Tacovoの「コト」や「モノ」

今日はライブ

ライブやってきた。

忘れてたなぁ、あの感覚。どの感覚かって言うと、自分ではそんなに舞い上がってる気はないのに、練習でできたことの大体８ガケのことしかできないっていう、あの感覚。

体が憶えた状態って、実は結構リスキーなんだよね。ふとしたはずみに体がそれを忘れると、もう頭では当然憶えてないから、何やっていいんだか一瞬真っ白になるんだよね。そういうことも、年齢とともに症状が進んできて、 なんとなく予測はしていたんだけど、案の定、今日はたぶん４，５回、そういう状況に陥ったな。昔は頭の記憶力でリカバーできていたんだけどね。特に今回は10年ぶりだったから、以前とすごく変わっちゃってる自分を感じたね。

まぁでもそんなに落ち込んでるってことでもないのだけどね。ちょっと引きで見れば、それだけのハイテンションになってたってことは、それはそれで大げさに言えば、わが人生でめったにないことのはずでしょ。なんか昔はそんなテンションを自分で意識してやっていたのだけど、今日はなんとなく入って行ってしまって、とにかくいろんなところで、なんつーか脳ミソが緩んできてるなぁ、オレ。

一見さん(初診)のお客さんが多かったんで、そんなに大盛り上がりってわけにはもちろん行かなかったんだけど、これからだよね。新人コメディアンにしろ、下積みを繰り返すあまたのミュージシャンにしろ、こういうことの繰り返しを、死ぬほど味わってるんだからね。

仕事持ちながらの活動だから、そんなにしょっちゅうライブやるわけにも行かないけど、まぁゆるゆると行きますよ。この歳では超ハイテンションにはもうなれなくても、小出し粘り腰が社会人経験20年を越えた中年のアドバンテージだよね。「若者の特権」ばかりではないぞ。

でも楽しかったなぁ、やっぱりライブをやるのは。ゆるゆるとでも、もうちょっとやったるぜ、粘り腰を発揮したる、っていう気分になれたよ。

ライブ前夜

今日はライブ直前最後のリハで、明日やる曲をMCとかも含めて4セットほど回す集中練習だった。どうなることかと思ったけど、まぁみんな仕事を持つ身で、よくここまでまとまってきたな。正直。

ライブ前夜の気分って、すっごい久々なんで忘れちゃったんだけど、こんなだっけ。なんかうわついたような、落ち着かないような、夜中なのに、眠いのにテンション高いみたいな。

いやいや、久々だからってだけじゃないな。これは、あんなにしょっちゅうライブをやってた学生時代も、その後何度か、前の会社のメンバーでやってたぼくが曲作ってたオリジナルバンド、「わくわくRhythmパラダイス」でやったライブとか、「健康」のサークルOBコンサート出演とかの前夜にも、まったく感じたことがない心持だよね。

それだけちゃんと練習を重ねてきたって思いがあるんだろうな。なにせライブなんてとてもできる気がしない状態だったからね。つい3,4ヶ月前まで。

なんだが珍しい気分なんで、「コトやモノ」の趣旨から少し逸脱しますが、心情を書き留めておく日記でした。

ライブに向けて

さてさて、新PCのセッティングもだいぶ進んできて、残作業もほぼ片付いてきた。あとは返品交換したディスプレイが来たら入れ替えるのと、音楽用PCに前のメインPCについていた一部のドライブやカードをインストールするのと、かあちゃんのPCからネットワークドライブに自動バックアップの設定をするのとだな。

風邪はまだ治らないのだけど、時々においを感じられるようになってきた。ゆっくりではあるけれども順々と治りつつあることがわかる。もうかれこれ8日間味がわからない状態なんだけど、早くすっきりしないかな。もうちょっとだな。こいつがすっきりすると、いよいよ15日のライブモードに突入だ。

今週火曜日に、昨日書いたネットワークドライブを買ってきたのと同時に、また池袋のイシバシに寄って、スティックケースとツリーチャイムを買ってきた。

スティックケースなんて買うの、実は初めてだな。最初は高校の時の彼女に作ってもらったデニムのスティックケース(いまだに持っている。物持ちいいでしょ)、大学のころは中古のドラムセット、YD9000を先輩から買った時にいっしょにくれたビニール製のやつ、そして今回買ったこれ。

スティックケースって、要はフロアタム－－ドラムセットの(通常は)右側に、フロアに直接置く、一番低音が出るタムね－－にひっかけて、演奏中にスティック落とした時とかに、すぐに新しいスティックを取れるようにするのと、まぁあとは普通に、スティックを持ち歩くのとが役割なんだけど、今回買ったやつはすごくスリムにできている。

通常は－－今まで持ってたやつは－－幅15cmくらいあるんだけど、こいつは10cm弱だ。これだとスネア－－ドラムセットの真ん中で、２拍目、４拍目に叩く、つまり最もよく叩く、いわゆる"小太鼓"ね－－のケースに入れられて、持ち運びが簡単だ。スティックってブラシとかマレットとか－－オーケストラだとティンパニーとかを叩く、先っちょに丸いフェルトがついた奴ね。ドラムで使うときは、主にバラードとかで、シンバルを次第に盛り上げてシャーーーーンって叩くときに使う－－とか種類はあるけど、まぁせいぜいそのくらいなので、落とした時のバックアップ用と合わせても、せいぜい６本もあれば足りるので、このくらいの大きさでも十分役に立つのよね。

ツリーチャイムは、今回のライブではやらないのだけど、CDに収録した「アスファルトの舗道を」って曲をやる時に使う。レコーディングの時は、安物のチャイムを使って、音がかなりイマイチで、バンドメンバーの不興を買ったのだけど、ライブではちゃんとした音が出るやつにしたいと、ツリーチャイム専業メーカーであるTreeWorksの製品を買ってきた。これがまたいい音が出るんですよ。レコーディングの時に買えばよかったね。

というわけで、徐々にですがライブに向けて気持ちを盛り上げてきている。来週は前日の14日に最後の練習、そして15日はいよいよ本番だ。約30分、観客は基本内輪のみの予定だけど、なにせ久々のライブだからね。気合いれて行きますよ。

新PC顛末記

日曜か月曜に届くって連絡があった、って先週の日記に書いて以来になってしまった、新PCのその後。なにせ日曜はトラブルで書く余裕がなかったもんでね。

日曜にね、届いたですよ、待ちに待った新PC、Dell Inspiron530。

ところがだな。こないだの日記でせっかく褒めてやったのに、Dell営業の中国人のおねぇちゃん、ディスプレイを間違って納品しやがってね。クレーム入れたら、多少すったもんだあったものの、ほんとは差額が2万くらいあるらしい元々頼んでたはずのディスプレイを、こっちのミスですからと、手数料1,050円だけで交換してくれることになった。

で、今はそのディスプレイを送り返しちゃったんで、結局前のディスプレイを戻して、新メインPCにつないでいる。音楽用PCのほうは、もう19インチCRTを戻すのなんてめんどくさいから、交換ディスプレイが来るまで使わない。たぶん大丈夫だろう。来週ライブで作曲どころじゃないし。

で、ぼくにとって初Vistaの新PCを立ち上げてみたらですね、なんだか結構不安定ジャン、こいつ。不安定っていうか、厳密になったんだろうね。ちょっとでも悪さしそうな、うまいこと認識できない周辺機器がつながっていると、起動できなかったりする。

どうやら前に使っていたカードリーダーがうまく認識できないらしく、こいつがつながってると立ち上がれずに、しばらく放っとくと正常に立ち上がった時の状態まで戻して起動するかどうか聞いてくるので、やむを得まいとそうして、またいくつかのドライバを再度入れて、っていうのを3回くらい繰り返した揚句、カードリーダーが原因だって気づいて、みたいなすったもんだをしたんですよ。なので先週日記が書けなかったんだけどね。

でそこをクリアしたらこんどは、LAN接続で家族共有のファイルサーバとして使ってるio-dataのLAN-iCNってやつが、どうやっても認識できない。調べてみると、Vistaには対応してないという。そりゃま、もう7年も前の代物だから仕方ないとはいえ、ああもうしょうがねーなーってことで、LAN接続Diskを調べて、98からVistaまで対応しているという500GBの製品、今度もio-dataのHDL-GX500Rというのを買ってきて、さっきつないで、旧LANDISKから数時間かかってデータをコピーした。

アプリのインストールは意外にスムーズに行って、どれもほぼ問題なく使えている。

で、その次のちょっとした山は、前のPCの、フォーマットしちゃったCドライブに保存されていた、Outlookの住所録でした。前の会社の知り合いのアドレスとかって、今や前の会社のやつに聞くしか、復活のさせようがないんでね。これはかわいい昔の部下の何人かがいろいろと協力してくれて、昨日かなり復活した。

なにせCD発売とライブの広報をしなければならなかったのでね。

そのほかにもSD-Jukeboxというソフトが、Firefoxからだとインストールできないとか、いくつかの壁をクリアして、新PC君はだいぶ使えるようになってきた。

Vistaですが、まだそんなに使ってないけど、Badな点は、いちいちうるさいっていうか、これもまた厳密に、セキュアになったってことなんだろうけど、何か立ち上げようとするたびに、これは確かにあなたの指示ですね、って聞いてきたりしてうざいところ、Goodな点は、これはVistaのおかげではなく、ドライブ技術と書き込みソフトの進化なんだろうけど、CDコピーがすごく速くなったことかな。

CPUはCore2Duoの2.66GHz、メモリーは2GBというスペックなので、Vistaで言われるスピードについては、今のところストレスを感じない。音楽を流しながら複雑な作業をしても、音が途切れるようなことはまったくない。まぁこのスペックでその高価なディスプレイを含めて12万強で買えたんだから、それはそれで満足すべきことだよね。

あとはDVDコピーがどうかだな。今度のドライブはCD+Rの2層ディスクに対応してるんだけど、何せ今日見てみたら10枚で3,600円とかする代物なので、当分は圧縮して1層のディスクに保存するにしくはない。なにせ普通の4.7GBのDVD-Rなんて、今日買ったのなんか10枚で298円だもんね。さすがロヂャース。一時は避けていた日本製以外のディスクも十分使えるようになってきたし。

となると、フリーソフトとして歴代1位、2位を争うんじゃないかと思われる超すぐれものDVD圧縮ソフト、DVD-Shrinkくんが、ちゃんとVistaでも動いてくれるかどうかが最大の課題だな。

明日はそれと、今度のことに懲りて、ちゃんと定期的にバックアップとるようにしとくのとかな。音楽用PCに旧PCから移植すべきものがまだあと2つばかり残ってるんだけど、なにせ今ディスプレイがついてないからな。そのためにいちいちつなぎかえるなんてやってらんないからね。

この1週間、風邪を押していろいろすったもんだして、やっとだいぶ落ち着いてきた、新PC顛末記でした。

CD発売！

あいかわらず風邪が治らない。今年の風邪はひつこいぞーぉ。このままだと風邪薬中毒になっちまうぞ。

と書いてる今日は実は既に金曜日深夜なのだが、このめでたき日を記録しておかいでか、ってことで、敢えて禁断のバックデート日記だぜ。ってネタばらし。

今日(12月6日(木))は、練習もあったのだけど、それより何より、「健康」のファーストアルバム、「健康」が、ついに急遽発売になったのだ。急遽、というのは、我々は10日発売のつもりでいて、今日の練習で手に入るとわかっていたので、なんだか演奏者本人だけまだ世に出てないものを先にもらって、なんとなくプロにつま先ぐらい引っかかった感を味わいたかったのに、ぼくらの楽曲を気に入って置いてくれることになった販売店DiskUnionのサイトに、こんな風に出てしまったのですよ。

というわけで、あわててオンライン予約者に宅配便でCDを送り、それをあとからメールで知らされるという状況で、残念ながらプロ(つま先)感は味わえなかったのだけど、なにせぼくらの作って演奏して録音したものが、曲がりなりにも世の中に売り出されるんだぜ。これって思ってたよりすごいことだよね。と改めて今思ってる。

ってことで、まるでぽっと出の田舎ミュージシャンが、よーし、故郷の両親、かわいがってくれたおばあちゃん、いやこの際だ、ほとんど音信不通になっていた親戚にさえ送ってやって、「もうちょっとで故郷に錦だぜ～」ってアピールしちゃる(土佐弁だね)と、勢いあまって20枚も買ってしまったみたいに－－あ、いや、実際そのまんまなんですけどね、お恥ずかしいことに－－こんなに仕入れてきてしまったのだ。

この、バンドリーダー"マキゾエ"の知り合いが作ってくれたゴーヤのジャケット、どうですか。なんだか意味深でしょ。意味なんてなーんもなくてただのノリなんですけどね、実態は。

これをエロいと言った元ぼくの部下の"ちろ"ちゃん、うちの会社の女子にこれってエロい？って聞いたら、いやエロくは感じないです、って言ってたぞ。やっぱ君がエロいってことなんじゃないの？(私信だねこれ。失礼。)

昨日うちの会社の連中にbccで広報した。さっそく隣の席に座っている－－うちの会社は席と席がパーティションで半分仕切られていて、前の会社と違って、隣って言ってもそんなに普段から雑談も含めた会話をするわけでもないんだけどね－－T君が買ってくれて、サインしてくれって言うから「ありがとうございます Tacovo」なんて書いてしまった。もしかしてこのCDがめちゃめちゃプレミアついたりして、なんて言ってくれる、なんていい奴なんだ彼は。

今日は会社でそのパーティションの上にアピールするためのクリップ－－店先で値段表示の札を留めてるような、アクリル製のダブルクリップが上下に２つついてて、角度とか自由に変えられる奴("クリックス"っていう今風な商品名らしい。｢ターンプライスクリップ｣っていうカテゴリーなんだね、これ)ね－－を池袋東武の中にある伊東屋で－－あんなとこに伊東屋があるんだねぇ。今日の最大の収穫－－買ってきちゃったりして。

てことで、これを読んでくれている奇特なネットサーファーの皆さん。いやもうぶっちゃけ、買ってくれー。こちらのサイトから全曲視聴＆購入ができるからねー。よろしくー

新PC導入準備

旧PCは壊れたといっても、マザーボードかCドライブのHDだから、拡張カード類とかディスプレイとかは、まだ使えるものがほとんどだ。これは使いまわさないと損だってんで、今日は旧PCを開けて使えそうなものを取り外し、使えるようにする作業をした。

さて始めようかと、旧PC本体をどけて、フタを開ける前に．．．そういえばもう６年前に買ったマシンだから、もう使ってないI/F機器だとか、余計な配線が、山のようにつなげてある。

なにせD-Sub9PinのI/Fなんてまだつながっていて、もう全然使ってないモデムとか、D-Subと携帯の変換ケーブルとかがそのままになってたり、USBももともとは1.0しか装備してなくて、2.0用のPCIバスの拡張ボードをつけてたようなマシンで、もう使ってない1.0機器のケーブルがそのままになってたりするのもいくつかあって、まずこいつらをはずしてお蔵入りにしないといけない。

こいつらがそれぞれどこにつながっているかは．．．こういう時役立つんだよね、マメに記録している「スタジオ配線図」。どのポートに何がつながってるか、全部記録してあるからね、少しだけサボった最近の分は除いて。

配線図を参考に、いらない機器やケーブルは全部はずして袋に入れ、「旧PCにつないであったモノよ」ってマジックでメモ書きして物置にしまった。

そんでこの写真、かなり整理が進んでも元旧PCが置いてあった場所はこんなケーブルぐしゃぐしゃ状態。

旧機器の整理に続いては、先週買ったHDケースにビデオ取り込み用のDドライブを入れてUSBでつないでみる。これがまたいとも簡単に使えるようになる。試しに旧PCのシステムドライブだったHDもケースに入れてつないでみたら、これがなんと全然普通に使える。

なんだ、Dellのサポートに言われてOSの再インストールを試みたときに、Cドライブのフォーマットをするか聞いてきたので、もしかしたらここでやめればCドライブの中身も助かるかも、と思いつつ、いいや、えいっ、ってフォーマットかけて、その後インストール時に案の定固まったんだけど、あの時やめとけば、Cドライブの中身も救われたんジャン。壊れてたのはマザーボード。しまった！ま、いいけどね。Cドライブにはクリティカルなファイルは入れないようにしてたので。

HDの次はボード類だね。旧PCは拡張に拡張を重ねてきたので、こんだけのPCI／AGPボードが宙に浮いた。DVDドライブ類は全部新しいのを今回買ったので、まぁ古いのはもうほんとに時代遅れになっちゃってるので消耗品だと思って、それは捨てるとしてもだ。

ぼくの音楽用PCは前にも書いたけど、いまだにWindows98で動いているんだけど、調べてみると、追加投資したもののうちでも比較的高価なグラフィックボード(つまり17"液晶デジタルディスプレイも)や、Vistaではもはや旧時代の遺物として対応もしてもらえなかったSCSIカード(つまりその先に接続されているDVD＆PD1－－PDなんて今や誰も知らないレアドライブだよね－－ドライブも)を、Win98で動かすドライバは、Net上にまだ置かれているようだ。

これを流用しない手はないよな、っていうんで、音楽用PCからグラフィックボードと・・・なんと旧時代の遺物、巨大な19"ブラウン管ディスプレイをとっぱずして、三菱の17"ディスプレイをつなぐ。SCSIカードもインストールする。

ディスプレイが黒になったんで、キーボードも揃えようってんで、旧PCにつけて使っていたキーボードをつなげ、またマウスは、PS/２(これももう世の中から消えたI/Fだよね)のワイヤレスマウスを前の会社からGetしてきたものを使っていたんで、これにつなき換えてみる。

多少すったもんだあったけど、意外にあっさりと音楽用PCは一新された。本体は白だけど、作業位置から見えるディスプレイ、キーボードはすべて黒で、なかなかいい感じだ。なにせブラウン管で、黒いガワのなんて(たぶん)なかったもんね。

スペースもだいぶ空いて、YAMAHA S80の鍵盤の最高音域半オクターブくらいは、もはや使わないものとしてあきらめていたのが、余裕で弾けるようになった。恐るべしデジタル技術の進歩。

明日はSCSIカードにDVD＆PDドライブをつないでみよう。なにせ配線がラックの裏にびっしりなんで、旧PCの位置から、太いSCSIケーブルを、音楽用PCの位置まで取り回してつなぎ換えるのは、わずか３ｍほどの間ながら、結構大変な作業なのだ。

さて、あとは納品が早まったという新PCを待つぞ。