9月になりましたなぁ。昨夜なんか夜は割合涼しくて、仕事で遅くなったカミさんと近所の洋食屋でメシ食っての帰り道は、雨が降らなかった我が家の近所も、気持よく歩くことができた。今日は久々に雨が降って灼熱地獄も勢いに陰が射し、キリンの麦芽1.3倍ビール「秋味」も発売されたし、いよいよ秋ですなぁ。
んで、この9月は、昨年もこのブログのページをかなり割いた学生時代のサークル「音感」の、昨年の盛り上がりに気をよくしてこれから毎年やろうということになった「Home Comings Day」ライブの2回目が、今度は六本木のKento'sというライブハウスで23日に行われるってことで、ここんとこ仕事もバタバタしているのだけど、プライベートでは2ヶ月ぶりに、バンドのことがかなりのマインドシェアを占める月になりそうだ。
このライブはまだ2度目なので、そこら辺の"慣例"が成立しておらず、去年このライブのために結成した「Nisshie's Angels」は、今年もやるのかなー?と思いながら、あまつさえ前回7月の「健康」ライブの時に来てくれた「Nisshie's」のメンバーの皆さんと、今年はどうするんだろうね、なんて言ってたのに放置してたら、みんなそれぞれ別のバンドを組んで出ることになったらしく、そういう"かつての看板(?)バンド"と"毎回結成するバンド"と、ちょっとだけ去年結成したバンドが出る、という構成になったようだ。
7月のライブに一緒に出ていただいた大先輩のバンド「一升」のリーダーで、このイベントの、というか「音感」のこの世代の"影番"のミチヲさんがいろいろと暗躍し、出番のない人にバンドを組ませたり、メンバーをアサインしたりしてくれているようで、3週前のこのタイミングで、タイムテーブルが頻繁に変更される。ぼくの同期の女性陣も裏方として始動し、ご家族を巻き込んでいろいろと大わらわになってきた。
てことで今回は、去年マキゾエが中国のクライアントのワガママで都合がつかなくなり、直前に出演辞退した「健康」がオリジナルメンバー5人で出るのと、あと余興として2組--今のとこ--ほど、「健康」メンバーでサポートすることになった。
明後日のリハを控え、ライブに向けた月の始まりなんて言いながら、「健康」自体の個人練習はよいとして、まずは前回ライブ前のリハでマキゾエの手から落下し、見た目割れたりはしていないのに、どこかにヒビが入ったらしく、鳴りが悪くなってしまった木魚の発注から開始するという、「健康」ならではのバカバカしさ。
5年ほど前にやっぱりネットで購入した白木の3.5寸木魚は、確か1万円以上した記憶があるんだけど、しかもその頃はAmazonなんかじゃ扱ってなくて、仏具屋さんでしか手に入らなかったと思うんだけど、今回探してみたら結構値段も下がっており、Aamzonでもたくさん扱いがあった。本格的なのは「ホームアンドキッチン」カテゴリー、安価なのは「楽器」か「おもちゃ」カテゴリーに入っているらしい。レビューまで入っていて笑ってしまう。
3.5寸木魚だと、やっぱ音のピッチが高すぎて、「ポク ポク ポク」ではなく「コッ コッ コッ」って感じになっちゃうのがイマイチで、もう少しでかいのをとも思っていたのだけど、ま、この値段なら、ダメなら5.5寸とかのを買えばいいやと、とりあえずパーティーグッズとして売っていた1,600円くらいのおもちゃを発注してみた。でかいと荷物になるからね。この手の球形のものって、かさばってどうしようもない。
それからバックバンドとしてやることになったCarpentersの2曲のコピーだ。いやぁ、ぼくらの世代にとって、Carpentersって超琴線だよね。ぼくが小学校高学年の時に、兄貴がまずCarpentersから洋楽に入っていったこともあって、当時のぼくの実家では、もちろん各部屋にレコードプレーヤーなんてなかったから、リビングで否応なく繰り返し聴かされた時期があって、もうノスタルジーのカタマリだ。すっかり頭がCarpentersモードになってしまって、今もぼくが唯一持っているベスト盤2枚組CDを聴きながらこれを書いとります。「Goodbye To Love」のFuzzビンビンのギターソロなんて、もう涙モンですわ。
今回多分人生で初めてコピーしてみてわかったのだけど、当時のこういうポップスのドラムって、今にして思うと結構斬新だよね。超有名な某曲なんて、まぁスローテンポで静か目なこともあるけども、なんとスネアを一切使っていない。2拍4拍のハイハットのアクセントだけで、盛り上がるリフレインの部分も全てこなして、オカズにもスネアは出てこない。サイドスティック--スネアのフープ(周りの輪っか)をスティックを寝かしてカッ カッって叩くやつね--も使ってない。これ、もしかしてスネアのないドラムセットでレコーディングしたのかなぁ。それってものすごい画期的。
この週末は、あと「John Carter」という映画にかなり感動。これはStar Warsやアバターに匹敵する大作だね。制作費がかかりすぎて赤字になったって話だけど、ストーリーも良く出来てると思うし、とにかく世界観の作り込みからして気合が違う。Star Warsに似たシーンなんかも出てきたけど、むしろ100年前に書かれたこの作品の原作の方を、Star Warsの制作陣がオマージュとして取り入れたりしていたらしい。
DVD/BDが発売されたばかりで、今TVコマーシャルなんかもやってるみたいだけど、映画館でやってる時ノーマークだったなぁ。有名な俳優は一切出てないけども、この映画は観る価値あると思います。ハリウッドはこうでないとね。映像がすごいから、ぜひBDで観ることをオススメします。
てことで9月が始まりました。
コメント