時刻表好きだって、書いたことあったっけ?あぁ、副都心線開通の時に書いてるね。ところがニッチなぼくのニーズに応えるには一般的な時刻表じゃ間に合わない。
そもそも東上線の朝霞という駅から徒歩約5分のところにある我が家に---というか10年前まで7年間住んだ、和光市駅から徒歩10分とやや遠かったけど、「和光」よりはなんとなく語感的になのか聴感的になのかカミさんともども気に入っていた「朝霞」市の端っこのテラスハウス型マンションに---越してきたのは、カミさんの実家に近いってのもあるけど、1つには始発駅だったことがぼく的にはかなり大きな決め手になっていた。
そのために、そのまた前に住んでいた練馬駅そばのマンションから、超早起きして朝7時前に和光市駅に来て、始発って本当に座れるのか、どのくらいの込み具合なのか、確かめたりもした。
始発駅と言っても地下鉄の始発駅は、前の会社が出していた『住宅情報』の始発駅特集でも相手にされない、つまり"始発駅DB?"に入ってないので、注目度 が不当に低く、坪単価が安いってのもあったけど、とにかくちょっと待てば座って寝て会社に行けるっていうのが、超魅力的だった。
最寄駅が朝霞駅だってことは、なぜだか過去なんとなく書かずにきたけど、まぁ別に書いてもどうってことないので書いちゃいましょう。朝霞っていう駅は、市役所がある市の中心部のくせに、後から隣にできた武蔵野線との乗り換え駅、朝霞台と、有楽町線・副都心線が東上線から分かれる和光市駅との間に挟まれ、朝霞台の次の志木にも、和光市の前の成増にも停まる急行の、前後5駅では唯一通過駅で、準急でないと停まらない、ある意味虐げられた、不動産査定価格には不利な駅だ。
でも副都心線ができて、和光市から池袋の間の地下鉄部分で急行とか通勤急行とかが走り出した現在、地下はRapidでも和光市から先に直通で乗り入れる場合の東上線乗り入れ部分では各駅停車なので、和光市の次の朝霞って駅は、そこに住む者にとっては無駄な停車駅の少ない、実は想定外に便利な駅に、ありがたいことに化してくれた。
話を戻すけど---一般的な時刻表じゃ間に合わないって話にね---帰りじゃなくて行きを考える際、あくまで座って楽するのが目的の場合、乗換案内のサービスは確かに便利なんだけど、月島とか、渋谷とかに何時に行くには、最短所要時間の場合朝霞駅に何時に乗ればいいか、ってことはわかっても、そもそも和光市から乗る電車が始発かどうかがわからないし、朝霞から1駅の和光市駅の地下鉄の始発を待つ列に、確実に座れる順番で並ぶためには、朝霞を何時に出ればいいか、なんてことは、検索できるはずもない。
てことで、以前にも作っていたんだけど、副都心線ができてダイヤがややこしくなり、大変そうだから、副都心線の便利さを実感するまで重い腰が上がらなかった、「寝て行く時刻表」を、今日は結局4時間ほどかけて作成した。
富ヶ谷に通ってる頃は東上線で池袋に出て、埼京線で新宿へ、さらに乗り換え小田急線で代々木八幡駅に、というルートを使っていて、これが時間的には一番早いんだけど、これだと和光市始発のメリットが生かせず、寝て行くわけにいかない。その時期が1年ちょっと続いて通勤先が代々木八幡から月島に変わり、また和光市から始発で行くことになったら、歴然と体調がよくなった。やはり朝の電車での約40分の2度寝が、ぼくの体にはかなり重要だったのですね。
出向元の富ヶ谷に通っていた時は、副都心線ができてからも、ルートは変えてなかったんだけど、月島に行くようになって定期をキャンセルしてからも富ヶ谷に直行することがたびたびあって、試しに副都心線で明治神宮前まで行き、千代田線で代々木公園に、というルートで行ってみたら、確かに時間はかかるけど、乗り換えは1回で済むし、池袋からの運賃は160円で済むし、なにより寝れるじゃないか!ゆっくりと。
しかも新宿付近に直行したり、渋谷経由で東横線沿線に直行したり、という時、和光市始発だと鈍行しかないので時間はかかるものの、とにかく座れて寝れて楽に行ける。
てことで、これはヤバい、便利さを実感したからには自分にウソをついてはいけない、ってことで、重い腰を上げたのね。
ほら、今回のはかなり複雑になっちゃったよ。でもこれ見ると、例えば9:00とか9:30とか10:00とかに、月島や明治神宮前の他にも、行く可能性のある渋谷とか市ヶ谷とか新宿とかに行くためには、何時に朝霞駅でどういう種類の列車に乗って、和光市で何分発の列車に乗り換えればいいかが一目でわかる。慣れてないと見方が複雑だけど。
残念なことはまだあって、Excel2007で作っちゃったら、2003以前のバージョンの形式で保存してそっちで見てみると、色とかが限定されていたため、ちょっと見づらくなってしまう。まぁこれは覚悟していたのだけどね。
けっこう大変だったのよ。「えきから時刻表」にある路線時刻表(つまりある駅に注目してその駅を電車が何時に発車するかの一覧ではなく、ある列車が、それぞれの駅に何時に着くかを記した、いわゆる一般的時刻表形式の書き方ね)と、和光市駅や朝霞駅の、始発マークやら8両編成マークやら行き先マークやら急行・準急などの色分けやらがあってやたら複雑になってる駅時刻表と睨み合わせながら、これ作るのは。
時間帯によって変わる混み具合とか、その列車の出発時刻前後の始発以外の列車との兼ね合いとかで、和光市何分始発に確実に乗るための朝霞駅の発時間は変わってくる。これをもちろん全部の列車を試したわけじゃない中で、この時刻発なら大丈夫だろうと、目星をつけて乗るべき列車を決め、時間を入れていくのもね。
こんなニッチなもの、誰もいらないだろうと思うけど、万一欲しいって人がいたら、コメント書き込んでくださいませ。Excelファイルで差し上げますことよ。
よ、よ、四時間すか・・・(^^;;
まめだぁ・・
出勤時間帯が日によって結構変わるのかしら??ある程度決まってればそこまでやらないかなぁ?なんて想像しちゃいました。
自分も早く起きてゆっくり寝てゆく派なのですが始発駅まで戻ったりする且つ乗り換えはないので早めにさえ行けばOKです。でも準急利用で立って満員電車に乗るより30分くらい時間かかってるかも。(笑)
投稿情報: 主審 | 2008/10/12 09:10
なんだかねぇ、たとえば先週も、月島にまっすぐ行ったのは5日のうち2日だけ、
基本内勤なのに、けっこうあっちこっちで会議があったり、お客さん候補に
ヒアリングに行ったりってのがあって、その都度調べてると結構面倒だった
のですよ。
しかも以前、単に有楽町線で都心に出るだけの時はシンプルだったん
だけど、副都心線ができて、しかも西武と東武と両方に乗り入れてるんで、
超複雑なのです。
まぁよくあんだけのダイヤを組んだよね。さすがに西武と東武が合流する
小竹向原駅での接続とかは、やっぱ無理があって、あまりうまくできて
ないんだけどね。
投稿情報: Tacovo | 2008/10/12 22:09