来週前半に退院となるかもと言われていた嫁だが、結局来週いっぱいは入院となる見通しになった。我々はたぶん、来週金曜頃にいったん引き上げて、ぼくは毎週戻っているが、カミさんは約1カ月ぶりに自宅に戻ることになりそうだ。孫2号が生まれたら、またすぐ来ないといけないんだけどね。
てことでとりあえず今週は、孫の成長の話と共に、この半移住生活に持ってきたアイテムたちや、息子の家の部屋のことなんかを書いておこうかと。
息子の家は1FにLDKと続きの和室、風呂や洗面所などの水回りがあり、2Fは1Fとほぼ同じ面積で、寝室と息子の仕事&マンガ書庫部屋の他、子供部屋の想定で作った部屋が3つある。その3つの部屋は今は空いており、息子はそのうち南側の部屋にぼくとカミさんを寝かせるつもりだったようだが、カミさんは自宅でと同様、寝る&起きる時間が合わないし、鼾がうるさいから別の部屋がいいと言って、北側の部屋を仕事場兼用として占領した。
カミさんは家からは特に机のようなものは持ってこなかったが、仕事をする上ではやはりこたつの高さでは厳しいということで、こちらに来た週にAmazonで小型の木製折り畳みデスクを買い、ぼくが1週目の週末に家から持ってきた電気ひざ掛けを足に巻き付けて仕事をしている。もともとは布団の中があまりにも冷たくて、電気敷毛布代わりに持ってくるつもりだったが、ぼくが寝ている南側の部屋にはなぜか布団乾燥機が置いてあり、息子に許可を得てこれを使ってみると、布団の中が快適に温まることがわかったのでね。
3つ目の子供部屋は南側の部屋の北東隣にあるのだが、この部屋には今、先週書いた、我々が去年の孫の誕生日プレゼントに送ったアンパンマンのブランコ&滑り台付きジャングルジムがドーンと置いてあって、ほとんどそのためだけの部屋になっている。まぁ孫3号までもしできたとしても、その子が自分の部屋を欲しがるようになるまではまだ当分かかりそうだから、たくさん遊んでちょうだいね。
そしてぼくが寝ている&孫の昼寝の時とか体が開いた時に引き揚げてくる部屋には、最初の週は様子見で持ってこなかった、近ごろ重宝している旅行用ミニHDDレコーダー、I・O Data HVTR-T3HD1Tと、茨城に来る直前に買った15.6インチモニタ--たまたまそのタイミングで買ったのが役に立った--を持ってきて、 100均で小さな椅子型の台200円を買い設置。息子の家のリビングの大型TVも使えはするのだが、息子も観るのでずっと占拠する訳にもいかなくてね。
その横にはこのブログを書いているモバイルPC、Microsoft Surface Goを置いているのだが、これを置く台も、何度か試行錯誤と検討を重ね、これまた100均で中型のプラケースを300円で買ってきて、高さもいい感じでマウスを使うスペースもできた。さらに自宅の寝室でほとんど使っていなかったLEDスタンドと、3週目にはあまりの乾燥度合いに、ブースに死蔵して10年くらいは使っていなかった旧型の超音波式加湿器を引っ張り出してテストしてみたら見事に使えたので、一生懸命汚れを取って持ってきた。
もっともこの旧型加湿器では、部屋全体の湿度を上げることはなかなか難しいのだけどね。あと実際には息子が結婚前に使っていて今は寝室にあってほぼ使っていないTVとか、嫁がいない間は使ってない模様の加湿機能付き空気清浄機とかもあったのだけど、移動するにはデカかったり申し訳なかったりでね。
これらの機器を持ち込んで、ぼくの部屋はなかなか快適な環境になった。エアコンは配線や配管はされているもののまだ本体は設置されていないが、部屋着用のUNIQLOのモコモコ上着をひざ掛け代わりにして胡坐の下半身を覆うと、十分に暖かい。
孫と遊んでいると、1時間に一度くらい2Fに上がりたがり、ジャングルジムの部屋とか、カミさんの部屋とかに行くのだが、ぼくの部屋に来たときは、置いてあるPCやらHDDレコーダーのリモコンやLEDスタンドのスイッチとかをいじったり、接続してあるコードを抜いてしまったり大変だ。布団乾燥機のスイッチも入れて、出てくる温風を毎回必ず自分に当てて顔を顰める様子がかわいい。
カミさんの部屋に行くと、ミニデスクの上に置いてあるものをいじってしまうのはダメだよ、と止めるとして、こたつ机の上に置いてあるカミさんの個人PCの方は、好きにいじらせていたらスイッチの入れ方とかを憶えてしまい、ひらがな入力にしてあげたら同じ文字をバーっと打っちゃったり、マウスを持つ手を取ってやってペイントアプリで線を引いたり色を塗ってやると喜ぶ。
孫は今週も少しずつできることが増えてきており、例えばアンパンマンの六角形のプラスチックハウスみたいなおもちゃで、いろんな形のブロックを同じ形の穴に嵌めて落とし、それを六角形の各面にあるドアからプラスチック製の何種類かの鍵で開けて取り出すという、けっこう難しいものなのだが、こうやるんだよと教えてあげたら、最初はうまく嵌らなかったり鍵の向きが合わなくてイラついたりしていたが、1日でできるようになった。
また、口蓋裂で鼻と口が繋がってしまっていたために、今は手術してほぼ治っているのに、吹いたり吸ったりというのがなかなかうまくできず、以前に我が家に来た時にあげた飛行機の形をしたラッパのようなおもちゃ--吹いても吸ってもプーっという音が出る--も音が出せないし、ストローで物を飲むこともできなかった。
このラッパのおもちゃの音が出せれば、ストローが使えるようになるきっかけになるかもと息子も期待していたようなのだが、このおもちゃの音が、今週初めて出せるようになった。週も後半になると、まだストローは全然だめだが、おもちゃの方は吹いても吸っても自由に音が出せるようになり、毎晩TV電話で顔を見ている嫁は、そういう息子の成長に立ち会えないのが悔しいらしい。
その入院中のママからは、バレンタインに息子とぼくらへのチョコレートに加え、孫宛にアンパンマンのぬいぐるみが届き、その夜のTV電話では、そのぬいぐるみを嬉しそうに持って見せに行っていた。
息子がいない時は食べ物を食べさせるのはほとんどカミさんだが、昼寝の時はぼくが寝かせていて、その他平日のほとんどの時間の「お付きの人」はプータローのぼくがやるのだが、孫はぼくのことは「面倒を見てくれる人」と思っている模様で、ダメなことはダメと言っていることもあり、この人は怒らせすぎるとマズいと感じているようだ。
一方でカミさんはとことん甘やかすので、「何をやっても許される人」と思っているようで、ぼくが見ているとクレヨンで画用紙以外に落書きしたりはしないが、カミさんが相手だとソファーや床とかに好きに書いてしまう。
最近はぼくにもカミさんにも、思い切り走ってきて抱きついたりするし、カミさんが仕事を終えてリビングに降りてくると、息子が帰って来た時と同様、抱っこして、と両腕を広げてくっついていく。ここまで絆が深まればもう忘れないでくれるかな?
来週後半に一旦バイバイして、孫2号が生まれたらまた戻ってくることになるのだが、その時はさすがに歓迎してくれると思うのだけどね。その後孫2号が車で移動できるようになるまでは、ぼくらが会いに来るしかないのだけど、どのくらいの頻度で会いにくれば憶えててくれるのかなぁ?
ちょっとした児童心理学の実験みたいな感じだね。いずれにしても早く「じじ」と声に出して呼んでくれるようになってほしいものです。
さてさて、2月初めに介護老人保健施設に移ったばかりのオフクロだが、今度は尿道炎を発症してしまい、病院に逆戻りとなってしまった。一進一退でなかなか難しいものですな。もうすぐひ孫2号に会えるからね。あせらずじっくり元気になってね。
コメント