あい変わらずの孫シッターじじの日々も3週間を経過し、特にそれほど目新しいこともないのだけど、ぼくはほぼペースが掴めたし、孫もだんだんじじばばが一緒にいる生活に慣れてきた。
1日のルーティンは、大体7時ごろに起き、孫が時間をかけて朝食を食べている間に、朝食を食べ、身支度をし、トイレに行く。息子が出社する日は7:50頃に出かけ、しない日でも8時ごろから--カミさんも--仕事部屋に入ってしまうので、8時から12時までがっつり孫の相手をする。
10時にバナナのおやつにし、カミさんが11:40ごろにキッチンに降りてきて、12時から昼食。それからちょっとだけ遊んで、13:40頃、息子がいる日は息子が、いない日はぼくが、孫を昼寝させる。我々が息子の家に来てから、寝かせる難易度を下げるためもあり、午前中と午後の2回昼寝していたのを1回にしたので、割合寝かせやすいし、2時間半~3時間半くらいは寝る。
昼寝の間、まず朝と昼の食器を洗い、火曜日と木曜日は買い物に、それ以外の日は前夜見切れなかったTVを観たり、このブログを書いたりする。火曜と木曜というのは、息子夫婦がいつも行っている「カスミ」という茨城地場のスーパーが、10%割引券を配ったりシニア割引が効く曜日が決まっているからだ。
それから夕方4時から5時の間頃に起きた孫の相手をして、大体6時頃に息子が仕事から帰ってくるか仕事を終えるので、そのタイミングに合わせてカミさんが夕食を作る。カミさんはぼくと2人の時は生協に頼んだほとんど出来合いのおかずを15分ほどで温める感じだったのだが、孫に食べさせるため、息子の家にあった大判の幼児食の本と首っ引きで、10年ぶりくらいに真面目に料理に取り組んでいる。
食事の後、息子と孫で嫁とTV電話をするので、その間に夕飯の食器を片付け、8時過ぎ頃から息子と孫は風呂に入る。上がってきた孫にパジャマを着せ、髪を乾かし、それから息子とカミさんがお茶を飲ませたり本の読み聞かせをしたリおもちゃの片づけをしている間にぼくが風呂に入る。そして9:30~9:50頃に息子が孫を寝かせに行き、その間ぼくはドラマを観て12時過ぎに寝る、という感じ。
孫はもちろん今でも順位No1は息子だが、ぼくやカミさんが彼の生活の多くを観ていることを受け入れてきて、というかぼくやカミさんの方がわがままにふるまっても言うことを聞いてくれるということがわかって、これはこれで都合がよいということを理解したのかもしれないが、3週間経って、前よりはだいぶ我々がやらせてもらえることが増えてきた。
寝かせる時には、昼寝1回にしてからはぼくの抱っこでも寝たが、いつも寝る寝室ではぼくだと泣いてしまっていたのが、先週は寝室で抱っこでも寝るようになったし、今週は息子がしているように寝室でベッドに寝かせて横にぼくが添い寝する状況でも寝るようになった。
ちなみに息子の家ではPana製の見守りカメラモニターを使っているのだが、最近のはよくできていて、モニター側で操作すると子守歌などを流せるし、カメラの角度の調整などもできるし、カメラ位置で音がするとアラームを鳴らして教えてくれるし、モニターは無線で接続されているので、家中どこにいてもこれを持って行って見守っていることができる。息子や娘がチビの頃は、遠隔で音をモニターできるだけだったのにね。
それから、先週前半くらいまでは、パパが朝出かける時や、仕事部屋に入ってしまう時に泣いてしまっていたが、先週後半くらいからは泣かないようになった。夜パパが帰ってからはパパにべったりで、少しでも引き離すとパパを探して泣き顔になっていたのも、今週は息子が先に風呂に入って後から風呂に入れることもできるようになったし、風呂から出て体を拭くのもパパでなくても大丈夫になった。それはそれで息子は少し寂しいようだが。
ぼくらが相手をしている間にも、孫は日々成長していて、新たにできることが増えていく。例えば去年12月の誕生日にぼくらがプレゼントしたアンパンマンのブランコ付きジャングルジムだが、これの滑り台に登るのに、ジャングルジムの1フレーム分の高さを小さな階段3段で登るようになっているのを、教えてもどうしても登れなかったらしい。それが先週、最初はぼくが手を引いて、その後は一人で握りに掴まり、登れるようになった。
また1Fから2Fの階段も、登りはできていたが下りはできなかったのが、ギリギリ手を伸ばして手すりに摑まり、立ったまま降りられるようになった。さらにこれまでも普通のドアノブ式のドアは開けられていたものの、引き戸を開けることはできなかったのが、開け閉めともできるようになった。
そうなると、自分の意志で行ける行動範囲が格段に広がってしまうため、お付きのじじがいる間はよいが、我々が帰ってしまった後どうするか、息子は困った様子だ。
ちなみに度重なる抱っこと、マットレスが変わったことの影響もあるのか、ぼくはだいぶ腰に来てしまって、今週は買い物のついでにドラッグストアでボルタレンを買って来たり、痛み止めを飲んだりした。いやいや、歳は取りたくないねぇ。
そんなことで、孫シッターもだいぶこなれてきたが、上に書いたように、息子的には孫にやらせたくないことがいろいろとあるところを、具体的に書くと息子に叱られそうなので書かないが、ぼくらは多分かなり自儘にやらせてしまっているので、相当にわがままイタズラ小僧になっている可能性があり、嫁が帰ってきたら怒られるかもしれない。
カミさんも、息子が細かなルールやNGを様々置いているのを、あんな細かい性格だっけ?と驚いていたが、まぁそれは人の親になった責任感と、きっちりした嫁の教育の賜物なのだろう。でもじじばばってのは、無責任に甘やかすのが何よりの楽しみなものだからね。大目に見てね。
てことで、35週を迎えたらすぐに退院となるかどうかも、お腹の中の赤ちゃんの成長具合次第ってことなのだが、割合順調なようなので、孫シッター生活もあと1週とちょっとくらいなのかな?赤ちゃんが生まれたら、嫁の入院期間は再度1週間ほど来ることになると思うが、カミさんはあまりにも孫がかわいくて、家に連れて帰りたいと人さらい予備軍のような発言をしている。
たしかにね。あれだけいろいろわかっていれば、言葉は話せなくても、こんなに一緒にいた我々のことは忘れないでいてくれるかなぁ?2歳の時の記憶なんて自分にもないじゃん?そう思うと、残り僅か、ますます甘やかしてやろうと考えてしまう愚かなじじばばをお許しくださいね。
さてさて、入院していたお袋だが、今月初頭に、実家のある護国寺と、次の江戸川橋駅との間にある介護老人保健施設に移った。ここは、しばらく床についていた老人を、リハビリとかを通じて普通の暮らしができるようにしてくれる施設で、病院と違って1日中パジャマではなく、朝まず着替えるところから始まるそうで、お袋はこんなことなら病院のほうがよかったとかブツクサ言っている模様だ。
これまでと違って一応面会もできるが、回数や人数がかなり限られているので、ぼくらは来月に1度行けるかどうか、という感じなのだが、電話は禁止されていないので、これまでも看護師さんの目を盗んでかかってきてはいたが、その回数が少し増えた。もっと口からたくさん食べないとダメだよと言うのだが、どうも食べられないのよ、と言いながら、入院していた一時期よりは、だいぶ口調もしっかりしてはっきり話せるようになってきた。
このまま回復して、元の暮らしに戻って欲しいなぁ。もうすぐ2人目のひ孫が生まれるからね。元気で会えるようにがんばってちょうだいね。
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