今日は娘がニュージーランド北島のオークランドという街へ2週間の語学研修ホームステイ旅行に行くので、カミさんと一緒に成田まで送って行くことにした。
東京マラソンが行われた今日は、首都高が混むんじゃないかと少し心配していたけど、高島平から中央環状を通って葛西に出、そこから東関道を通る、距離計で家からぴったり100Kmのルートは、風が強くてハンドルを取られることがあった以外は、まったく混むことなく、1時間ちょっとで着いてしまった。集合時間までまだ2時間近くある。
考えてみれば成田に車で来たのは、自信はないけど初めてじゃないかと思う。宮野木ジャンクションから先の東関道も、そこから分かれて成田まで行く道 も、全く記憶にない。人の送り迎えで成田まで付き合うことってあまりないし、そう言えばもうずいぶん長いこと--たぶん8年ほど前に当時サンディエゴに住 んでいた兄一家を訪ねた時以来--ぼく自身は海外には行っておらず、そのころは空港そばの安い駐車場に車を停めとくっていう知恵はなかったのでね。
娘は英語の勉強が好きなわけではなく、やってないってことはないけどかなりイヤイヤな感じなんだけど、バレエでいずれは海外に行ってみたいという気持ちもちょっとはあるらしく、こういう研修とかにはけっこう積極的に行きたがる。
娘の学校は受験校で、とにかく現役で大学に入ることが至上命題みたいな熱心な教育方針なんだけど、そういう学校には珍しく、今回の中学から高校に上がるときの2週間の研修の他にも、高校1年から2年になる時には今度は3ヶ月の長期カリキュラムもある。今回もその時も、ホームステイ先ではちゃんと学校に通うし、通常の勉強は遅れないようにいろいろと工夫がしてあるらしい。
今回の研修は120名ほどの生徒のうち行くのは20名ほど、3ヶ月のほうはさすがにもっと参加者は少ないらしいんだけど、娘はこれにも行きたいと言っていて、カリキュラムの関係で来月早々には行くかどうか申告しなきゃいけないって言うから、まぁ今回行ってみてよかったらね、と言ってあるんだけど、もちろんタダじゃないから親は大変だ。
あんなに勉強嫌いで、親が言わないと何もしないし、ホームステイ先でちゃんとやれるのか、積極的に英語でコミュニケーションを取ろうと出来るのか、カミさんから見ると心配でならない娘のことだけど、思ったよりはちゃんとやるんじゃないの、と、父としては彼女を信じてやりたいので、そういう気持ちはなるべく大事にしてあげたいと思っておりますけどね。
さて、早く着きすぎてしまったのをこれ幸いと、娘とカミさんは、出発ロビー2階のカフェで、朝から家で作っていてまだ数が揃っていなかったお土産用の折り紙人形の作成を開始した。ぼくはスーツケースが重量制限の20Kgぎりぎりになってしまったために、パンパンに膨らんでしまった娘の手持ちバッグを、もう少し大きいものが売っていれば買って取り替えてやろうかと、ショップを巡ってバッグを探す。
まぁまぁのバッグは売ってはいたんだけど、ちょっと高いのと、本人が気に入った色がなかったのとで、やっぱり買うのをやめたりしているうちに、集合時間の4時が近づいてきた。旅行会社の添乗員からチケット--といっても最近は電子化されてしまって、手渡されるのはただのコピーなのね--を受け取り、チェックインして、またちょっと待ち時間があったりしてから、5時前にはゲートをくぐって行った。
今日は帰りに、一足早くETCでの通行料が1,000円に値下げされた東京湾アクアラインを通って帰ろうかと言っていたんだけど、成田で帰りの高速に乗ってみると、なんと強風で通行止めになっているという。仕方ないのでアクアラインは2週間後に迎えに行く時まで取っておくことにして、今日は元来たルートでまっすぐ帰ることにした。
その2週間後には、土日の一般高速がいくら走ってもMAX1,000円までしかかからなくなると言う。そのために今、ETCの車載器は特需が起きているらしいけど、こういう経済政策は歓迎だね。
この強風で飛行機はまともに飛ぶのかちょっと心配になったけど、帰ってきてからNetで見ると、ちゃんと予定通り飛んで行ったという。オークランドまで10時間半、ほぼ真南に飛ぶのかと思っていたら、ニュージーランドは日本とは時差が4時間もあるそうで、到着時刻の日本時間5時は、向こうでは9時になるらしい。極東と言われる日本よりも、早く時間を刻んでる国があるってのは、なんだか不思議な感じだね。
だけどいいなぁ、ニュージーランド。一度は行ってみたい。3ヶ月の研修旅行の行き先は、シアトルかニュージーランドらしいんだけど、もし娘がまた行くことになったら、カミさんとそのうち1週間くらい合流しようと、帰りの車で話し合いました。
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