脱水症状対策をしてみる

バカな話、てかボケッとしてると危険な話なんだけど、尿酸値が高いと言われて以来たぶんもう10年以上、代謝を良くするために水分を多く摂るようにしていて、会社では保温マグに常に水を入れ、家でも飲み物を傍らに置いてないときはないんだけども、ランニングの時だけは、水分補給できる装備を持ってなかったのね。

以前から時々、最近は割合頻繁に－－月に1,2度くらいかな？－－ランニングしていると異常に体がダルくなって、なんとか歩けなくはないものの、走るのはもう無理、って状態で、緊急コールして車で迎えに来てもらうのは思い留まったけども、ノロノロ歩いて家までたどり着くってことがあった。

ぼくはどちらかというと血圧が低い方で、最近はないけど、以前は年に１度くらい、貧血っぽい感じで駅のホームに蹲るってことがあって、これもその症状の一環なのかと思っていたところへ、こないだの日曜にやっぱりこの状態になってね。たまたま通りがかりの公園の水飲み場で、あの独特の蛇口－－正式には「立形水飲水栓」と言うらしいけど－－で水をがぶ飲みしてみたら、おお、少し体が復活して、多少は走れるようになるじゃありませんか。

そう言えばこの症状になるときって、走り始めから異常に発汗して、シャツも汗ふきタオルもビショビショの状態になっていたよなぁ、つまりこれがいわゆる「脱水症状」ってやつなのね、と初めて気づきましてね。

調べてみるとこれってかなり危険な兆候で、症状が進むと幻覚や呼吸困難に陥ったり、ブラックアウトを起こしたりして、最終的には死に至ることもあるという。ヤバいじゃん。対策を施さねば。

っつーことで探してみたら、伸縮性の高いポリエステルの、幅８cmほどの二重になった布、というかベルト状の製品で、小さな穴を広げてその二重になった内側にスマホやら財布やらをしまえるという、スポーツウェストポーチってのが各種発売されてるんだけど、その中で「Flip Belt」という、ランナーには定番のブランドがあって、そのシリーズのラインナップとして、ポーチの中にすっぽり収まる310ml(もっと小さいのと２種類ある)入る専用ウォーターボトルってのも売っている。

今までもスマホと小さな財布、鍵を入れるために、アシックスの、普通の薄型ポーチにゴムバンドがついたタイプを腰に巻き付けていたんだけど、この記事を見る限り、それを買った時も、そういう伸縮性ベルトタイプのヤツにしようかと迷ったりはしていたんだね。

んでこのアシックスのポーチが、チャック部分がやたら固く、1/4ほどしか閉まらないようになっていたりしたので、丁度いいや、これごと買い替えちゃおう、ということにして、ウェスト80cm弱なのでＭサイズってのをAmazonで発注。届いたポリエチレンのウォーターボトルは、そのまま水とか入れると臭うというレビューもあったので、お酢を薄めて中に入れたりして事前対策し、今日この新しいベルトにボトルとスマホと財布と鍵を入れて走りに出てみた。

この「Flip Belt」は、上位シリーズでチャックが付いたのもあるものの、ウォーターボトルを入れるならこっちの通常タイプの方がうまく収まると言うので、チャックなしのを選んだんだけど、モノを出し入れするところは、単に４箇所ほど、布の真ん中が７cmくらい直線状に縫い合わさっていない部分があるだけなので、入れたものが落ちそうな不安があるという書き込みがあった。但し鍵用にはフックが縫い付けられていて、これに引っ掛けておけば落ちることはない。

実際に走ってみると、これはなかなかよいねぇ。250mlほどのアクエリアスを入れたウォーターボトルは、一定の重さと大きさがあるけども、体に沿って曲がった形をしているので、腰骨のやや上辺りにベルトを巻くと、ピッタリ固定されて、中でチャプチャプは言ってるものの、グラグラ揺れたりすることはない。しばらく走れば重さにも慣れるし、飲んで減って行くので、ボトルを入れていることを忘れるくらいだ。

穴から物が落ちるってことも、ある程度の大きさならまずないんじゃない？ボトルは出しやすいようにお腹側に、スマホを背中側に入れてったんだけど、むしろスマホを出し入れするのに苦労したくらいだ。それも下に書くように、走りながら何度かスマホを出して写真を撮ったりしているうちに慣れてくる。これなら今後、ロゴマークが正面の位置に来るようにベルトを巻くようにすれば、出し入れもそんなに苦労はしないだろう。

今までのアシックスのポーチは、走ってるとだんだん上に上がってきちゃったり、少し緩めると今度はお尻の方に下がっちゃったりすることがあったんだけど、このベルトはまったく安定している。デメリットがあるとすると、輪っか状でフックとかで引っ掛ける形じゃないので、足を通して「履く」ことが必要なのと、要は腹巻きであり、この季節でも少し暑さを感じるので、夏場は暑いかも、ということくらいかな。

あとボトルの底が丸くなっているので自立しない、って口コミがあったんだけど、これはそうじゃないとベルトに入れにくくなるしね。洗い物かごのへりに立て掛けて逆さに干すことはできるので、個人的には特に問題ない。

なにしろ1～1.5kmに１回、水分を補給することで、ずいぶん楽に走れるってことがわかった。飲み口はシリコンのキャップを引っ張って、ボトルを押して隙間から出てくるのを飲むタイプなので、走りながらだと揺れてちょっとしんどいけど、信号待ちや、止まってなくても歩きながらくらいなら、簡単に飲める。なんだ。こんなんなら、早くこれにしておけばよかったよ。

今日は走っているとあっちこっちで辛夷とか梅とか早咲きの桜？が咲いているのに出会った。日が長くなってきたのもあって、少しでも明るさが残っているうちに、これらの花が観られて、写真が撮れるのも嬉しい。なにしろもうすぐお彼岸－－春分だからね。

春分と言えば、21日はいよいよ「健康」ライブだ。何度か広報してるけど、新中野のLive Cafe BENTENで、15時開演(「健康」は17時頃出演の予定－－だけど対バンさんのセットリストを事前にお伺いしたところで行くと、少し巻くかも)ですので、ぜひお越しくださいね。２ndＣＤも、「1,000円以上」でお買い上げいただけますのでね。

ちなみにＣＤの売上は全て、しかるべき送金先を定めて全額寄付いたします。あんだけ楽しく、かついろんな設備を、また人的資源にもタダでご協力いただき、１人数万円の負担でアルバム１枚作れちゃうなんて、大人の道楽としても相当にハイコストパフォーマンスでこんな幸せなことはなく、このうえ儲けようなんてバチ当たりは、いくら厚顔な我々にもできません、ってことでね。

昨日今日はドラムスコアの最終調整－－エフェクトシンバルを後から買ったために、それを叩く場所とかスコア上の記号とかを決めてなくて、レコーディングの時は手書きで「←ココ」とか書き込んでいたのを清書した－－を行い、そして個人練習を行い、月曜日は最後のリハ(ゲネプロ)を行う予定。

そして明日はお彼岸と言えば、の、最近少し頻度が上がってきたうちの実家の墓参りに行くことになって、手持ち用のナイロンブラシとか、バケツや箒やちり取りなどの汚れ物を載せるためのトランク用の大きなポリエチレン製トレーを買ってきた。明日の午後は雹が降るかもとか言ってたけど、天気が持つといいなぁ。