まず京都旅行5日目は、東山南方~伏見に行くプラン。
・9:00発→バス→京都駅(荷物預け)
・バス→10:00清水寺(仁王門、西門、鐘楼、三重塔、経堂、本堂、阿弥陀堂、奥の院、音羽の瀧、子安塔)
・バス→11:45智積院(金堂、講堂、書院、庭園、宝物館)
・[予定外追加]徒歩→三十三間堂 →12:40昼食 智積院茶寮桔梗
・バス→13:35東福寺(通天橋、開山堂、本坊庭園、本堂、禅堂、三門)
・京阪電車→15:07伏見稲荷大社(楼門、本殿、千本鳥居、奥社参拝所)
・JR奈良線→16:14京都駅(土産・弁当買い→荷物出し)
・17:45新幹線→品川→19:54朝霞
まず清水寺だが、そもそも京都駅から清水方面のバス乗り場が、50mほどの列になっており、バスは多数あるからすぐ順番は来るものの、なんでこうメジャーどころに人が集中するかねぇ。23日には『紅葉見頃で観光客殺到 清水寺周辺は大混雑』なんてのがニュースにもなっていたようだが、産寧坂はほぼ原宿竹下通りの様相だ。有名な清水の舞台、定期的に修復はしているようだけど、あれだけ人が乗ったらいずれ落ちるんじゃないの?
こう混んでると、もうほぼ順番に流れていくしかないのだが、着いて見上げる仁王門の偉容や、阿弥陀堂あたりから振り返って見る本堂舞台の壮大さは、やはり大したものだ。ただ残念ながら紅葉は、いくつかきれいな木もあったが、全体的にはもうほぼ終わりかけており、ちょっとくすんだ感じになっちゃってたな。後で行った東福寺も同様だったけど、なんで京都の中でも南方なのに、先に終わるんだろう?
智積院は、築山・泉水庭の先駆けと言われる庭園と、境内の一部に集まって植わっている紅葉が美しい。ここには宝物館の中に、長谷川等伯の国宝の障壁画が展示してあるのはわかっていたが、同じ国宝ならそれよりは千体千手観音の方が観たいよね、ってなって、予定外だったがここから徒歩5分ほどの三十三間堂に向かう。
いやぁしかし、この千体千手観音を始め、本尊千手観音座像も、風神雷神像も二十八部衆像もすべてが国宝で、それがどわっと並んだ迫力はすごい。堂内は撮影禁止なので、写真は三十三間堂のサイトを見てみてくださいね。いやいや、ここは行っとかんとだったな。もともと気にはなってたんだけど、急遽行く気になってよかった。
智積院に戻って内部の会館内にあるレストランで昼食にし、東福寺に向かう。ここは小さな渓谷様になった上の渡り廊下である「通天橋」の両側に広がる紅葉が美しいということで近ごろ人気になっており、清水ほどではないものの人出は多かったが、ここの紅葉も残念ながら終わりかけの感じだったな。冒頭の写真は東福寺へ行く途中の参道でのもので、こういう木もありはしたけどね。
東福寺はこの他、昭和になって作られたという本坊庭園はなかなか斬新だし、本堂--これも昭和に建て直されたもの--や、国宝の三門はかなり立派な建物だ。境内に露店が出ていて、ここで京焼のマグカップを買うかどうかしばらく悩んだりした。結局買わなかったんですけどね。
伏見稲荷大社は千本鳥居で有名な全国のお稲荷さんの総本宮で、楼門や本殿は荘厳だが、ここは実は背後の稲荷山の上まで各種の社殿が並ぶ大きな神社で、この時点で予定を1時間ほど巻いていたので、この山に登るかちょっと悩んだが、かなり大変そうだったのでやめておいた。ここでは自分用に「身体健全御守」--これだけ初穂料が1,500円と高い--を買った。
JR奈良線で京都駅に戻り、新幹線まで2時間半ほど余裕があったので、京都では絶対に買って帰る千枚漬けをはじめ、今週末に孫たちが来る予定があったのでそれに向けてのお菓子とか、帰りの新幹線の中で食べる弁当とか、他にも美味しそうな漬物がないかとかいろいろ物色しつつ、駅の中をぐるぐる歩いた。
来た日に南北の連絡が悪いと感じたが、他にも通路があることや、烏丸口側の駅ビル内のホテルのどこに喫煙所があるとか、いろいろと把握した。ちなみに新幹線の喫煙室が来年春で廃止されるということだが、今回の往復でも喫煙室には結構人が待ってたりしたし、「利用者が少ないから」なんて嘘っ八なんじゃない?なんで無くすかね。
ということで京都旅はこれでおしまい。最終日は終わりかけが多かったけど、ほとんどの紅葉はピークに近い感じで、やっぱり温暖化の下では、時期的には11月最終週が一番よさそうだね。ただ平日だけを狙って来ることを考えると、現役時代は休日を恨んだことなんてなかったけど、23日の勤労感謝の日がネックになるのよね。
23日が日曜だと24日も自動的に休みになっちゃうのでその週は平日が4日しかなくなっちゃうし。なので23日が土曜の年の翌週25日から来て、まず清水寺と東福寺方面を回る、というのがベストかと。たまたま来年がそうなるので、休みが取れる方は狙ってみては?
あと行った中で、もちろん今回は嵯峨野や大原、神護寺、桂離宮方面には行ってないし、例えば東山でも以前行ってよかった高台寺とかには行ってないのであくまで参考ですが、紅葉狩りならここに行っといて間違いはないと思った場所をまとめておくと、
・瑠璃光院 ・圓光寺 ・北野天満宮(御土居のもみじ苑) ・竜安寺 ・永観堂(禅林寺) ・真正極楽寺(真如堂) ・清水寺 ・東福寺
但し瑠璃光院と圓光寺は予約が必要なので要注意。あと真如堂は真如堂前バス停側から行くと急坂と階段で疲弊するので、ぼくがやったように岡崎神社側からアプローチするのがおススメ。途中の金戒光明寺もこれらの次点程度には紅葉がきれいだし。その他次点としては下鴨神社、南禅寺あたりかな。
ちなみに今回行った場所は、神社:4、お寺:19、城:1、公園:1だけど、すべての神社や寺--お堂や社が複数あれば基本その全て、なので少なくとも30ヶ所以上--で、「うちの家族--カミさんと息子、嫁、娘、娘のダンナ、孫たち、オフクロ--が健康で長寿で安寧でありますように」と全員の顔を思い浮かべながらお参りしたので、賽銭は出していないが、これだけ数打ちゃ少しは霊験あるんじゃないかな?
あと冬至にも近いし、この時期日が暮れるのは冬至よりも早いらしいので、16時には切り上げるスケジュールを立てるべきだね。元気があればその分朝早く8時ごろには出る手はあるし。大体どこも8時とか8時半からは拝観できるのでね。
ぼくが立てたプランでは、このブログには拝観時間と移動時間の内訳までは書かなかったけど、例えば石庭にしばらく見入るとかはしないで、あまりひとところに留まらず回って行くなら、この8掛けくらいの時間の見当で回れるってこともわかったんで、ご参考になれば。
我が家がリフォームして以来、トイレが自動的に流れるようになっちゃったんで、いつかやるんじゃないかと危惧していたんだけど、流すことを忘れるってのを、今回ホテルで1度だけだけどやっちまった。大の方じゃなかったんでまだよかったんですけどね。
さて、今日は1ヶ月ちょっとぶりに茨城から孫たちが来て、またまずオフクロの施設に行き、それから我が家に来て昼食を食べる、という一連の流れをやった。孫1号は今週3歳になったので、ぼくらと、大ジジババからそれぞれ、プラレールとトミカのコラボ踏切セットと、トーマスの列車セットを誕生日プレゼントにあげたら、早速開けてパパに組み立ててもらい、大喜びで遊んでいた。
孫1号はだいぶお話が上手になって、おおむね何を言っているかわかるようになった。もっともオフクロの施設では場所見知りで相変わらずほとんどしゃべらないのだが。孫2号はハイハイができるようになり、靴下を脱がせてやると足の指を使ってかなりのスピードで移動する。お手々パチパチもできるようになったが、ママ以外の人が抱っこするとたちまち泣き顔になってしまう。
今週、孫たちが行きそうなところを念入りに掃除し、クリスマスツリーを出したりもしたが、その電飾を「チレイ」と言ってくれたり、飾りつけのリンゴをハイハイして行って掴もうとしたり、いやいや、何度会ってもかわいくて楽しくて、ホントに癒されます。来年の年賀状用に、今回は孫たちとぼくらの4人で写真を撮りました。
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