このところずっとPCとか電化製品の類を買ってなかったんだよね。ずっとっつったって、ぼくのずっとは世間の人に比べたら大したことはないのかもしれないけど、娘のクロスバイクを除くと、壊れて買い替えたお風呂TV、これは「防衛的投資」なので対象外と考えれば、4月に買った廉価版のBDプレーヤー以来だ。なにせ不景気な世の中だからね。お金は節約しないとね。なんてみんなが言ってるとますます景気は悪くなってしまうんだけど。
このままだともしかしてぼくの「POINT集約先」の2つ、TSUTAYAのT-PointとビックカメラのBic-Pointのうち後者が、ついに無使用期間期限2年を過ぎてしまうかもという懸念まで生まれた状況に、だけどぼくのPC家電熱は衰えたわけではなくて、カカクコムでずっと値段をウォッチしていた製品が3つほどあった。
1つはこれはもう何年か前からずっとどうしようかと思って、機種も決めていて、そうこうするうちに新機種が出てしまって、あまつさえそれが発売当初よりは既に1万数千円も下がっているのに、とりあえず今現在困っていないので手を出しかねている、スタジオのAVアンプだ。
う~ん、こいつを買い換えると今の5.1チャンネルから7.1チャンネルになるのでスピーカーも買わないといけないし、もう14年くらい使っているYAMAHAのAVアンプ、確かにHDMIポートはないし、音場のシミュレータ性能とかは、最近の機種に比べてダメダメなんだけども、とりあえず元気に働いてくれてるんだよねぇ。今はほとんどBDレコーダーの出力しか観ないので、HDMI出力はTV直つなぎでも困ってないし、冷静に考えてこいつは優先順位が低い。
そして2つ目が、いわゆる「ウルトラブック」と言われる、最速CPU搭載でかつ薄型軽量のノートPC。好きなんだよねこういうの。これも現状では、AirMacに対抗できるのはASUSのZENBOOKシリーズが唯一で、これもかなりたくさんのバリエーションがあるんだけど、画面の解像度とか、SSDの容量とかで機種選定して、ずっとウォッチしていた。
このUX-21Aという機種、Winsows8が出て、値段が下がってくるかなぁ、と思っていたら、多少は下がったんだけど、狙っていた6万円はなかなか切らない。しかもWindowsノートPCは、ネットブックのASUS EeePC S101と、acerのA4ノート、Aspire3820があって、これまた特に困っているわけではない。薄くて高性能ってのには惹かれるけど、これもまぁ変わり映えのしない投資だよなぁ。
そして3つ目が、今回買ったAndoroidタブレット、TF300Tだ。iPADを使ってる人、Andoroidタブレットを使ってる人、周りには何人もいて、AndoroidスマホISW11Fでは、やっぱりキー入力の不便さとか画面の小ささとかで限界を感じていた昨今、これはもしかしたら、過去もう20年くらい探し求め続けては裏切られている、紙のシステム手帳の代替ができるガジェットになり得るかもしれない、これがやっぱ変わり映え的にも優先順位高いよなぁ、となんとなく心に決めていた。
しかしEeePC S101を買ったのが4年前の11月。当時このWindowsXP搭載のネットブックが69,800円で、ネットブックとしては当時としてもやや高めの値段だったけども、それなりの薄さやデザイン性が光っていたものだけども、同じASUSのウルトラブックUX-21Aは、今現在はまた最安値が7万円台に戻ってしまったものの、一時は6万1千円台だったってこともオドロキだ。
さらに、この、これまたASUSのTF300Tは、クワッドコアCPU Tegra3搭載、画面解像度1280×800ドット、MMC32GBに加えWebストレージ5GBが無料でついてきて、キーボード付きモデルで3万円台前半という、まぁまた4年くらい経ったら同じように慨嘆しているのかもしれないけど、安くなったよなぁ。
こいつの値段をウォッチし始めた3,4ヶ月前、値段は大体38,000円ほどで、時々大阪ボンバーというショップが、34,800円という戦略価格で切り込んでは、あっという間に売り切れてまた値段が戻るということを繰り返していた。だけどこれは絶対に3万円台前半の、それも下の方でしか買わないぞと決めて、カカクコムのアラートメールの設定を、32,000円を切ったら、という条件にしていた。
その後AmazonのKindleに対抗して、GoogleがNexus7を出してきて、こういう台湾メーカーが出してる機種とかも、少し値段が下がるかなぁと期待してたんだけど、Nexus7は、まぁまぁ戦略的な価格とは言うものの、思ったほど安くはなかったこともあって、それほど劇的に値段が下がるということはなかった。
だけど何ヶ月かかけてじりじりと下がってきた値段に、今週月曜日、ついにまた大阪ボンバーがぶっ込み、始めてカカクコムのアラートメールが来た。なんと31,800円というではないですか。よしこれはもう買うしかないと、すぐに申し込んで入手、水曜日に届いたってわけですわ。
今はまた33,000円ほどに戻り、大阪ボンバーもその値段までしか下げてないみたいなので、いいタイミングだったようですね。まぁまたすぐに下がってしまうとは思うけども。
さて、昨日の夜から今日にかけて、まだじっくりでもないけどもいじってみた感じでは、悪くないですなこれ。キーボードもセットだと重さは1.1Kgほどになり、EeePCとほぼ同じ、大きさも厚さもほぼ同じなんだけど、画面部分をとりはずしてタブレットにすると635g、まだ持ち歩いてみてないけども、これだったら今使ってるA5システム手帳とほぼ遜色ない軽さだ。
スマホISW11Fで使っている幾つかのアプリを落として、入力とかも試してみたけど、やっぱISW11Fではなかなかスムーズに行かなかったBluetoothキーボード経由の入力が、これだとかなりやりやすい。ただ、標準でついているIMEがちょっと使いづらく、やむを得ずATOKをダウンロードした。とりあえず2週間限定利用のテスト版にしたけど、まぁ製品版も1,500円だから、仕方ないか。
写真とかWebとかは、やはり10.1インチの画面だと見やすさがぜんぜん違う。音もなかなかいいみたいだね。外に出る音--なんか自慢のモノクロスピーカーらしいんだけど--もまぁまぁデカいから、鍵盤で音を出すアプリでリハの時に今までのミニキーボード代わりに使えそうだ。
キーボードとつなぐと、まるっきりネットブックになってしまうので、時々ついWindows的な操作をしてしまって、ああそうかって思うんだけども、このタッチスクリーンと時々キーボードっていう操作も、なんかぼく的には新しくて楽しい。
とりあえずは本体が届いた翌日に、タブレット部分を持ち歩く際のケース--意外に10インチタブレットのケースって商品数少ないんだね。タブレットを立てられる仕組みのものでサイズとか含めて、安くて使えそうなのは1種類しかなかった--と、32GB、Class10のMicroSDカード、計3,300円を発注して、今日そいつらが届いた。
まだいじり切れていないので、解決すべき課題も幾つかあるし、これからも出てくるだろうけども、ちょっと面白い感じよこれは。もう少し使い込んだらまた何がしかご報告しますわ。
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