社会人？つーか女子との会話のため？の嗜みとして、血液型とか星座とかの、それぞれの性格類型とか相性とか、そういう知識は一通りあるつもりだ。いやそれどころか、結構好きなんだよねそういうの。信じるとか信じないとかってこととは別として。だって話題のきっかけとしては抜群じゃね？それとか兄弟構成とか、そういうのってさ。お恥ずかしい話ですが。
んで翻って我が家は、いまさらナンですが、血液型も星座も、カミさんとぼくはいわゆる相性が良いと言われる組み合わせなんだけど．．．
でも大体ぼくは、人に血液型を当てさせるとまず絶対当たらない人で、大体の人が３つ目か４つ目に言う血液型をしているひねくれものなんですけど．．．なん か自意識過剰風でこっ恥ずかしい限りですが、このブログの記事をいくつか読んでくれている方で、ぼくの血液型を知らない方、何型だと思いますか？
これまで書いてきた旅行のプランニングしたり予約したりする時の役割分担とか、だいたいこういう長文ブログをくじけそうになりながらも毎週末書き続けてることとか、会社での仕事ぶりもそうだからそう言われるのだろうけど、まず間違いなくＡ型だと言われる。
んでまたカミさんが小学校のころ番を張っていただけあって、見事に親分肌、細かいことはあまり得意でない方だし、自分に都合の悪いことはきれいに忘れるタイプでね。
なんせ、モノを壊すのは我が家ではたぶん彼女がＮｏ.1だ。まず前のパソコンのキーボードは棚から落ちてきた置時計かなんかにより、「Ｏ」と「Ｆ１」のキーが欠けているし、１日に３回くらいはなんか落としたりして「ギャー」っていう叫び声が聞こえるが、家族からはああまたか、と流されているサザエさんのような人だ。
ＣＳチューナーのカードリーダーのフタ、こいつを閉めないとチューナーが動作しないという余計な機能がついているがために、1Ｆと2Ｆにあるチューナーのカードをたびたび差し替えて１契約分の料金で２か所で観ている我が家では、このフタが結構重要なのだけど、２Ｆのこのフタの開け方がわからなかった彼女、強引に引っ張ってロック部分を折ってしまったために、今ではこのフタがしょっちゅう落ちて、我が家のストレスになっている。
にもかかわらず先日、「あぁもうこのフタ、なんで落ちるのよ」って切れてるから、そりゃアンタが壊したからでしょ、って言ったら、「え？壊したの私？んなわけないでしょ」と来た。おいおい、そりゃないでしょ、と説明したら一旦は不承不承そうだったっけ？なんて言ってたくせに、今日に至って、「だってそんなの壊す理由が、私にはないじゃん」と、１週間経ってさえ自分が原因であることをしつこく認めていない。
ぼくとカミさんの両方を知っている人はもちろん、こう書いてくると多分ぼくらを知らない人でも、一般に言われる血液型類型で言うと、全く逆に思えると思うんだけど、ところがなんと！ぼくはＯ型、カミさんはＡ型なんですよ。
まぁ確かにガリ勉タイプの彼女と、気合が入らないかぎりちゃらんぽらんというか、なんとかしてサボりたいと思っている、息子にも娘にも遺伝してしまったために、彼女には相当なストレスになっていると思われるぼくの性向を考えると、血液型類型に近いとも言えるんですけどね。
それに、妙に神経質なところもあったりする。たとえば、「混ざる」と言うことに対して、彼女は敏感だ。ロヂャースでぼくが買ってくることになっているボディーソープは、通常は詰め替え用を買ってきて、10回や20回分は、ボトルの使い回しをするんだけど、違う香りのを買ってきたりすると、前のやつが普通に押しても全く出なくなってから、中にお湯を入れて溶かして薄めて使いきり、さらに洗ってから詰め替えている。
そんなわずかにしか残ってないやつと新しいのを混ぜたところで、1：99くらいの比率になっちゃうから、前のが残ってようがほぼ検知できないことは間違いないし、塩素系と酸性の洗剤を混ぜるのと違って、有毒ガスが出るわけでもないのに、なんだかそういうとこにこだわる。こういうのはＡ型っぽいと言えるのかも知れない。
だけどこの歳になると、夫婦って言うのはなんかちょっと性格が変わってくるって言うか、最後に一緒に暮らしているのはこの人なんだよね、っていう見方になってこない？この歳で相方がいない人って、寄り添って生きていくそういう人がいないことって、すっげー寂しいんじゃね？って思いませんか？
そういう性格のこととかも、もう普通のことになってきて、お互い相手のよくない所に対しては、平気で辛辣なこと言いながら、互いに受け入れないことはもうわかってるみたいな、老人性の会話になっていくのだなきっと。一昔前だと、「おかめ」「ヤド六」って言いあってるみたいなさ。
つまりもう混ざり切っちゃって、これ以上は混ざらないってとこまで来ちゃってるってことが、お互いわかってきちゃった状況ってことだよね。暖かいような寂しいような話だな。
ふと考えてみたら、カミさんと会う前と会ってからの人生の長さが、去年の４月で逆転してるんだよね。23歳と２ヶ月で会って、それから24年と４ヶ月経っている。つまり彼女と生きてきた年月の方がそれまでの人生よりも長くなってる。それってすごいことだよね。
だからまぁ、お互いの性格は性格のまま、仲良く生きていきましょうや。なんじゃこりゃ？妻への公開メッセージ？恥ずかし。
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