風邪ひいたなぁ。久しぶりに。しかも珍しくのど風邪だ。となりの席のM氏にうつされたらしい。薬で抑えてはいるのでそれほどひどくはないものの、丁度このタイミングで入っていた一昨日の人間ドック前夜は何も飲めないのでちょっとしんどかった。
んでその人間ドックでね。このところずっと、脱衣場にあるヘルスメーターには乗ってなかったんだけど、なんと体重62Kg台、ウェスト74cm台ってことで、それぞれ長年慣れ親しんだ数字よりも3~4Kg、3~4cm少なくなってるじゃないですか!いやぁ、まもなく1年になる週末ランニングの、これは素晴らしい成果だね。コレステロール値も下がってるといいんだけど・・・。
そんな中、昨日は高校時代のクラス会に行ってきた。何度か書いているので説明は省くけども、前々回までは約5年ごとに実施していた高校1,2年の時のクラス会で、先生が老齢になってきたのもあって、もう少し頻度を高めようということで、前回は3年ぶり、今回は約1年半ぶりだった。
前回はぼくと女子2名が幹事だったのでなかなか大変だったのだけど、今回は行くだけなので気楽なものだ。4時ちょい前に副都心線急行に乗って新宿3丁目へ、指定された店は駅を出てすぐの場所にあった。
今回は直前まで出席予定だった先生が、奥様の具合が悪いため急遽欠席になってしまい、その他にも何人か来られない人が出て、前回よりも少し少ない20人。欠席の理由も、幹事がまとめてくれたメッセージを読むと、親御さんの介護だったりという理由が多く、自分たちの年齢を実感する。
残念ながら先生の名調子を聴くことはできなかったけど、それでもこの連中で集まると、あっという間に昔のノリに戻って、わいわいと、大声で話さないと聞こえないほど会話が弾みだす。毎回書いてる気がするけど、早い時間から飲めるっていいよね。2次会、3次会と行って、途中かなり酔っ払ったので、最後は少し酒をセーブして、それでも11時半ごろには家に帰ってきた。ただでさえ喉が痛かったのに、声がガラガラだ。
その後かなり夜更かしはできたので、それでそんなに疲れたというわけではないのだろうけど、今日は朝寝坊したうえに、起きても眠くて、昼飯を食ってからまた昼寝をしたりした。
さて今週は、前からAmazonで予約していた上原ひろみThe Trio Projectの新譜、「ALIVE」が届いた。
いやぁ、相変わらずすごい。5拍子とか7拍子とかの変態リズムに、上原ひろみとベースのAnthony Jackson、ドラムのSimon Phillipsの3人が、自在のインプロビゼーションを展開する。タイトルの「ALIVE」は、生きると言う意味と、A Liveつまりライブ感を大事にすると言う意味があるらしく、このトリオはいつもそうなんだろうけど、今回もレコーディングと言っても、ライブとの違いはブースに入るだけの一発録り。わずか3日間で9曲を録ったらしい。
すっげー難しい曲のオンパレードで、本人たちも初回特典のDVDの中では緊張したって言ってたけど、超一流のプロがテンション高く気合を入れた演奏って、やっぱすごいよね。毎回思うけど、このSimon Phillipsのドラミングだけは、コピーしろと言われても絶対に不可能だ。
今回のアルバムは曲のタイトルがWondererとかDreamerとかSeeker、Warriorなど、人生の中で人間が行き当たるいろんな精神的状況になっていて、曲もこれまでよりポップな普通の4Beatや8Beat、バラード--と言ってもあくまでHiromi tasteですが--など、バラエティに富んだ感じがした。 そのDVDに2曲が収められた、今年の正月のBlue Noteでのライブ、いきなりまだ誰も知らないこのアルバムの曲たちばかりを演ったらしいんだけど、行きたかったなぁ。そのハイテンションが観られたはずだ。
さてもう1つ、前にこのブログで、せっかくハイビジョンでリマスタリングしたのになんで?BD出してくれたら絶対買うのに、って書いたことがある、岩井俊二監督の名作、「Love Letter」のBDが、実は去年の春ごろに発売されていたということをふとしたきっかけで知り、急遽発注したのも届いた。
内容については前に書いたのでこれまた省略しますが、やっぱ何度観ても名画だと思いますね。ホントに一切の無駄がない。すっごいきれいな映像がハイビジョンで観れて、音楽もすばらしい。しかもまだ全部聴けてないけど、岩井監督自身のコメンタリーを収録した音声トラックも収められている。
これは一家に一枚必携の保存用ですな。心が洗われます。
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