バンドがらみの話題続きで恐縮ですが、昨日の記事ではサクっと書いたけど、今週はこないだのライブのビデオをいろいろといじくるので、けっこう時間を費やした。
SONY HDR-CX370Vはメモリに録画するタイプなので、これまで我が家で息子が生まれる前の年から22年間使い続けたテープ録画式とは全然違って、添付のPMBと言うソフトをPCにインストールし、USBでつなぐと自動的に先日買った1GB HDに取り込まれるので、これをPC上でいじくると言う形になる。
最終的にDVDなどで保存しないと将来に互換性を保って残しておくのが困難なので、この方式が結局正しいと言うことはよくわかってるんだけど、これまでずっとテープ文化で、取りきったらとりあえずそのまま保管しておくと言うやり方に慣れきっているので、これはこれで昭和世代には結構な発想の転換だ。
んで、先週のライブもその日のうちにPCに取り込んで、でもPMBの編集機能って貧弱なんだよね。撮った映像から、一部を部分的に切り出すことがせいぜいで、場面転換の時のいろんな効果とか、そもそも長い映像にチャプターを打つことすらできない。
だいたいビデオカメラの一般的ハイビジョンフォーマットであるAVCHDって奴が結構曲者で、DVD-Videoのファイル形態もかなり複雑だったけど、これにさらに輪をかけて、複数のフォルダにいろんな複雑なファイルを、かなりの数作るようになっている。SONYのカメラの場合、これらが拡張子が.m2tsという形式のファイルでPCに取り込まれるんだけども、これを編集できるフリーソフトって言うのが、調べてみると世の中にはほとんどない。
Windows7では、メールソフトがデフォルトではついてなくて、Windows Liveメールと言うソフトをダウンロードする方式になったけど、このWidows Liveシリーズの1つ、Windows Live ムービーメーカーっていうソフト(冒頭の写真)が、フリーウェアでは現状でほとんど唯一、ハイビジョン映像を編集できるソフトらしい。
んじゃそいつでちょっとビデオをいじってみるかと、試しにアフターステージの打ち上げとか、最後のブーランの挨拶シーンを、ちょっとだけつないだり効果を加えたりしてみたのだけど、なぜか保存できるフォーマットに、1080iという元のビデオの解像度方式がない上に、保存してみると音声が切れてしまっている。
もう少し追求してみれば、この問題も解決できるのかもしれないけど、やっぱマイクロソフトのこの手のフリーウェアって、どうにも機能的に中途半端で我慢ならない。
結局ライブ映像は、プレステージ、本ステージ、アフターステージとも、不必要な部分はPMBの機能でカットしたけど、それ以外には特に編集を加えることなく、自分の保存用のAVCHD形式と、バンドメンバー配布用のDVD-Video形式の2種類を作ることになった。
以前に8ミリビデオに撮った過去の映像を、DVDに落とすのに足掛け3年ほどかけたのだけど、ハイビジョン映像となると、この時にそろえたソフトとかビデオカードとかはほとんど役に立たない。また、こうして作ったAVCHD方式のDVDは、残念ながら我が家のハイビジョンレコーダーでは観ることができない。
こうなると、いよいよBlu-Rayレコーダーが欲しくなってくる。と言うことで、最新の機種をいくつか、今週調べてみた。たまたまタイミングよく、日経新聞の商品欄でBlu-Rayレコーダーの比較記事を載せてくれたりして、SONY、Panasonic、Sharpの3機種が紹介されていたけども、今現在はPanaに一日の長があるみたいだね。
どうもPanaって、ノートPCでは実はぼくは最も高く評価しているメーカーなのだけど、AV製品ってあまり信用してなくて、我が家にはほとんどない。でもまぁ日本最大の電機メーカーですからねぇ。マネやダサさはあっても、優れているところは優れているんだろう。
だけどBlu-Ray化をするってことは、TSUTAYAで借りてくるのもBlu-Rayがあるならそっちを、ってことになる。てことは、PCで今DVD Shrinkを使ってやってるのと同様に、Blu-Rayディスクをコピーできる仕組みが必要になる。
これも調べてみると、そういうソフトがちゃんとあるらしい。だけどBlu-Rayドライブは、これは買わないわけに行かない。これまた調べてみると、最近は結構価格がこなれてきているようだ。しかもハイビジョンの編集ソフトとか、もちろんいわゆるSE版だけども、基本的なことはほとんどできるソフトが、いろいろとひっついてくる。
どんなにHD容量がでかいレコーダーでも、過去の経験によるといずれはパツパツになって録画内容の整理に追われる、ってことはわかっている。でもBlu-Rayディスクに直接ハイビジョンで撮るってことができるなら、この問題は一気に解決する。しかも最近のコーデックは、ハイビジョン映像を従来のアナログのSPよりも小さいくらいの圧縮率で収めてくれるらしい。
これでどのくらい映像が悪くなるのか、これは観てみないとわからないけど、Blu-Rayディスク1枚に、1クール分のドラマが全部、しかもハイビジョンで保存できるなら、娘はきっと大喜びだ。
Blu-Rayディスクも安くなってきたしねぇ。全般に価格がこなれてきて、そろそろ買い時だよね。
だけどなぁ、1Fと2Fのレコーダーを買い替え、PC用のドライブを買い、あとねぇ、もう十数年前に買ったスタジオのAVアンプ、こいつも当然HDMIなんかに対応してないので、これ以上機器を増やすならもう買い換えるしかない。
これについても調べてみると、ONKYOからTX-SA608という、なかなか安くていい機種が出ているらしい。これまでの機種とは様相が異なり、HDMI端子を自由に入力ソース名にアサインできるようになっていたり、これまたなかなか想像力を刺激してくれそうな代物だ。
でもこれらを全部買うとなると、合計20数万の出費となる。これがなかなか悩ましい。我が家は現在、学費出費がピーク状態だからねぇ。今年いっぱい、息子が就職するまでは。
てことで、ボーナス商戦を狙いつつ、6月期なので来月来年の様子がわかる我が社の組織&給与動向を見て、どこまで投資するか決めようかな。景気悪いからねぇ。そんなに芳しくはないだろうけどね。
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いやしかし、今日のサッカーは惜しかったねぇ。相手はホントにスーパースター軍団だったからね。川島、神がかり的だったのにね。韓国戦があんまりひどかったから、それに比べればだいぶ期待が持てる試合だった。でもドイツWCの直前にも、ドイツ相手にいい試合したんだよね。それを思い出してしまった。本番、がんばって欲しいなぁ。
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