あまりこの話題を引っ張るつもりはなかったんだけど、始めちゃったことは気合さえ入ればやり遂げたい性格に煽られ、この週末、結局けっこうこれに時間を取られたんで、書いておくことにしましょう。
先週最寄りのTSUTAYAに行ったらなかったCDを探して、近所の別のレンタルショップに行ったら、小さいくせにここがなかなか優秀で、「Surf & Snow」と「Reincarnation」が置いてあった。しかも1週間レンタルでも元々1枚200円、その日のうちに返せば150円だと言う。ラッキー、ってんで借りてきて、あとは貸し出し中で借りられなかった「時のないホテル」と「Pearl Pierce」の2枚だ。
チャリンコで戻って借りてきた2枚を玄関に置き、今度は車に乗って、TSUTAYAの朝霞市内の別の店舗に探しに行く。
この辺ではもっとも大きな三原店に行ってみると、「時のないホテル」はあるんだけど「Pearl Pierce」だけはない。店の情報端末で調べると、店員に聞いてくれ、とある。聞いてみると、「以前は置いてあったんですが今はないようですね」とのこと。朝霞市内4店舗ではどこに返してもよいというサービスを利用し、先週朝霞店で借りた5枚のCDを返してから、今度は北朝霞店に向かう。
するとなんとここには、ユーミンのCDが1枚も置いてないじゃないか!うーむ。かつては出せばミリオンセラーだった彼女のアルバム、今回の新作の前の、3年前に出したアルバム「A Girl In Summer」はなんと12万枚しか売れず、ユーミン神話もついに終焉を迎えたかと言われる昨今、若者にはあまり受けは良くないんだろうとはいえ、中高年層の購買力をなめたらいかんぜよ!
てことで、結局「Pearl Pierce」だけは買うか、ってことにした。前後のアルバムの中では、本人が「大人向きに作った」と言う通り、ホーンセクションを使ったAOR風のアレンジだったり、ジャケットデザインだったり、すごくソフィスティケイトされていて、10曲全部がものすごく計算しつくされたダントツの完成度の一品。珍しく季節設定が夏の曲が多いこともあり、ユーミンの作品の中ではやや異彩を放っているにもかかわらず、最高傑作だと評する声も多い、たぶん聴いた回数ではぼく自身も最も多いアルバムなのでね。
そういえば当時学生だったぼくらの間で、歌詞に賛否両論あってけっこう話題になったよな。「DANG DANG」の"彼女は知らないなら友達になるわ それしか貴方に会うチャンスはないもの 今は"とか、「Focus」の"あなただけにめぐり逢うために 今まで私あんまりもてなかった"とかってフレーズが。前者の方は特に、多くの女子は共感し、多くの男子は嫌悪あるいは恐怖した。そのくらい影響力のでかい存在だったよね、彼女は当時。
で、もうあんまり引っ張るのも嫌だったので、なるべく早く仕上げようと、Amazonがしつこく勧めてくる"Amazonプライム"の1ヶ月無料体験ってやつに初めて登録して、お急ぎ便無料サービスを利用することにした。昨日の夕方発注して、今日の18時過ぎには届いたから、こいつは確かになかなか便利だ。しかも設定を変えれば、1ヵ月後の有料サービス自動移行を止めることもできる。さすがAmazon。見習うべきところが多い。
だけど「年間3,900円」っていう表示はどうなんでしょうね。「月あたり325円」って書いた方が抵抗感なくない?
てことで、音源はそろった。先週から昨日の深夜にかけて選曲しつつリッピング(PCに取り込むこと)してあったのに、「Pearl Pierce」の2曲を加え、そのままだとアルバムごとのマスタリングの傾向の違いで音圧が異なるので、wavファイル編集ソフトを使ってゲインを調整し、ついにベスト盤が完成!
ちなみに選曲はこんな感じ。有名な曲もあるけど、かなり地味な曲も選んでるので、これを見て全部の曲が思い出せるって人は、80年代ユーミンオタクを自称してもよいと思いますよ。
1 A Happy new Year(昨晩...) 2 2人のストリート(DA・DI・DA)
3 ノーサイド(No Side) 4 夕闇をひとり(昨晩...)
5 セシルの週末(時のないホテル) 6 消息(Pearl Pierce)
7 ダンデライオン(Voyager) 8 5cmの向う岸(時のないホテル)
9 街角のペシミスト(昨晩...) 10ようこそ輝く時間へ(Pearl Pierce)
11心のまま(Reincarnation) 12ビュッフェにて(昨晩...)
13不思議な体験(Voyager) 14恋人と来ないで(Surf&Snow)
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さて、これまたちょいとしつこくて恐縮ですが、先週3株が咲いていた我が家のプランターの芝桜が、5株全部花開いたので、その写真も載せときますね。自分の庭、秩父のことを軽々に語られてはねぇ、とのたまった熊谷在住、先週の記事にコメントを入れていただいたHさん、また載せちゃいました。すんまそん。
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