まず先週3月26日、ほとんどの鉄道のダイヤが改正された。世間の皆様は、ああそうなんですか、って感じで、いつもと同じように朝、駅に行って、あれ?いつもの準急が来ないんだ、ってとこなんだろうね。新ダイヤに合わせ4分早く駅に行って乗った普通列車は、月曜日が一番空いていた。
ワタクシは時刻表オタクですし、我が家のある朝霞から会社のある代官山に行くには、東上線→副都心線→東横線と3つの私鉄を乗り継ぐ必要があり、まーぁダイヤはなかなかに複雑だ。そういう条件の中、和光市駅から副都心線の始発で座って寝ていけるという最大のメリットを生かすとしたら、最大限遅くて何時に出ればいいか、とかってのは、やっぱあらかじめ突き詰めておきたい性分なんスよね。帰りは帰りでどの電車で帰ってくるのが、最も乗換回数が少なく、乗換えが楽で、時間的な無駄がないかとかってのを、わかるようにしておくために、何度か書いてるけど行き帰りの独自時刻表を作っている。
行きを「平日寝ていく時刻表」、帰りを「平日帰りの時刻表」と名付けて、「OneDrive」に置き、家でも会社でもスマホでも参照できるようにし、かつ自宅には自分の部屋とダイニングに、会社にはデスクの前の目隠しボードに貼って、いつでもサクッと見られるようにしている。
今回のダイヤ改正は、各社結構変えていて、ってかぼくの通勤経路で言うと、列車本数とかは大して変わってないのに、微妙に1分とか時間をずらしたりしている。こういうのって大した違いじゃないのに、この両時刻表を直す手間だけは大変なのよね。いい加減にしてくれよ、って感じ。
今までの直通は東横線・副都心線間は特急&急行だったのに、東上線に入ると普通になっちゃってたヤツを、「Fライナー」と名付けて、東上線内も急行にするってのが目玉だったのようなのだけど、そうやってダイヤの一部をいじると、あっちこっち影響が出るのよね。それは理解できる。特にこの路線は、この上みなとみらい線、西武線も乗り入れてるから、多分日本でもトップクラスにダイヤを組むのが難しいはずなので。
この「東上線内急行」ってのは、前後5駅で唯一急行が停まらないに我が朝霞駅にとっては大変迷惑な話で、平日は座って寝るために、行きも帰りも基本普通列車に乗ってるので、まぁあまり関係ないっちゃないんだけど、休日に渋谷のスタジオNoahとかでリハがあるときに、前は乗り換えなし、約30分で行けていた直通急行が、停まらなくなっちゃったのよね。
しかも朝、いつも朝霞から一駅だけ乗ってた列車の時間が変わり、4分も早い普通列車に乗らなきゃならなくなっちまった。停まるホームも変わったので、和光市駅で真っ先に降りることができなくなって、ふざけんなよ、って話。
でも一方では、帰りの遅い時間の和光市止まりの電車の東上線との乗り継ぎが大分改善されたので、寒いホームで10分待たされるとかが減ったみたいで、それはまぁいいんだけどもね。
てことで両時刻表を通算6,7時間ほどかけて修正。大変なんスから。
さて、その朝霞の名前が、このところニュースにたびたび登場している。例の朝霞中学生誘拐監禁事件だ。あれ、今回こんだけ騒がれて初めて、ああ、そういう事件が2年前から起きてたのね、って知った方も多いと思うけど、なにしろこちとら地元ですからね。駅にはずっと彼女の似顔絵が貼ってあったし、ぼくは参加しなかったけども、「行方不明女子中学生を捜す会」なんてのが組織されたりして、我々朝霞市民にとっての認知度はかなり高い、ずっと気がかりな事件だったのね。
だから、彼女の自宅がどこかまでは知らないけども、彼女の通っていた中学校がどこかとかってのは、時々ランニングで前を通ったりするので、映像を観ればすぐわかるくらいの身近さだったりする。なので、ホントによかったねって心底思うし、「スッキリ」でこのニュースを知ったとき、カミさんと「あの娘見つかったんだね、やったね~」と喜びあったりした。
朝霞警察署なんて市の中心からは少し外れた川越街道のバイパス沿いにあり、地味~な場所なのだけど、今日いつものロヂャース詣での帰りに前を通ったら、新聞記者と思しき皆さんが結構な数いたりして、なかなか見られない光景か展開されていた。いやいや、これから心のケアとかいろいろと大変なんだろうけども、そんなことより何より、生きて戻ってきてくれたって言う親御さんの悦びを思うと、涙が出そうになりますよね。
さてさて、無理やり話を繋げますけど、その朝霞警察署の筋向いには、県立朝霞高校、旧朝霞第4小学校、武蔵大学グラウンドと、学校施設が3つ並んでるんだけども、このうち、もう引っ越しちゃって今は立ち入り禁止になっている4小の川越街道沿いは、地元ではなかなかの桜の名所だったりする。
ウチの会社はほんの小さな規模のころから、毎年代々木公園の、原宿駅から繋がる片側3車線の広い道、都道413号線を挟んだ反対側の芝生の丘の上で、花見をするのが恒例になっている。ここはぼくが近所の渋谷区立松濤中学校に通っていた時に、スポーツ大会をやったり、なんかその手のことがあれば必ず使っていた、400mトラックを備えた「代々木公園陸上競技場」のすぐ脇にあって、個人的には懐かしく縁の深い場所でね。
今年は担当の元部下K氏、早めに設定した割には見事に満開宣言の翌日を言い当てるという快挙を成し遂げたんだけど、昨日行われたこの花見は、とにかく寒くてねぇ。気温も低かったんだけどもなにしろ風が強くて。ぼくはこれも恒例の仕出しのカレーをサクサクッと食って、ビールとワンカップを飲み、早々に退散してきた。冒頭の写真の通り、桜はそりゃまきれいだったのだけどね。
そのリベンジってこともあったので、今日のランニングではこの4小前を走ってみた。まぁ何度も言うように、桜の花って、いわゆる一般的な花見の、なんで?っていう昭和提灯宴会ノリが許せないので、別に個人的にはそんなに上がったりもしないのね。だけども考えてみればそれって、花自体には責任はないよね。その昭和ノリさえ避けられれば、これだけあっちこっちに植えられていて、かつこの1週間くらいしか楽しめないという儚さ感は、すごく日本的な情緒で、悪くはないじゃないですか。
なので今日はその4小前をはじめとして、近所で桜が咲いてる場所をなるべく繋いで走る。このところ週末にリハとかがあってサボり気味だったので、ちょっと気合を入れてペースを上げてはみたものの、6分/Kmが切れないという体たらく。このランニングだけは、いろんな都市伝説がある中で、確かに効果を実感している健康法だからね。がんばって続けないとね。
さてさてさて、あとこのところで言うと、スカパーについて、スポーツの季節になり、毎年秋にいったん解約して、春に契約する、ってのを、またやったな。1年以内なら入会金かからないっていう制度があるのでね。
スカパーって月単位の契約なので、大体Jリーグが始まる3月に「Jリーグセット」を契約し、野球は3月末に始まるため、3月中は我慢して、4月に入ってから「プロ野球セット」を契約する。野球--阪神戦--は密度が濃くはないのでついで見が多いけど、サッカー--ジュビロ戦--は大体マジメに観ている。今日は引き分けだったけど、週末にロヂャースから急いで戻ってサッカーを観る季節になったんだなぁ、と、これはこれで桜の花と同じくらいの、ぼくにとっては季節感がある。
てことで、中学生の件は別として、結局、春だんなぁ~、ってお話でしたね。新入社員は入って来るし、娘も社会人になって、昨日から入ってきた新幼児に、「ママがいー」って泣かれて困ったつーし。
年度って言う日本独特のしきたりも、最も季節を感じるこの時期になんだか合ってるってのを、日本的情緒の一環なのかなぁと妙に納得してしまうことが、ちょっと悔しかったりもするんだけどもね。
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