今週は変なお天気でしたなぁ。前半は5月並みの高温になったかと思ったら、後半は真冬に逆戻り。しかもこの季節には珍しくずっと曇ったり雨だったり。
その一番暖かかった火曜日、税務署に申告に行ってきた。という表現は正しくないな。基本的には文句と確認のために行ったんだけど、相変わらずのお役所仕事に、ちょっとげんなりだったって話。
ぼくはもうリタイアして給与収入はないのだけど、それほどの額ではないが配当収入はある。辞めた会社のストックオプションも株に変えたので、この分の配当もある。これらが源泉徴収されている一方で、各種保険料とかは払ってるのでその控除があり、損益通算すれば源泉徴収分は2万円ちょっとではあるものの帰ってくるはずで、これは多少面倒でも確定申告しないともったいないよね、ってことでね。申告開始日の先週15日に、e-Taxサイトを開いた。
e-Taxのサイトは昨年申告して以来だが、やっぱわかりにくいことには変わりはない。そもそも入口が3つくらいあって、どれでやればいいのかがようわからん。まぁでもその辺は昨年の記憶もおぼろげながら残ってはいるし、多少の記録はメモってあるし、クリアして、いくら戻って来るかがわかるところまではすぐに行ったんだけどね。
問題は基礎控除内なので源泉徴収もされていないし、申告しなくても問題ないだろうと思われる退職金でね。辞めた会社はいわゆる401K、確定拠出年金制度を採用していて、これってどうやって受け取るかを辞めてから選択するのでタイムラグがあり、ぼくの場合は一昨年の11月末で辞めてるんだけど、実際に一時金で受け取ったのは昨年1月になった。一時金で受け取ると退職金扱いになって、令和5年分として源泉徴収票が届いていた。
ところが辞めたタイミングともらったタイミングが年を跨いじゃうと、退職金って、申告システム上退職年が昨年で固定されちゃっていて入力できないんですよ。なんでこんなバカな作りにするかねぇ。そりゃまぁ、従来の概念の退職金は退職年にもらうのが当たり前というのはわかるけども、今や401Kを採用してる企業なんて数限りなくあるはずなのにね。
うーん困ったと、どうやってたどり着いたか忘れたけど、e-Taxで質問できる電話番号に電話かけて問い合わせて、出てきた税理士の人にこの場合どうすればいいの?と訊いたら、そうですか、でもそれは、管轄の税務署に相談していただけますかと。まぁこの人は悪い人ではないとは思うのだけど、源泉徴収票が出てるということは管轄税務署にも連絡が行っちゃってるので、申告しとかないとなんか言われることがあるかもしれませんと言う。
で、しょうがないのでチャリで3分ほどの地元の朝霞税務署に行ってみたら、中に入るには整理券かLineでの予約が必要だという。その窓口の係員にも事情を説明したが、それは一応中に入って確認していただいた方がよいと。めんどくさいなぁ。仕方ないので国税庁となりたくもないLine友になって、今週火曜日の昼に予約をした。ウチはまだ税務署に近いからいいけども、遠い人は頭に来るだろうなぁこれ。
んで当日行ってみると、入口で15分程待たされた挙句、中に入ると「パソコン」「スマホ」などの申請手段別に分かれた矢印が引かれており、その振り分け担当の係員に再度事情を説明すると、じゃあパソコンかなぁ、ってのでそっちの矢印に従って進む。そこではおじさんおばさんたちが20台ほど並べられたPCと格闘し、わからないと手を挙げて係員を呼ぶという、要は自力で申請するための電子機器サポートセンターみたいな様相になっている。
だーらぼくはこの退職金が入らない件を聞きに来ただけなんだよ、とまたまた係員を捕まえて事情を説明すると、その黄色いウィンドブレーカーを着た係員は緑色のを着たややベテランらしき係員のところに行き、その緑色の人が来て、何回説明させるんだよという説明をまたすると、確認してきますと言ってしばらく待たされる。
戻ってきて、それなら退職金は申告しなくていいです、と言うので、ホントだな、後から絶対に四の五の言わないな、と念を押すと、またしばらく待たされて、上司に--とは言わなかったが--確認してきましたが大丈夫ですと言うので、家に帰ってきて保存データを元にe-Taxで申請した。これってもし退職金額が控除上限を超えていたらどうするんだろうね?手で申請書書いて申請するしかないの?
まぁぼくのケースがレアなのはわかるし、リテラシー不足のおじさんおばさんたちにスマホやPCでの申請を推進するのが喫緊の課題なのもわかるけども、なんでこういう画一的な対応しかできないかね。あとこういうシステムの不備はどのくらいで対策されるのかね。こっちは最初からe-Tax使って君たちの手間減らしに協力してあげようとしてるのよ。そういう人たちが簡単に相談できる窓口ってのを作っとけよ。その他ここには書かなかったけど、細かなクレームなら他にもたくさんあるんだからな。
てことでぼくの申告は終わり、昨年同様、カミさんが私の分のもやって、と言うので、こっちも去年のデータを元に申告した。カミさんの方は大学講師等を続けているので、相変わらず給与の支払元が複数あり、税金は追加で納めなきゃならないのだけど、ぼくの収入がほぼないので、配偶者控除が受けられる分、昨年よりもだいぶ減った。
さて、結局1日中冷たい雨になった金曜日には、午後から娘の結婚式の貸衣装の打ち合わせのため、貸衣装屋さんinnocentry TOKYOがある新宿二丁目に向かった。この日は主としてぼくが借りるモーニングのサイズ等の確認と、カミさんの着物の自前で用意できないパーツや、娘の打掛周りの小物や髪飾りなどのどれを借りるかについての打合せだ。
案の定メインであったはずのぼくのモーニングについては20分程で終わり、それから2時間ほどは、家からスーツケースに入れて持って行った着物や小物を広げて、カミさんと娘関係の確認や打ち合わせに終始する。まぁそんなもんですわな。多少の残課題はあれ、一応ほとんどの借りものはFIXできたようなので、よかったんじゃないでしょうか。
さてさて、今日土曜日は、息子や孫がコロナに罹ったりして延び延びになってしまったが、正月2日以来孫たちが我が家にやって来た。ずっと天気が悪く、雪だったら厳しいかもねと言っていたが、今日はたまたまいい天気になってよかった。
ぼくは正月の時同様、午前中にオフクロを江戸川橋の施設まで迎えに行き、11時過ぎに戻って来た。息子一家はその後まもなく来て、カミさんの両親も12時前くらいに着いた。正月に行った時には車椅子を、後席シートを倒し、手すりを奥にして寝かせて乗せたが、そういえばこの車なら立てて積めるんじゃね?とチャレンジしてみたら、もちろんトランクルームとの境のボードは外さないとダメだけど、ちょっと傾ければギリギリ積めることがわかった。
寝起きだったらしく少し機嫌が悪かった孫1号も、すぐに元気を取り戻して遊び始める。前回来た時の「ダンボール、イオンモール」ブームはもう去り、今は幼児向け番組でやっていたという、体全体でABCの形を表していくダンスが彼の中で流行っており、すごいスピードでやるのでじじばばはついて行けない(ちなみに冒頭の写真は「A」をやろうとしているところ)。
息子夫妻もフシギだと言っていたが、特に教えてないのにカタカナも読めるようになったということで、おやつにプリンをあげたら、蓋に書いてあった「カスタードプリン」という文字を、ゆっくりだがちゃんと正確に読んでいた。4月から3年保育の幼稚園に入園するのだが、ちょっと言葉の発音がたどたどしいけど、文字に関する能力はかなり進んでいるのでは?
孫2号はハイハイが体全体をくねくねと曲げてものすごいハイスピードになり、つかまり立ちもできるようになった。短い時間なら手を放しても立っている。4月に1歳の誕生日を迎えるが、こりゃその前に歩きはじめるな。
カミさんがまた気合を入れて作った肉乗せ変わり種ちらし寿司と、ひき肉とチーズと豆腐を組み合わせた和食イタリアン折衷料理と、ラタトゥイユの食事にする。オフクロは施設でなかなか食べさせてくれないのよと、デザートのイチゴをけっこうたくさん食べていた。
15時過ぎに、近くの市役所の駐車場まで、じじばばで孫1号と手を繋ぎ歩いて送って行って、何度もバイバイをして別れた。そう言えば去年の今日は、1ヶ月ちょっとの孫1号シッター茨城在住生活から帰って来た日だったな。それからオフクロを送って行ったが、なんだか今日は道が混んでいて、通常片道30-40分のところ、行きは50分ほど、帰りは1時間以上かかって、風呂と晩飯の時間が少し遅くなってしまった。
てことで今週の出来事sでした。いやいや、毎度のことながら、孫たちが来るとホント癒されます。
あの車椅子は手すりが真ん中で折ってたためるのは知ってるよね?
投稿情報: タコ兄 | 2024/02/25 13:17
もちろん。折ってたたんでもギリギリです
投稿情報: tacovo | 2024/02/25 14:11