今日は昼間からめずらしく護国寺にある実家に向った。実家の2件隣に住んでいる兄を交えて、ほぼ初めてと言っていい家族会議を行うためだ。
あまり詳しくは書かないけど、親父ももうすぐ84歳、頭もボケておらず相変わらず口が達者なのは結構なことなのだけど、2世帯住宅の隣に住むおふくろの姉に当たる親父と同い年の伯母とともに、いろいろと今後の心配を解消しておきたいらしく、不動産だ相続だって話でね。
ぼくのカメラだのスマホだのといった小型電化製品好きは、明らかに親父の遺伝であり、兄はカメラなんてまるでこだわりがなく、今はやりのミラーレス一眼だのって何の意味があるの?なんて言ってしまうのだけど、親父は相変わらず今使っているデジタル一眼ももう5年だか経つから、とかなんとか理由をつけて、新しい機種の選定に入っているらしい。この辺の心持ちがとってもよく理解できてしまうのだけど...
同じように理解できる心持として、もうまったく使わなくなった古い銀塩カメラ--ぼくは一眼レフとかそういう高級カメラにはあまり興味がないのだけど、Pentaxの645という往年の名機だったらしいカメラに、レンズ3本、ストロボなどがフルセットになったもの(ケース付き)で、新品の時は全部で40万くらいはしたらしい--をまだ取ってあって、ただ下取りに出すのはもったいないから、誰か欲しそうな奴いないか、と言う。
銀塩カメラなら最近凝ってるってので真っ先に思いつくのが大学時代の友人&バンド仲間Tで、去年秋の超久々のOBライブの時も、ずっと自主的にカメラを持って写真を撮りまくっていた。彼はサークル内婚だったから嫁ともども--嫁はこのライブの時、ぼくの出た"Nisshie's Angels"のコーラスを担当したE子--の付き合いであり、なぜかウチの親父とオフクロ夫婦が仲人をしたと言う近しい間柄だから、そんなら今電話かけてみようと言うことになって、訊いてみたら買うと言う。値段は最初親父が吹っかけていたけど、最後はいくらでもいいということになり、話がまとまった。
んで受け渡し方法の話になり、電話のやり取りを聞いていたら、香川の田舎者のくせに嫁のセレブに乗っかって世田谷の奥沢なんぞに住んでいるTの帰り道に、ぼくの会社が近いってことで、勝手にぼくが私設運び屋になることになっている。おいおい、それって結構重いんじゃないの?って持ってみたら、かなりズッシリ来る。
たまたまライターを持ってくのを忘れて、4個100円のライターを1つもらったのだけど、これがお駄賃だって、なんでおいらがこんなもんわずか25円の搬送料で運ばにゃならんのよ。頭に来たので帰って来てから体重計で測ってみたら、5.6Kgもあった。これを今度は会社まで持ってくの?もぅ、面倒くせーな。これはTからマージン取るしかないな。
てことで帰って来てから、入試の冬ラウンドがおとといで一段落し、あとは来週の発表を待って、ダメなら春ラウンドに再チャレンジするってことで、プチほっこりの娘の部屋に、こないだまでカミさんが使っていて、紙がジャムりがちになって買い替えた旧プリンタ、HPのJ6480を設置した。
だって既に買い置いてあった替えインクカートリッジ3本、これだけで1万円くらいするのが、もったいないじゃん?カミさんって機械と相性が悪い人なので、どうも彼女が使うとトラブるんだけど、ぼくや娘だとそんなことなかったりするのでね。しばらく使ってみそ、ってことで。
出窓のでっぱりのところにうまいことすっぽり収まったJ6480の電源をつなぐと、無線なのであとは娘のPCの「通常使うプリンタ」の設定を変えるだけだ。テストしてみたら思った通り、特に問題なく使える。机とか本棚とかテーブルとか、全て白一色で揃えた娘の部屋にもマッチして、なかなかいい感じだ。
もうひとつ今週は、風呂TVのリモコンの調子がおかしくなって、AmazonでYazawaというメーカー防滴のリモコンを購入したら、裏の電池ブタがどう頑張っても開かず、めんどくさいことに返品交換するという事件もあった。
Amazonって、知らなかったけど返品もなかなかシステマティックなんだね。サイト上で登録して、表示されたバーコードをプリントアウトし、送ってきた梱包に戻してこのプリントアウト物を貼り、ゆうパックの着払いで送ってくれと言う。交換品は送り返す前に、交換の登録をしてすぐ、新品として送ってくれる。
今日届いた交換品は、電池ブタもまともで、さっそく試してみたら・・・。風呂TVのリモコンって映像発信元にしている東芝のDVDレコーダーに無線で信号を送っているだけなのだけど、このリモコンはTV専用で、DVDレコーダーには使えないらしい。なんだよもう。今日は実家に行く前に、郵便局でけっこうな時間並ばされたりしたのに。
しかも調子の悪かった元のリモコンが、電池を抜いてリセットしたことにより、結局直ってしまった。防滴リモコンの値段は1,300円ほどで大したことはないんだけど、何のためにバタバタしたんだか。
夕方になってロヂャースに買い出しに行って、コードがいつもからまっちゃってあまりに面倒だったため、コードリールのインナーイヤーイヤホンを買ってみたのだけど、こいつのメーカーがまたYazawa。機器購入DBを見てみると、Yazawaの製品なんてこれまででこれらが初めてだ。珍しいこともあるもんだよね。
ちょっと心配していたこのイヤホンは、安物だから音質はそこそこだけども、試してみたらまぁ普通に使えた。からまらないというストレス解消は、どうせ地下鉄の中で聴くのでそれほど音質を追究しなくても、よっぽどひどくなければいいってことを思えば、かなり嬉しい。
ぼくは「使い勝手」志向が強いし、それがその製品の本質とは違うところでの工夫だったとしても、うまく効果を発揮すればけっこう意義が大きいと思っている人なので、1,260円の価値は十分あったと思う。Yazawaさん、リモコンのトラブルはあったけど、貴社を見限るのは一応やめておきましたのでね。
夜になって娘の卒業記念ルスツスキー家族旅行を予約して、さてあとこの週末は、採用される運びになったこないだ作った新曲を、ボーカリスト2名が低すぎるって言うんで、5半音ほど上げる作業を残すのみだ。単純に転調するだけなら、ちょっと設定をいじるだけでできるのだけど、5半音も上げるとなると音域が高すぎて変なところが出てくるので、こいつを調整しなきゃならない。
そういう作業もまぁ嫌いじゃないからいいんだけど、なんだか最近作りたいモードに入っていて、次の曲の構想を練り始めたりもしている。今度は「健康」用には初めての、どメジャーにしようと思っている。ってことでしばらくまた忙しい週末が続きそうな予感でございます。
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