ハンディ掃除機の次はいきなり車かいっ!
って先週とは3桁も違う買い物を、今日はいきなり決めるつもりはなかったのに、決めてきてしまいました。
まぁなんだか衝動買いみたいな書き方だけと、実際には、今年は9月で車検が切れるから、去年前の会社辞めた時にそれなりにくれたお金は、全部流動性のない 形にするのではなくて、今年車の代金を払えるくらいの金額は取り崩せるようにしとこうとか、とその辺は計画ずくではあるし、9月の車検切れまでに、今回は少し時間かけていろいろ乗り比べてみようかと、少し前から情報は集めていたの ですよ。
ただたまたま動き出した時期が年度末で、こういうことになるかな、ともうすうすは思ってたら、長い付き 合いのマツダの営業マンが、まぁ結構な数字を出してくれたんでね。だからっていきなり半日見ただけで決めることもないのだけどね。
ウチは親の車を譲り受けていた時代から、自力で買うようになってずっと、なぜかマツダの車を買っている。最初がEunos500、次が Eunos800、そして今乗っているMPVと、もう約16年、ずっとマツダ(というか最初の2台の、今は亡きユーノスっていうのは、単なる販売チャネルじゃなくて、今 のトヨタのLexusみたいに、車のブランドでもあったんだけどね)の車に乗り続けている。
「マツダ地獄」という言葉があって、要はマツダの車を買うと、他のメーカーでは下取りが安すぎて、次もマツダの車しか買えず、ずっと乗り続ける羽目 になる、ということなんだけど、これ、実は事実ではないんだよね。今日、HONDAのディーラーと、もう長い付き合いになっているMAZDAディーラーと で見積もり取ったら、下取り査定は実はHONDAの方が高かった。
じゃあなぜ、多くの人にとっては候補にも上らないようなマツダ車に乗り続けているかって言うと、結局私ども夫婦のちょっとヒネた変わったモノ好きと いうか、あまり乗っている人が多すぎる車はヤだという気持ちがあるのと、まぁ無論値引きが大きいって言うのもあるけど、やっぱトヨタや日産にはできないよ うな、マツダ車のいろんなチャレンジ精神が好きなんだな。
MPVにはもう7年乗っていて、やっぱいわゆるミニバンっていうのの使い勝手の良さは代えがたいなぁ、と思いつつ(初めて箇条書きで書いてみよう)、
1)V6エンジンは静かでいいんだけど、いかんせん燃費が悪すぎる。街中ではリッター
5~6Kmしか走らない。これは地球には優しくないでしょ
2)車幅が1825mmもあって、カミさんからはぶ~ぶ~クレームがでていたので、そこを
なんとかしよう
3)子供ももう大きいから、いわゆる家族みんなでワイワイお出かけ的な車ではなくて、
カミさんの両親を乗せる機会はまぁそこそこあるから、そういうこともやれる3列シートが
可能ではありつつも、通常は2列でワゴンのように使えるのがいいな
4)うちの駐車場の構造から、右リアスライドドアは電動がいいな(今の車を買った頃は手動
しかなかった)
というあたりから今回の車選びは始まった。
息子が高校時代は、同じ埼玉ではあるものの、その北の端の本庄というところ(関越の上里SAの近く、と言えばイメージつくかな)にある学校に通っていて、寮(正しくは委託ホーム。まぁまかない付きの下宿のようなとこね)住まいだったんだけど、もう大学に入って今は自宅から通ってるので、大量の荷物を詰め込んでの引っ越しなんてこともないだろう、と。
MPVを買った当時と違って、とにかくミニバンって隆盛時代を迎えているので、選択肢はすごく多い。高級ミニバンクラスでエルグランドとかエスティ マとか、5ナンバーで幅が狭いボックスタイプだとボクシィとかセレナとかステップワゴンとか、最近ではまさに上記の我が家のような夫婦をターゲットに、 マークXジオという、新しいコンセプトの車なんかも出てきている。
でもちょっと情報集めて、真剣に考えてみたら、実はあまり選択肢はなくて、これがいいんじゃん?って思った車がたまたま、同じマツダのプレマシーと いう車だった。結局またマツダかぁ?まぁディーラーのサービスが弱小メーカーだけにすごくよい(点検の度にタダで代車出してくれて、しかも家まで届けに来て、納車時も同様とか)っていうのもあって、気に入ってはいるので、いいけどね。そ ういえばMPV買った頃には、プレマシーなんて車はなくて、もうマツダに買う車はないと思ってたよなぁ...
ぼく的には、そんなくらいのノリで試乗にいったんだけど、試乗してみて、結局買わなかったHONDAのストリーム[上左写真]に乗って家まで来て車庫に入れてみたりしたことは、そのぼくの結論を、自分自身で確かめるとともに、カミさんに理解してもらう行為となった。
我々夫 婦は、時々似た者夫婦と見た目で言われることがある。でも「ちょっと人とは変わったモノ、行き(≒生き)方が好き」っていうここのところは、我々自 身自覚している、精神面での元々の"似た者"ぶりのところだよね。考えてみれば。
HONDAの営業マンも、結構頑張った数字出してくれたと思うのよ。マツダの数字との差は、前述した下取り金額をはじめ、予想よりはなかったしね。
でもこのプレマシーは、幅はステップワゴン[右上写真]よりは6cmほど広い(今の車よりは7cm以上狭い)けど、比較的新しいためもあり、あまり公道を走ってない上に、
1)家族でお出かけ的で今大人気の箱型で
はなく、車高が低くてステーションワゴン
にやや近く、立体駐車場にも駐車可能
2)そのタイプながら、右リアから助手席へのウォークス
ルーができる
3)そもそもそのタイプだとリアがスライドドア
なのはこの車だけ(後註:トヨタISISもそう
です。でも他の条件は揃わないけど)
4)2列目シートが左右分かれたキャプテン
タイプなんだけど、ちょっとした操作で
これが3人掛けのベンチシートに
早変わりする「からくりシート」
5)独自の直噴エンジンを積んでおり、
パワーはありながら燃費はクラストップ
6)オートマなんだけど、マニュアルでシフト
を変えることもできる(ステアリングにF1
マシンのようにボタンでミッションチェンジするパドルシフトがついてます)
まぁほかにも静かさとか、カーナビとか、オプションで左サイドと前方を映すカメラがつけられるとか、いくつか要因はあったんだけど、結局は、 上で言ったチャレンジ精神も含めて、ぼくらの微妙にサブカルチャ好き的な感性が、マツダのモノづくり精神に近いんだろうね。
てことで長くなりましたが、マツダのプレマシーという車の、20S DISIというタイプで、わりあい明るいブルーの[冒頭の写真参照]を買うことにしました。月末か来月頭の納車かな。このGWは、この車でいろんな道を走れるプログラムを組もうっと。なんか楽しみだなぁ。
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