ウォシュレットとかシャワートイレとか、一般名詞みたいに使われている言葉の複数が、実はみんな商品名--前者はTOTO、後者はINAX--だって製品も、珍しいんじゃないかな。価格.comのカテゴリー名は「温水洗浄便座」。なんか固い言葉だよね。
つい想起してしまうのは、昔、まだぼくが社会人2年生くらいのころ、前の会社で回線リセール業をやってた時に、支社間でも内線で電話をかけられるサービスに、企画部署がちょっとしゃれた英語の省略名をつけたら、ある年寄りの(つっても今のぼくよりは若かったか)取締役が、わかりにくいから「広域内線電話」ってサブタイトルをつけるべきだと主張して通ったときのこと。
だけどその取締役は、元H社のコピーライターで、大変心根のお優しい、当時のR社には珍しい学者肌の方であり、しかも倉本叔父の親友で、かつ義父の学生時代のサークルの先輩でもあり、そのご縁で後に我々夫婦の仲人までしていただいたので、あまり批判的には書きづらいのですが。ならこんな風に無駄に話を逸らすなと。
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