3月27日と言うのは、「弥生も末の七日」と書かれた、奥の細道に松尾芭蕉が旅立った日で、ぼくは古文は学生時代基本的に得意ではなかったが、この表現だけは、はぁなるほど、そういう言い方するのね、と印象に残っていた。もちろん旧暦での話なので、新暦で言うと新緑の頃になるようだが、どうもこの日は意識してしまう。
もう1つあるのは、この日が前の会社で優秀な&かわいい部下だったMの誕生日だってことで、ぼくは人の--特に女性の--誕生日を割と憶えている方だが、この日付だけは強く記憶に刻まれている。
最近はFacebookなんてもんがあるので、憶えていなくてもほぼ毎日、今日は○○さんの誕生日です、って言われて、なんだか誕生日の大安売りのようになっており、いちいち反応してたらきりがないので、不義理を働いているのだけども、こういう風な「忘れなさ」ってのも、今となっては昭和ならではだよなぁ、なんて思う。
って話とは関係なく、今日はバラバラといくつかのことを書いて行きますが・・・
まずは1ヶ月ほど前にこのブログに書いた、我が家の近場にあるロヂャース、業務スーパー、酒のトップなどのディスカウント店、および毎月20日のウエルシアのポイント1.5倍の日の価格比較の話なんだけど、どこで買うのが一番安いかの比較表が、おおむね出来上がりつつある。
ざっくり言えば、ウエルシアのポイント1.5倍の日が、Tポイントで通常の1.5倍の値段の買い物ができる、つまり33%引きなので、ウエルシアで売ってるものはウエルシアが一番安いってのは当然のことなんだけども、話はそう単純ではない。
主としてSBI証券で、毎月溜まるTポイントは大体7,000ポイント前後なんで、その1.5倍、10,500円までの買い物をするなら33%引きと言う計算が成り立つけど、これを越えてしまうと通算割引率は下がることになる。でも他の店で買うことを想定すると、ウエルシアではなるべく単価の高いものを買って、その10,500円丁度ならよいけど、それを少し上回るくらいの値段までは、ウエルシアで買うべきだと言うことになる。
また、業務スーパーや、ロヂャースも一部そうなのだけど、自社ブランドや自社輸入の製品は、通常のメーカー品と較べてぐっと安くなる。そのため、粉チーズとか泡ハンドソープ、アルミスポンジなんかは、ウエル活価格を以てしても、業務スーパーやロヂャースに勝てないものもある。
さらに、例えばゴミ袋とか、排水口ネットとか、寝癖直しウォーターとか、ブランドだからと言って品質に差がつきにくいものもあれば、我が家は元々日本製信仰、ブランド志向は基本的にないのだけども、それでも歯磨きとかシャンプーとか洗剤類とか、これまでの経験の積み重ねや好みで、このブランドを買っていると言うものもある。
それと健康系ね。例えば「コレステロールを下げる」サラダ油やマヨネーズとか、バター風味マーガリンとか、口に入れるものはやっぱりある程度こだわらざるを得ない。そんでまた、バター風味マーガリンとかだと、安いのはいいけど味がイマイチで使えないじゃん、ってものもあったりする。
全く違う観点だけど、ウエルシアは月に1度、ロヂャースはウエルシアに行く週は行かないとして4週に1度となると、自宅在庫がなくなってしまう事態も招く。それを防ぐためには、1ヶ月以上持つような分の在庫を持っておけばよいのだけど、一部の食品類ではこれをやると賞味期限が迫ってしまうことになる。なので、このモノはここで買うべきだ、というのはあったとしても、やむを得ない場合はここで買う、もしくはそうでなくても価格差が小さい場合はこっちで買ってもいい、という2番目の候補も挙げておく必要がある。
てことで作ったこの比較リストは、まぁ我が家の近所の店で比較してもあまり皆さんは興味がないだろうから、一部抜粋に留めるけれども、どこで買うかというのは、8割がたは価格で決めるものの、そういったいろんな条件を勘案して、備考欄に購入先候補順位を書き、差の大小で色分けすることにした。調べたのは計79品目だ。
まだ一部の自社ブランド品で、品質を確かめきれてないものもあるんだけどね。例えばラップとか、以前はもっと安い製品を買っていたんだけど、それだとごはんの残ったのとかを冷凍した時に、どうにも臭いがついてしまってね。このところは信頼のブランド「サランラップ」を買っていたのだけど、業務スーパーの自社ブランドが、長さ当りの値段で1/3近い安さだったりするので、これは確かめてみないと。ただこういう場合って、大容量のものが多いので、全然ダメだったらもったいないことになりかねないリスクは伴うんですが。
なんかちまちました家庭的な話ですみませんね。私、こういう細かいことが大好きな小市民工夫マニアでして。
さて、孫は今週木曜日、今後何回か行われる手術の最初になる、口唇裂を縫合する手術を受けた。前夜から入院して、午前中には無事終わったと連絡が来たが、手術前後数時間にわたってミルクが飲めないのは点滴でカバーしているとは言え、手術が終わって全身麻酔から覚めつつある気持ち悪さで、目が覚めてから泣きどおしだとのことだった。
まぁまだ言って聞かせても体の動きを制御できないから、全身麻酔ってのはしょうがないんだろうけど、ちょっとかわいそうだなぁ。口蓋裂を補うために、口の中に入れていたプラスチックの補助具も作り直さないといけないと言うことだが、昨日には退院して、とりあえずそれがない状態でも、哺乳瓶でミルクは飲めたようなので、とにかくは一安心だ。写真を共有してくれたけど、まだテープを貼っていてちょっと痛々しいので公開はしないが、なかなか男前になったんじゃないか?
さてさて、春もだんだん深まって来て、プロ野球も開幕した。今日我が家の近所の桜の名所、黒目川(毎年書くが目黒川ではない)沿いの並木道を走ってみたが、ほぼ満開になった桜が見事に咲いていた。
今年は「花まつり」が中止になったので、変な歌とかイベントの音がしないのはいいのだけど、なんで中止なのに桜の木に余計な提灯をぶら下げるかねぇ。走るのに大きな支障があるほどではなかったけど、人出もかなりあって、河原に少し原っぱが広がったような場所では、何やってんのかわかんないけど、テントを張っている人なんかもいた。おいおい、そいつぁイエローカード気味だぞ。
このまま暖かくなって、ワクチンが行きわたり、今年中には以前の生活が取り戻せて、来年は堂々と花見ができるといいですね。もっとも以前にも書いたように、ぼくは花見の宴会には批判的なんですが。
コメント