なんだか2年連続で、カミさんの実家で飯を食った後寝てしまい、起きたら11時になっていた。年末の休暇は、今年は特に28日が月曜日だからってのもあるけど、この3日間、カミさんの遅い年賀状印刷とカレンダー作成、買い物やら正月飾りの準備でバタバタしてるうちにあっという間に大晦日になってしまい、疲れが取れないうちに夜になってしまうからだな。
TVがつまらないから、ってのもあるか。昔の大晦日は、レコード大賞と紅白が、もう少し楽しみだったよね。それがいまや、レコード大賞はすっかり廃れてしまって、30日に放送してしまう上に、大体もう「レコード」大賞じゃねえだろうって言うの。時代の変化に全然ついていけてない。
紅白だってそうじゃない?放送開始がどんどん早くなって、今年もきっと60%くらいの視聴率を取り、去年の秋元順子だっけ?あのおばちゃんみたいなリバイバルヒットを生むのかもしれないけど、とにかく今年まったく活躍していなかった大御所たちが出てきて歌うのは何?
昔も菅原洋一とかいたか。でも五木ひろしにしろ石川さゆりにしろ北島三郎にしろ、なんでこいつらが出てきて、昔のヒット曲を歌うの?紅白でしか見ないような人が存在するの?もちろんこんな機会しか音楽番組を観ないおじいちゃんおばあちゃんにわかりやすいから、ってのはわかるけど、もう少しその年に売れたと言う事実に真摯であって欲しいと思う。
まぁでも、最後のほうにコブクロとか絢香が出てきたり、紅組のトリがドリカムだったりするのは、これはこれで時代の変化を表しているのかも知れない。ついて来るのが少し遅れ気味なだけで、これが世の中の平均なのかも知れない。大衆芸能の、これが普通のあり方なのかも。
だけどやっぱり、昔のチャカ・カーンみたいに、毎回裏切られる新しい音楽で、でもカッコよくて、しかも毎回必ず売れるって言うのが、やっぱしすごいし、そういうミュージシャンって最近ではなかなかいないよね。
紅白に限らず、相変わらず裏番組がつまんないよね。っつーか最近のゴールデンの番組たちって、どうしてこう揃いも揃って面白くないんだろう。年末年始は特に、ほとんどみんな収録でゴールデンでやるような企画が拡大されて放送されるので、もう全然面白くない。
深夜にやってる番組たちのいろんな実験的な取り組みのほうがずっと面白い。深夜からゴールデン枠に行く番組も、ほとんどが「なんで?」っていうくらい面白くない。あるいは毒気を抜かれて面白くなくなってしまう。
正月もこのところ大体、とんねるずが挑戦する奴とかも含めて、スポーツ系の番組を観てしまう。それか「さんタク」みたいないつもと違うノリの彼らを観られる番組ね。かくし芸大会も最終回らしいけど、やっぱし何が起こるかわからないライブ性と、練習すればできるって言うんじゃない珍しいノリがないと、面白くないよね。
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さて、去年同様、今日ばかりはバックデートせずに書いてますが、実際に今書いてるこの時間は、12月31日の23時50分ごろだ。TV番組に限らず、年明けの感動ってどんどん薄れていく気がする。これは年を取ってきた証拠か?特に寝ておきたら11時だったって言う状況は、どうしてもそうなってしまう。
今年(今現在はまだ来年だけど)は冬季オリンピックとワールドカップがある。って、期待するものも結局スポーツイベントだな。以前に叔父である倉本聰が何かに書いていたけど、どんなにがんばって脚本を書いてドラマを仕立てたとしても、スポーツの興奮や感動にはまったく敵わないと。
そうなんだろうな。実際。やっぱトップアスリートが体を躍動させて見せる筋書きのないドラマ--っていうとすごくありきたりな言い方だけども--が、根源的な感動を生むんだろうな。そういうことでは、今年は期待すべき年なんだろうな。
さて、「え?もう?」って感じでカウントダウンが始まったぞ。
っつーか、おい娘、ジャニーズうるせえっつーの。CDTVのほうがよくない?
あけましておめでとうございます。
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