息子がH社の家電子会社に入社したのは震災の年だったから、それからもう12年--今日で12年になったんだねぇ--が経ち、息子はその間一時電子レンジの部署にいたこともあったが、ほとんど掃除機の設計一筋のサラリーマン人生で、いまや中堅として活躍しているようだ。今週はそんな息子が主要メンバーとして設計に絡んだらしい「かるパックスティック」PKV-BK3Kを買った話を中心に。
過去の記録を調べてみると、大体2年に1製品くらいのペースで、ロボット掃除機やスティック掃除機を買っていて、今度で6台目かな?このくらいだったらそれほど親バカとも言えないのか?しかもロボット掃除機はまだしも、スティック掃除機ではH社は最先端争いをしてるので、いらん買い物ってことにはならないしね。
今回の「かるパックスティック」PKV-BK3Kは、近頃のスティック掃除機流行りの流れの中では初めて、紙パック式を採用したことで話題になり、価格comの掃除機の売れ筋ランキングでは2位になっている機種だ。ちなみに1位もH社の「ラクかるスティック」の一昨年発売した機種で、これの設計にも息子が深く関わっていたはずだ。
先々月から先月の1ヵ月ちょっとの間、息子の家に半移住していたが、息子の家には当然、H社の掃除機が多数あり、これまで発売したスティック型を初めいろんな掃除機が2Fのホールに博物館のように陳列されている他、この「かるパックスティック」PKV-BK3Kはリビングに置いてあって、我々も何度かこれを使って掃除をした。
これまで我が家で使っていた2世代前の「ラクかる」も1.3Kgと軽かったが、今度の機種は1.1Kgでまぁ軽い(冒頭の写真左が旧機種、右が新機種ね)。その軽さのため、今週2歳と4ヶ月目に入った孫が、食事を食べ散らかして汚れてしまったダイニングの床を、「お掃除しようか?」と言うと、自分でこの「かるパックスティック」を持って掃除するという--しかもわりと好きらしい。スイッチやボタンがついたものは何でも好きなんだけど--こともできる。
ちなみに孫は、2Fのホールに行くたびに、陳列された掃除機のスイッチを片っ端から押してしまう。充電されておらず電源は入らないのでよいのだけど、旧式のスティックの先の方に本体が付いた機種では、本体部分を外すボタンを押して転がしてしまうのが困りものだった。
で、掃除を終えると毎回溜まったゴミを手で開けて捨てるのがちょっとイヤだったらしいカミさんが、我が家にもこれを買って、今使ってる「ラクかる」はまた娘にあげようよ、と言い出した。その前に使っていた「ラクかる」の初号機も、今は娘夫婦の家にあるのだが、バッテリーがだいぶヘタってきて長持ちしなくなってきたと言ってたしね。
んで、いろいろとMustDoをこなしていた先週、この機種の価格も時々ウォッチしていたのだが、それまで54,000円ほどだった最安値が、値下げ争いの局面に入って来た。おおむねどんな製品でもそういうタイミングがあるけど、H社の製品は特に、必ずあるのよね。各ショップがロボット値付けを繰り返しているらしく、数分に1円ペースで下がっていく。
よし、5万円を切ったら買おう、ということにして、価格comで500円下がる毎にメールを送ってくれるように設定しておいたのだけど、ちょうどそのタイミングで、Amazonが「新生活応援セール」かなんかを開始し、プライム会員が、とかAmazonカードで、とかいくつか条件はあるが、最大12%分のポイントが付くと言う。
先週木曜の時点で、価格com最安値は52,000円弱、Amazonは直販ではなくマーケットプレイスで53,000円ほどの値付けだったが、6,000ポイントつくなら、Amazonのポイントは絶対使うしこっちの方が安いじゃん、ということで、深夜、そのマーケットプレイスのショップの在庫が切れそうになる直前にポチった。まぁ現時点で最安値は49,000円に迫っており、早晩ポイント込みの購入額よりも下がっちゃうとは思うんだけどね。
日曜日に届いたそいつを充電し、月曜にさっそく掃除してみたが、まずその軽さで、階段の掃除とかは一層楽になったね。あとヘッドが前を照らすランプが、我が家のは白色だったのだけど、1世代前からは緑色になり、これでホコリやゴミが一層見えやすくなった。
あと、これも1世代前からだと思うけど、本体からホースを外した部分に「ハンディブラシ」がついているので、床以外の部分を掃除する際、別のブラシなどを取り付けなくても、ホースを外すだけで簡便にできるようになった。
一方、息子の家でも感じていたことだが、じゅうたんとか、息子の家に--孫が転んでも痛くないように--多く敷いてあるゴムのような素材のクッションフロアなどに絡んだり貼り付いた髪の毛とかは、ちょっと取れにくくなった気がする。息子にそう言ったら、(息子の家のは)長いこと紙パックを換えてないからじゃないかと言っていたが。気流を工夫して、紙パックがあっても吸引力が落ちないようにしているようだ。
紙パックは1ヶ月くらい替えなくてよいようで、カミさんは、ゴミ捨てを嫌がっていたくせに、あれがなくなるとこれだけゴミが取れた、っていう達成感がないのよね、と言っている。確かにね。その言い分はわからなくもないですが。
ま、娘は新しい掃除機がもらえてラッキー、と喜んでいるし、こういう半親バカ買い物も、いいんじゃないスかね。
さて、この他今週は、リフォームの件で、さっそく月曜日にやってきた、以前洗面所のリフォームをお願いし、なかなかいい仕事をしてくれたY社のおばさん営業マンに給湯器や風呂を見せた際、我が家の裏と横のブロック塀との間の狭いスペースが、また草ぼうぼうになっていたのと、リフォームしても残る予定の風呂の窓のサッシに、少しカビがでてきていたので、これらの処置をした。
裏&横のスペースは半年に1度くらいは刈ってるはずなんだけど、雑草と言うか、腰から胸の高さくらいに伸びた灌木が数本、その他蔓性の植物が配管やエアコンの室外機に絡んだ状態に、あっという間に戻ってしまう。これって除草剤とか使うともう少しマシになるのかなぁ?
灌木の根元は直径1cmくらいにはなっており、普通の枝切り用ハサミでは切れずに、チェーンカッターを持ち出して切らなきゃいけないし、大量の草や灌木を両腕で抱え、狭い隙間--特に裏側の一部は室外機の上に乗らないと通れないような--を通って表に持って来るだけで大苦労だし、その他家の周りの落ち葉やらも掃除すると、なかなかの重労働だ。抜いた植物を家の車庫の前に積み上げると写真のような山になってしまう。都合4時間近く汗だくになって、最後に山になった雑草をこれまたカッターで短く切断し、大ぶりのゴミ袋に詰めていくと、4つのゴミ袋が満杯になった。
本当は同じ日にやろうと思っていた風呂サッシのカビ取りは、雑草刈りですっかり疲弊して翌日になったが、こっちも前日ほどではないが、けっこう汗をかいた。我が家の窓は旧トステムの二重サッシなんだけど、外側の汚れはがんばってカビキラーできれいにしたが、2枚のガラスの間が結露して着いた汚れはどうしようもないのよね。こいつも保証期間は10年ほどらしく、25年も経てばそりゃそうかということなのだが。
絡んだ蔓を剥がしていくと給湯器の配管の周りの劣化した断熱材がボロボロ落ちてしまうのだが、こちらはリフォームで新しくなるだろうからいいとして、サッシの方はどうするかねぇ。リビングにも一部、間に汚れが入っちゃったサッシがあるんだけどね。
リフォームの方は3社相見積もりの予定で、今日2社目が来て、来週の火曜に3社目が来る予定。嫁は今週半ばからは、赤ちゃんが生まれてくるのを抑制する薬もやめたってことなので、いつまた茨城に行くことになるかもしれず、リフォームが予定通り進むかはわからないのだけどね。
さてさて、WBC、盛り上がってますなぁ。すごい視聴率らしいけど、でもまぁ野球はね。ぼくもまぁ半分ながら見で見てるけども、ローカルスポーツだし、いつ点が入るかわからない緊張感はあまりないし、基本的に個人プレーだし、サッカーワールドカップみたいに、日本代表以外の試合も観たいって気にはならないなぁ。優勝してくれたらそれなりに盛り上がるとは思うけどもね。
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