いやぁしかし、いまどき戦争を始める気の狂った国家元首がいるんだねぇ。なんか50年くらいタイムスリップした感覚だよね。そりゃ自国内も含めて世界中から総スカン食うわな。ロシア大統領って国民の直接選挙で選ばれるらしいけど、あと任期2年だから、自儘にやるにはギリのタイミングだったんだろうね。
まぁでもこんだけデタラメがまかり通るなら、選挙不正なんて普通に行われそうだけども、ロシア国民の良心に期待したいなぁ。なんとか彼の人を引きずり下ろす方向に持って行ってくれないもんだろうか。
さて、今日はタイトルの通りLED照明化の話を書くんだけど、「いったん完了」っつっても今回そんなにたくさんのLED照明を追加したわけではないんだけどね。家中の照明器具(クリップライトとかスタンド類も含む)が79灯、そのうち65灯をLED化し、残りは使用頻度が低いもの、現在蛍光灯で、蛍光灯からLEDではそれほど消費電力が下がるわけではないので、寿命が来るまでそのまま使うものが計14灯、という状況になりました、ってことで。
ただけっこう時間をかけて、思いつくたびに、って感じで、2010年頃から十数年かけてゆるゆると進めてきた中、それぞれの時期にこのブログにも書いてるけど、LED照明にもだいぶいろんな進化があった。
特にこのブログで過去から何度にもわたって強調してきたのは、演色性の問題だ。昔はどこの電器店の店頭でも、昼光色蛍光灯がいかに自然光に近いかを、普通の蛍光灯と並べ、下に果物なんかを置いて、ほら、この光を当てると自然な色に見えるでしょ、ってので推していたんだけど、そのいかに自然な色に見えるかって指標を演色性と言って、Ra100が自然光が当たった状態であり、普通の電球だとほぼRa100に近い一方、通常の白色蛍光灯だとRa70~80くらいしかない。
LED照明ってのは、いかにエコにしてくかってことがメインなのはわかるけども、普及当初、演色性は現実に購入できる価格帯のものでは白色蛍光灯同様のレベルのものしかなく、この演色性の問題が、誰の意図かわかんないけど故意に握りつぶされた感があった。2012年に政府が白熱電灯の製造中止を求めた時には、ぼくは怒り心頭のブログを書いている。それがその後だんだん状況が改善されてきていてね。
今回は、風呂場のLED電球が切れて、それを交換するために、ついでに在庫として数種類と、比較的よく点けるものとしては最後までLED化していなかったぼくのベッドサイドのクリップライト向けのを1灯購入し、「よく使うもの」は全てLED化したので、「いったん完了」って書いたということなんだけど、今回もいくつか発見があったので、それを書いておこうかってことでね。
そもそもLED電球ってのは、寿命が30,000時間とか40,000時間とかあるもので、そうむやみやたらと切れたりするもんではないはずなんだけど、その高演色化を早い段階から進め、しかもリーズナブルな値段で売っていた「ビームテック」というショップが楽天にあってね。中華製の輸入販売なので品質は日本製みたいによくはなく、これまで購入したもののうち、1灯は初期不良で交換してくれたけども、今回の風呂のものも含め、これまでに4灯が切れて交換している。
だけど日本製が大体3,000円~5,000円していたところで、「ビームテック」ではおよそ1,000円台前半~2,500円くらいで売っており、しかも演色性はRa95とか98とかって製品を揃えていたので、切れたとしても費用対効果的には全く問題ないと感じていた。
今回3年ぶりくらいに「ビームテック」のサイトを探して見たら、60Wミニクリプトン球に該当するRa95~98のLED電球が、型番は少し異なるものの、6年前1,458円→3年前1,130円→今回1,070円と値段が下がってきている。60Wボール球に該当する高演色LED電球は同1,780円→1,490円→1,446円だ。
しかも「ビームテック」サイト上ではもはや高演色をそれほど売り物にもしておらず、Ra95とかでフリーワード検索するともちろんひっかかってくるけども、基本高演色であることがデフォルトになってきているようだ。
今回いちばん驚いたのは、Ra95とかではないが、Ra90以上となっている、通常の60W電球の代替品であるLDA9-C60Ⅱという型番の製品が、なんと390円という廉価で売られていたことだ。そのかわり、他の製品は1年保証がついているが、この製品は初期不良交換のみとなっている。まぁでもこれまで切れたものは、全て1年以上経ってから切れたので、それで言えばこの条件はあまり関係ない。
Ra90と言う表示はサイト上にはあるが箱には書いてないし、例えば箱には「密閉器具には使えない」と書いてあるところを、サイト上では「使えないって書いてあるけどそれは印字ミスです」って書いてあるとか、いろいろと怪しいんだけども、こいつを風呂用と予備で2灯、買ってみた。
ここまで安くなると、このショップは元々7,500円以上だか購入しないと送料無料にならなかったところが、昨年の楽天全体の方針変更を受けて、3,980円以上の購入で送料がかからなくなってるんだけど、それでも追いつかない。そういう訳で、上記のミニクリプトン代替型や、ボール球代替型も、在庫として買うことにして、3,980円に届かせた、ということなんだけどね。
風呂の照明は、先週の金曜に切れて、今回買ったのが届いたのが今週火曜なので、その間一時普通の白熱灯に戻していたんだけど、なんか、この白熱灯の色が、やけにオレンジっぽく感じてね。前につけてたLED電球は記録に残ってないのだが多分高演色のものではなかったと思うんだけど、なんか目がLED慣れしてきてるのか?
火曜日に今回届いたのに再交換したら、うん、この色なら大満足だ。光の広がる範囲が210度ってことで、前方や横方向の明るさはむしろ明るくなったくらいだし、電球自体が普通の白熱灯より5mmほど長い分、照明カバーの前方だけやけに光が集まった感じにはなるけども、器具の周りが特に暗いということもない(冒頭写真:カメラがランプの明るさに合ってしまったので、ちょっとわかりにくいですね。スミマセン)。
ちょっとミスったのは、ベッドサイドクリップライトの方で、元々50Wのミニレフ球--写真撮影とかの時に使う、前方を集中して照らすために、シイタケみたいな形をした電球--がついていたのを、普通のミニクリプトン球代替型に交換したので、長さが長くなり、器具のシェードから少しはみ出して、眩しすぎるようになってしまったことかな。
そうだそうだ、だからこのクリップライトの電球は換えなかったんだ、と後から思い出したけど、ベッドで本読んだりすることはないし、はみ出していてもまぁいいか、ということにした。
てことで、白熱灯をまだ着けているのは3Fの廊下のダウンライトと2F電子ピアノ脇のスタンド、1F玄関の飾り棚照明、そして1Fのスタジオのスポットライト--これらはほとんど点けないので問題なし--だけになった。また蛍光灯のうちよく使うものとしては、1F→2Fおよび2F→3Fの階段灯、あとカミさんが通常使っている2Fの和室のペンダントライト用のボール球3つ、それと玄関外灯のうち1つが切れたので元の奴に戻したもの、これらの計6灯なのだけど、これらは寿命待ちってことで、我が家のLED照明化はいったん完了。
ま、こういう技術の進歩、価格の低下ってのは、ありがたい話ですよね。皆さまも、LEDに付け替える際には、演色性を気にしてみていただくことをおススメします。
いやしかし、久々のタモリ倶楽部「空耳 春の新作祭り」面白かったねぇ。これ、テレ朝のサイトでもTVerでも配信してないのね。コロナ禍以来毎週放送はされなくなった「空耳アワー」を狙って、しつこく録画し続けといてよかった。
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