今日は書かないつもりだったんだけど、何度も書いてる上原ひろみのライブ映像がこれまたあまりにすごかったんで、短いけど書いとくね。「お気に入りの音楽」シリーズは3か月前の前回も上原ひろみだったのだけどね。
飛び石連休だった今週、なぜかそれが明けた24日の水曜日は、夕方から夜にかけて、TBSでCDTVの15周年スペシャルと、こっちはマイナーだと思うけど東京Jazz2008のTV放送がNHKのBS HiVisionであって、音楽三昧を続けざまに録画することになった日だった。
CDTVの方はまぁ、メシ食いながらとかそういう"ながら"ノリで観ればよいものなんだけど、東京Jazzの方は、たしか4日連続くらいで、複数日に渡った気鋭のミュージシャンたちの東京国際フォーラムでのライブを放送してくれて、24日には上原ひろみ率いるHiromi's SonicbloomのLiveが放送されたので、今日まで楽しみにしておいてさっき観たのですわ。
これがねぇ、すごいのよ。放送は2曲だけだったんだけど、前に「お気に入りの音楽」で書いた最新アルバム「Beyond Standard」に収録されていた『上を向いて歩こう』の、特に上原ひろみのソロが、もう圧巻。グランドピアノと、その右に直角にセッティングしたエレピとの間を自在に行ったり来たりするソロ。
右手でエレピを16分とか3連で刻みながら、左手でアコピのソロを普通に右手同様のテクニックで弾きまくる。最後に両手ともアコピに戻してからも、超早弾きとスーパーリズム感、体全体を使ったど迫力で盛り上げる。圧倒する。
この人のピアノ弾きとしてのテクニックは本当にすごいね。チックコリアが惚れ込むだけのことはある。
その上この曲の最後の終わり方がまた渋い。手動フェードアウトして、最後は8小節くらい、全員無音になって、でもなぜかリズムは取れていて、一番最後の2拍のキメフレーズがぴったり合う。すごいなぁこの人たち。
というわけで、これだけ読んでもワケわかんないと思うけど、とりあえず書いてしまいました。You Tubeで探してもこの映像は出てないみたいなんだよね。NHKはNetチェック厳しいのかな?
とにかくこないだ予約した11月23日の国際フォーラムCホールでのライブが、ホントに楽しみになってまいりました。
※すいません。肖像権とか著作権とか無視してますが、一大ファンのすることですのでご容赦いただきたく。
問題ありましたら削除しますのでコメントを入れて下さいませ。
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