このところの週末の各種メンテナンスシリーズの、当面の最後となりそうな、自転車のパンク修理をしてもらいに、今日は何度も自転車屋さんに行く羽目になった。
自転車って言えば、健康&エコブームに乗ってか、最近乗ってる人増えたよね。特にわが社のある代官山みたいな、ちょいとおしゃれな街では、このところ流行のおしゃれなロードバイクで車道を爆走する若者がほんとに多い。
2年前に改正された道交法では、駐車車両がいたりして危険な場合には歩道を走っていいってことになったそうだけど、原則として車道を走らなきゃいけないことに変わりはない。だけど日本の狭い道路の端をビュンビュン走るのは、本当に危ないと思う。
車を運転してる時に、駐車車両を急によけてきたりされるとかなり怖いし、歩行者として歩いている時は、信号無視はするわ、横断歩道を斜めに突っ切ったりするわ、いまやかなりの事故原因になっているはずだ。
ヨーロッパとかでは、もうずいぶん前から自転車で通勤したりするのが流行っていて、都心にバイクプールを設けて、レンタルバイクをそこに乗り捨てにしてもいいっていうビジネスなんかが結構な規模になってるそうだけど、日本ではこれは合わないよね。大体住んでる所から勤務先までの距離が遠いし、その間片側3車線の道を走り続けられるなんていうロケーションはまずあり得ない。
チャリといえば高校生の頃は、週末は毎週のように、護国寺の実家から神保町あたりまで、中古レコードを買いにチャリで出かけていた。ちょっと前に30年ぶりくらいに、当時よく通ったレコード屋さんを訪ねてみたら、やはり残念ながら行きつけだった店3件ほどのうち、2件は商売換えをしてしまったようだったけど、岩波ホールの裏にあるササキレコード社に行ってみたら、いまだに営業していて感動した。
もっとも今は、当然のことながらもうLPレコードなんて置いてなくて、みんなCDになってしまった。当時かわいがってくれたおばちゃんは、もう代替わりしたのか、ぼくと同い年かちょっと若いくらいの女性が店番をしていたけど、あれはあの頃時々制服を着て帰ってきてた、あの店の娘さんと思しき人だったのかな?
話を戻しますと、そんなロードバイクなんておしゃれな代物では全然なく、普通のママチャリを中心に、我が家にはなぜか4人家族なのに6台の自転車がある。
なにせ自転車って、昔に比べたらこれもバカみたいに安くなった商品の1つでしょ?昔はどんなに安くたって4,5万くらいはしてたのに、今はロヂャースとかのディスカウントショップに行くと、1万円台前半で普通に手に入るもんね。なのですっかり消耗品化してきている。
我が家でも、ちょっと汚くなってきたり壊れてきたりしたら買い換えるってのを繰り返してきていて、でも捨てる方はなかなか面倒で、以前には積載容量のデカかったMPVに一気に4台のチャリを乗せ、リサイクルセンターまで行って捨てて買い換えたりしたけども、今の車にはそんなにチャリは乗らないのよね。ま、リサイクル業者を呼べばよいのだけど。
しかも息子が高校の頃は、埼玉北部の町で寮から学校に通うのに自転車は必需品で、ものすごい利用頻度で使っていたため、半年も乗ると調子が悪くなり、これを買い換えては、一応まだ乗れると持ち帰ってきたりしてた結果、6台も残ることになってしまった。
でもチャリってのは品質が値段に比例するんだよね。安物自転車を2台乗りつぶした息子が、今度はもう少しいいやつを買ってくれというので、日本製の樹脂チェーンの5万円位するヤツを買ってやったら、この自転車は今も我が家でメインに使われる1台になっている。
以前は家族4人でチャリに乗って、お隣の和光市にある樹林公園と言う広い公園まで行ったりしたけども、最近はそういうこともなく、カミさんは買い物に行くのにほぼ毎日ママチャリを使うけど、それ以外はみんながそれぞれ必要に応じてたまに乗る、って感じになってきた。
その結果、よく使われるのはそのママチャリと息子が乗ってた2台だけって状況なのだけど、その2台が両方ともパンクしてしまったのですよ。まぁロクに手入れもしてないし、少しくらい空気が抜けてても入れやしないから、タイヤは傷む一方だし、パンクもしょっちゅうだ。ママチャリのほうは娘が子供用の補助籠に座ってた頃から使ってるから、もうボロボロになって当然なのだけど、その補助籠に買い物した品物を載せられるのが便利で、カミさんはいまだにこれに乗っている。
んで、珍しく全員いた今日の昼飯時に、誰か一緒に自転車やさんまでつきあってよ、って言ったら、そういうことには揃いも揃って不精なわが家族は、なんだかんだと行けない理由を述べ立てる。
誰に似たのか屁理屈の得意な息子は、2人で行ったら2人ともが歩いて1往復半することになるけど、1人ならまず1台持って行き、それが直る頃にもう1台を持って行き、ってやれば、1人が1往復+2片道で済むから、そのほうが効率的じゃん、とかほざきやがる。
ああいいよ、もうお前らには頼まんと、結局おいらがその1往復+2片道をすることにし、まぁそんなに遠くはないのだけども、歩いて5分ほどの自転車屋さんに行く羽目になったってことでね。
ママチャリのほうはもうタイヤだめだよ、と言われたので、さすがに次にパンクしたら買い替えかな。
よし。これで、「やらなきゃならないこと」がだいぶ片づいてきたぞ。あとは娘の受験候補大学の調査だけだな。つーかそんなの自分でやれっツーの!
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