2~3週に1度、近所のディスカウントショップに買い出しに行く。埼玉南部ではディスカウントショップと言えば、ロヂャース(「チ」に点々なとこがミソね)である。
買い物って、たぶん、ガキの頃遠足のおやつを買うのに、確か1人200円までっていう規制の中で、かなり大量に買って帰って、おふくろに「あんたって買い物上手ねぇ」っておだてられて以来だと思うんだけど、単純なぼくは男のくせにけっこう好きで、まぁ音楽が好きなのとはレベルと言うか次元が違うけど、それだけに、まさに"趣味"と言うべきものなんですよね。
買い物ってのは、「同じ機能を果たすものをいかに安く買うか」っていう、ある意味戦いというか、とても創造的な行為だと思っているんだけど、それって言い過ぎ?最近は、普通の雑貨なんかだと他の店でいくらで売ってるかまで調べてる時間的余裕はないけど、電化製品なんかを買う時は、昔はいろんな店を回って、今はネットで、さんざん機能とか値段を調べてから買いに行く。買うのを楽しみにするのも趣味の内だから、基本的にそう言うものを衝動買いすることはしない。
いやもちろん、酒類とかジュースとか、そういう液体系は重いので、まぁ酒を飲むのはぼくだけってこともあって、自分で飲む分くらいは買ってくるかってのもあるんだけどさ。でも仕事以外は出不精なカミさんと、買い物好きなぼくと、ここはうまいことマッチしている。
で、そういう創造性の発揮と、その一方で、上に書いたのとちょっと矛盾するようだけど、安い商品ならば、ふと見つけた面白そうなモノを、衝動的に買ってくるってのも楽しいんだよね。そんなことしてたら、せっかく安く買っても、差し引き出費はむしろプラスになってるかも知れないんだけど、まぁいいのよ。そう言うことも含めて趣味なんだから。
でね、この週末は、さすがに最近、"健康"の「近すぎて見えない」って曲を地でいくように、細かい文字が、特に例えば薬とか瓶詰め、ACアダプタなんかの後面にある注意書きとか、文庫本でも特に新潮文庫って字が細かいじゃん?その手のものを、持つ手を伸ばして遠くで見るようになってきてて、来てるなぁ、って感じてたところへ、1,000~2,000円前後の安物の老眼鏡がけっこうたくさん陳列してあるラックを発見。
試しに買ってみるかってことで、使ってみたらこれがなんと!残念至極なことに、極めてよく見えるんですよ。度の強さを1.0とか1.5とかって数字で表すようなんだけど、まだ1.0っていう一番弱いヤツだけどね。いやいや、そんな言い訳しても仕方がない。老眼鏡でよく見えちゃったことは、隠しようのない事実だ。あ~あ。寂しい話だねぇ。
そもそもぼくは、生まれてこの方視力はずっと両眼1.5で、めがねやらコンタクトに類するものって、スキーと水泳の時くらいしかつけたことがない。それだけにショックが大きい。
しかも頭でっかちで顔の幅が広いので、およそこういうものは似合わないんですよね。めがねだけじゃなく帽子とかもね。なので、掛けてるとこの写真も撮ったけど、これは非公開にすることにします。
なんだか歳とともに寂しいことが増えてくるよね。眼は鍛えるわけにも行かないからね。よし、がんばって体だけは鍛え続けるぞ。
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