8月第1週のこの日だけは、毎年同じタイトルになってる気がするけど仕方ない。昨日の夜の前夜祭から明日いっぱいまで、地元の夏祭り「彩夏祭」が行われているのでね。
何度も書いてるので、最低限のおさらいをしておくと、この延べ70万人が訪れる朝霞市最大の年中行事は、本州では最初と言われる鳴子踊りの大会「関八州よさこいフェスタ」と、土曜日の夜に行われる約9,000発の花火をメインの出し物として構成される。
「関八州よさこいフェスタ」は、今年は94のチームが参加し、先々週書いた「公園通り」を中心に広い範囲を通行止めにし、朝霞駅近くのメイン会場と、朝霞台駅近くのサブ会場の中のいくつかの場所で、ステージ形式か、自衛隊の「地方車」と呼ばれる巨大トラックに1チームずつ先導されての流し形式のどっちかで、朝から晩まで順番に踊り狂う大規模なものだ。
この中から審査されて、12チームが日曜夜に朝霞台駅近くの野球グランドで行われるファイナルステージに進出し、もう1度ずつ踊って最終順位がつけられる。んでうちの娘は有力チームの一つ、地元の「富士見町内会 武州武蔵」という集団に、 学生時代の後インターバルを経て、昨年から復活参加しており、昨年はこの「武州武蔵」は、全体で3位という、始まって以来の高位を獲得した。
んで今年も猛暑の中、娘の踊りを前夜祭から複数回と、花火を観に行きました、ってことで毎年変わり映えしないので、写真だけは例年同様並べておくけども、ちょっと違った角度で書いておくかと。
まず1つ目はその写真のことで、大した話ではないんだけど、よさこい踊りにしても花火にしても、どっちも写真を撮るのが難しくてね。ファイナルステージに進めるかの審査は大体土曜の夕方ごろ、「公園通り」で踊る回で行われるんだけど、 学生の頃は娘も気合が入っていたので、その前の踊りで撮ったビデオを、見せて、と持って行って、自ら反省などをしていたので、去年までは基本、ビデオカメラを使って動画で撮影をして、一応BDとかに落としていましたと。
でもそうすると、同時に写真を撮るには、ビデオカメラの静止画撮影機能を使って、動画を撮りながらポイントでシャッターを切っていくんだけど、これがなかなか難しい。動きがある被写体に、ベストタイミングでシャターを切るのは、予め動きが全部わかってない限り、プロでもなければできない技だ。
とは言え何度も同じ踊りを観てればできそうなもんなんだけども、寄る年波に記憶力も弱っており、ここだ、というポイントを間違えずピッタリ押さえることなんて、特にビデオを回しながら、流しの場合は移動をしながら、だと至難の業なんですよ。
なので結局、静止画はイマイチなものばかりになってしまい、ビデオの映像から写真に加工したりしてたんだけども、それもなかなかに面倒でしてね。アスペクト比も違うし、動きながらだとけっこう画角も流動的に変わっていってしまうので。
だけど娘も復活参加後は、そんなにシャカリキな感じでもなく、別にビデオを観たいとかは言わなくなったので、ならばと今年は、基本カメラの連写機能で撮るチャレンジをすることにした。ビデオも一応全回ではないものの撮るけども、これは実はそれほど技術はいらない--途中でのズーム操作とかはやらない方が見易いし、よっぽどひどくなければところどころガタガタでも観れなくはない--ので、そっちはスマホでカミさんに撮ってもらうことにした。その方が共有しやすいしね。
デジカメSONY DSC-WX500の10枚連写機能で撮ったので、枚数はとんでもないことになっちまったけど、去年よりは「悪くない写真」の選択肢は多かったかな。まだ明日もあるんだけどね。
ちなみに花火の方は、先月このブログに買ったと書いた「ミニ三脚+一脚」を持って行って、とにかく手ブレを抑えることを心掛けてみた。立てても場所を取らないから、こういう人が多いシチュエーションとかではやっぱいいね。場所は去年と同じ、地元民以外はあまり知らない、打ち上げ場所を挟んで駅の反対側の、青葉台公園と朝霞西高校の間の道路だ。 今年は小さな折り畳み式のパイプ椅子も持って行ったので、なかなか快適な花火鑑賞だったな。
そして2つ目は、朝夕の通勤用途がもちろん主なんだけど、この祭でも多少だけども力を発揮した、暑い中出かける時の必需品、風を送る道具の話だ。
それまで扇子派だったぼくだけど、去年くらいから充電式の手持ちミニ扇風機が流行りだして、けっこう通勤中に使ってる方とかを見るようになったので、ちょっと興味をそそられて、 ポチッとしてみたのね。
この手の小型電化製品のご多分に漏れず、中華製のオンパレードになっている手持ち扇風機の中で、最も風が強そうなレビューのあった、JaccessというメーカーのHF-319ってのを買ってみたんだけど、ぼくは他のと較べたことがないけども、こいつはなかなかいい風が来るね。
扇子ってもちろん振り始めと途中で風の強さが違うんだけど、扇子をかなり強く振って届くピーク時程度の強さはある気がする。しかも当たり前だけど扇子と違ってずっと風が来続ける。但しかなりピンポイントで当たるので、顔全体とか広い範囲に風を送りたい場合は、扇子のほうが向いてるかな。でもその分、後ろのかなり近い位置に人が並んでる列にいても、首の後の襟足の、歳取ると一番汗をかきやすくなる場所や、シャツの襟の中とかに風を当てることができる。
我が家から駅までって、東南東方向にほぼ一直線の道なので、出勤時間帯はほとんど陰もなく正面から太陽が当たるのよね。なので、どんなにゆっくり歩いて(最近は傘まで差して)も、駅に着いてからしばらくが、この季節一日で最悪に暑くなる時間帯なのだけど、色んな場所に当ててみて、耳の上の側頭部から、後ろの襟足を通って、反対側の側頭部までの部分に風を当てると、意外に涼感があるってことがわかったりした。
ただ、強い風を出せるようにするためか、他の製品よりもファン部分に厚さがあるので、かばんの中でけっこう場所を取るのが難点だな。一般的な女子のハンドバッグとかだと厳しいかも。
しかし今日もマジで暑かったねぇ。よさこいに出かけていく度に汗だくになってシャツを2回換えた。実は首にかけて両方の鎖骨のとこから2つの小さなファンで風を送るタイプの扇風機を、Amazonのタイムセール祭で安売りしてたので追加発注したのだけど、今日には間に合わず明日届くと言うので、どのくらい効くかは明日確認します。
てことで暑い夏祭でのいくつかの工夫のお話でした。「武州武蔵」の成績がどうだったかは、明日追記する予定です。
追記:「武州武蔵」は今年も3位でした。ファイナルステージを観ていて、これは負けたかもなーと思った2チームにやっぱり負け。去年まで超えられなかった5位の壁が、今度は3位の壁になったかな?
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