し糸を多く残して切っておけばよかった。
てことで枕シーカー道は続く。ただ今回のこの「ピローマット」の形状は、かなり理想形に近づいてる感じはあるね。枕ってとにかくいろんな素材や形状のものを売ってるけど、首の下部を支えるようになっているのは、ぼくの知る限りはこれしかない。
この形を原点に、またいろんな素材とかセンターのへこみ方とか、バリエーションを増やしてほしいけど、「枕」だと言っている限り無理なのかな?基本長方形で真ん中の下部だけ少し出っ張っててスロープが長くなってる、ってだけでも、だいぶいいと思うのだけどね。
「人間工学に基づいた」とかなんとか、いろいろと研究してるようなことを言ってる店やショップは多いけど、もうちょっとちゃんと研究して欲しいものですな。
さてさて、7月にレコーディングした「健康」の新曲2曲が、ブーランの学校の卒業生にして、韓国の超一流マスタリングエンジニア、ジョン・フン氏のご厚意により、素晴らしい音源として仕上がってまいりましたので、とりあえず音だけですが公開してしまいます。よろしかったら下記リンクから聴いてみて下さいませ。
ヤフオクメルカリ
個人の感想です
たまたま今回の記事は、初めてTV通販を見てモノを買った話だったけど、うまいことタイミングが合ってしまいましたな。♪個人の感想です 個人の感想です♪
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