先週の3連休は正月番組と年末にTSUTAYAでまとめ借りした映画たちを片付けていて、ついこのブログをサボってしまったんだけど、自分用記録の色彩濃厚ながら、一応年末年始の買い物のことを書いときますね。
去年は年始にリビングのTVの買い替えたり、息子が設計に加わっているロボット掃除機「ミニマル」を買ったり、けっこう大きな買い物の連続だったのだけど、今年はそういうのはなく1桁小さいとは言え、それでもいくつか、相変わらずちょっとした生活の利便性を求めて小買い物をしたのでね。なんか情けないけど、生き甲斐的なとこありますねこういうの。
まず1つ目は鏡。もともと、1Fの、今は物置になっている元カミさんの仕事部屋の入口のところに、ニトリで買ってきた、縦長で後ろにスタンドが開いて立つタイプの姿見を置いていた。出かける前の全身チェックのためだ。
カミさんが社交ダンスを始めてから、この鏡を時々2Fリビングに運び、自分で飾り付けした衣装を着てみたりとか、ダンス自体のチェックとかに使っていたんだけども、スタンドで立てると15度くらい斜めに傾くために、少し離れると全身が映らなくなるのが不満だったらしく、これをなるべく直立に近い形で立てようとしたんだろう、年末のある日、手前に倒れて割れてしまう事件が起きた。この手の事件を我が家で起こすのは、8割がた、デストロイヤーであるカミさんだ。
しょうがないのでまず、Amazonで探して、不二貿易と言う会社が売っていた、洋服屋さんによく置いてある、キャスターがついて上下方向のセンターで止めて角度を変えられるタイプの姿見を発注。カミさん的には幅37cmってのが狭くて不満で、ダンススタジオみたいな全面鏡とは言わないまでもそれになるべく近いのが理想だったらしいのだけど、そんなデカいの邪魔だし無理だっての。
んでこの姿見はリビングに常設することにしたので、出かける前のチェック用には、別途2つ目の鏡を手配した。年末の28日、会社を休んで大掃除をした日に、この割っちゃった鏡の他、物置部屋にとりあえず置いておいた壊れたシャワートイレとか、使わなくなった台所用のワゴンとかの粗大ごみ類を、市のリサイクルセンターに車で捨てに行った--カミさんが、3Fのウォークインクロゼットで洋服類が増えてきてしまったために、その真ん中に置いて超邪魔になっていた洋服かけのスタンドを、物置部屋を少し空けて移したいと言うので--ついでにね。
Amazonで散々探して、この手のものはニトリの方が安いと言うことがよくわかっていたので、新座のニトリに行って、壁掛けタイプで幅40cm×高さ150cmの「ラルゴ2」ってやつを、税込み3,075円で買ってきた。Amazonで買った姿見は、これとほぼ同じ大きさでスタンド付きとは言え6,000円弱したから、ほぼ半額だ。多少安っぽくはあるけど、ニトリのこの企業努力は評価に値する。
玄関から上がって廊下を直進した右側の壁に設置したんだけど、重さが5kgほどあるので、壁のプラスターボード付けだと通常のネジでは支えられない。こういう時はプラスターボード用の特殊ネジの登場だ。3本の折れ曲がるフックと直径2cmほどの金属板でボードを挟み、これで支えて耐荷重30kgという、我が家のツールボックスに常時してある便利グッズだ。
場所は固定されちゃうけど、スタンド式の姿見は思いの外場所を取るので、これでかなりすっきりした。物置部屋を整理した効果もあって、物置部屋のドアは大体開けっぱなしだったのが、常時閉めておけるようになったしね。
んで3つ目もまた鏡なんだけど、これは以前に書いた洗面所用の拡大鏡で、左側のハイチェストの普通の木の化粧板に吸盤で取り付けていたら、やっぱ無理があったらしく、数ヶ月前に落下して鏡が割れてしまった。割れても映らないことはないのでそのまま洗面台に置いて手持ちで使ってたんだけど、さすがに汚らしいので年明け一発目のAmazonだ。
この拡大鏡、縁が幅2cmほどぐるりとLEDで光るようになっていて、眉毛やひげの剃り残しをチェックするのにけっこう重宝するんだけど、割れちゃった前の機種のは、これの電池が異様に早く切れてしまう問題があった--我が家は充電式の乾電池を使ってるんだけど、充電式電池は不適合らしくってね--のが、今度のやつはバッテリーを内蔵しており、USB経由で充電すればよい。まだ2週間なので持ちのよさは不明だけど、今んとこ安定して明るいので、値段も前のよりかなり安く2,260円だったし、よかったんじゃないの?
そして最後はさすがに鏡じゃなく、ワイヤレスマイクだ。なんでこんなもんが要るかって言うと、ぼくは休日、多くの時間を防音室内で映画のBDなんかを観て過ごすんだけど、防音室って当たり前だけど、中の音が外に漏れにくいってことは、外の音がとても聴こえにくいのね。
防音室のドアのすぐ外が玄関なのに、誰かが出かけたり帰ってきたりしてもまったく気づかないし、特に困るのが玄関チャイムの音が聴こえず、家に誰もいない時に、宅配便が届いたのがわからないことなんだよね。玄関チャイムのスピーカーは、防音室のブース側の壁1つ挟んだ外側、上記の壁掛け鏡設置位置のすぐ傍の階段下の壁上部についてるんだけど、防音室を施工した「音研」さんが自信を持って重ね設置したプラスターボードの威力で、これがもうほとんど聞こえない。防音室内で何か音が鳴っていると、まず間違いなくアウトだ。
これだけAmazon--だけではないけど各種通販--でモノを買っていると、急ぎで頼んで到着を待っていることもけっこうあるし、そうでなくても今のご時世、再配達は宅配ドライバーの過重労働に繋がるってことで、在宅してるにもかかわらず再配達させるってのは、社会的によろしくないじゃない。
なら玄関チャイムの音を防音室の中でも聴けるようにするために、ワイヤレスマイクを使えないかと思いついてですね。Amazonで調べてみたら、箱も商品本体の表示もすべて中国語のままだし、技適マークもついていないArtileeという怪しいブランドの商品が、3,599円で売っている。
2.4GHz帯を使うってことで、音楽用の無線と基本的な仕様はほぼ同じなんだけど、届いてみたらこれは、ヒスノイズはレビューで言われているほどひどくはないものの多少はあるし、マイク本体の感度と言うか指向性が考えられていないからか、形だけは普通のピンマイクみたいにネクタイとかにつけるようになってるものの音を拾う基本性能が弱く、これは放送や音楽で使えるシロモノではないな。
だけど送信機とレシーバーのスイッチを入れるとさっくりペアリングするし、一旦ペアリングするとけっこう距離が離れてもちゃんと受信はできるので、このように玄関チャイムスピーカーにくっつけておけば、防音室内でも十分聴こえる。自分で玄関チャイムを押して同時に防音室内で音を聴くことは不可能なので、スマホの録音アプリで録ってテストしてみたところ、おお、行けるねこれは。
玄関横の窓のところに置いておくと、玄関扉を開け閉めする音にも十分気づくことができる。充電池の持ち時間がどのくらいかまだわかんなくて、あまり長時間だと難しいかもだけど、これなら宅配便待ちの用途には十分使えるな。家庭内盗聴も可能そうだ。そんなことする気はさらさらないけども。
てことで相変わらずのナサケナ生き甲斐の、小工夫小買い物たちの記録でした。ここんとこ寒さのピークが来て、インフルエンザも流行っているようですが、皆さんご自愛くださいね。
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