松の内が開け、再開したゴミ収集に、我が家は大量の布ゴミを出すことになった。というのは、2日にカミさんの両親と、新婚旅行に行っている姪っ子たちを除く義弟一家、オフクロ、娘夫婦、息子と孫たち、総勢13人が我が家に集まったのだが、嫁が体調不良で来られず、孫たちが初めてママのいない我が家へのお泊りをすることになったためだ。
そうなると掛け布団の数が足りないというので、暮れの28日にカミさんとニトリに買い出しに行った。カミさんは、もしかしたら孫1号がばあばと寝ると言うかもしれないと、マットレスに敷くカバーを余計に買ったり、布団も普通の羽毛布団の他、子供には暑すぎるかもと秋物と夏物がセットになったものや、布団カバーも動物の絵がついたかわいいのを買って、なんだかんだで5万円ほどになった。
で、そんだけ買うとさすがに置き場がないというので、古いマットレスカバーや毛布などを選り分けて大量のゴミが出たというわけだが、大体こういうことをやるのは年内のゴミ収集が終わった後でね。布ゴミ以外にも缶とか不燃ゴミとか、2日の昼はまたカミさんが気合を入れて多種多量の料理を作ったのでその生ゴミ--はもちろん分けて外の大バケツに入れたが、入り切らない乾ゴミ--とかで、寝室やキッチン奥のユーティリティにゴミ袋が溢れかえることになった。
2日にはいつものように朝、江戸川橋の施設までオフクロを迎えに行ったが、前日の元旦には実家に大人たちが集まるというので兄が迎えに行ったら、寒いから行きたくないとゴネて大変だったと聞いていた割には、すんなりと車に乗って、11時前には家に戻って来た。まもなく娘夫婦と息子&孫たちが到着する。
孫2号は相変わらず場所見知りで警戒し、孫1号も少し車に酔ったってことであまり調子がよくなかったが、次第に元気に遊び始める。娘が孫たちに、パズル的なものに挑戦させたいんだと、孫1号にはジグソーパズル的なピースがもう少し大きい嵌め絵を、孫2号にはいろんな形のプラスチックをケースの穴に合わせて入れるおもちゃを買って来たが、孫1号がこのプラスチックのおもちゃの方で主に遊んでいたな。もう4歳なんだからこれじゃ簡単すぎるでしょ。
義母が買ってきてくれた、取り札の裏にひらがなの書き順を書いた、ひらがなだけの読み札のカルタを、孫1号が書き順通りになぞり、また読み札をスラスラと読んでみせる(冒頭の写真ね)と、娘のダンナ君がすごくない?とびっくりしていた。保育士の娘に言わせても4歳になったばかりでここまでできる子はそうそういないとのこと。
近ごろは車や電車の載った本がお気に入りで、去年福井に行った時にお土産に買って来た、持ち手が新幹線になっているスプーンとフォークを、「これは『かがやき』だね」、と言ったり、息子の時もそうだったが、こうなると大人がついて行けなくなってくる。本人は新幹線には乗ったことがないのだけどね。
最初はパパの姿が見えないと泣いていた孫2号も、だんだん調子が出てきて、トコトコ歩き周って遊び始める。孫2号はとにかく食いしん坊で、孫1号が椅子の上に立ち上がったりしてパパに怒られながら、カミさんが差し出したものを食べる一方、孫2号は全部自分でスプーンやフォークを使って口に入れ、あっという間に食べ終わって、もっと食べたいと催促する。それでも孫1号は口に入れられたものを何でも食べるが、孫2号は好き嫌いが多いんだそうだ。
孫2号が昼寝をするというのでパパと孫2号の姿が見えなくなった時に、孫1号が自分だけ置いて行かれたかと思い泣いてしまう場面もあったが、ホントなら孫1号も昼寝するはずが、ふざけて全然寝ないので、パパに追い出され、結局この日は孫1号は昼寝をしなかった。
夕方オフクロを送りに行って帰ってくると、カミさんの両親と義弟一家は義父の家で夕食を食べるということで、娘たちはダンナ君の実家に行くということで帰ってしまっており、「5人だけになっちゃったね」と言いながら夕飯にする。
それから2人順番に息子が風呂に入れ、これもニトリで買って来たバスタオルでカミさんが拭いてパジャマに着替えさせる。ジジババだけだとほとんど汚れないので最近は風呂は2日目を追い炊きにしているが、やっぱり代謝が激しい若者や子供が入るとすごいことになるね。
寝るのは元の息子の部屋で、ベッドと並べて床にマットレスを置き、ニトリで買って来た羽毛布団と2枚組の薄い方にモコモコの布団カバーを付けたものを用意しておいたが、この段差マットレスが子供たちの格好の遊び場になり、ベッドから飛び降りてはまたよじ登って大変な騒ぎだ。
カミさんはいつも寝ている元娘の部屋にも床にマットレスを敷き、ばあばと寝ない?と提案してみたが、やだ、ぼくがベッドで寝て、パパと○○くんが下のお布団、とあっさり振られていた。いつもは息子と孫2号、嫁と孫1号という組み合わせで寝ているそうで、それなら孫2号がママがいないって泣いたりしないねと安心したのだが、結局夜中に、孫1号が寂しくなって床のマットレスに潜りこんできたり、けっこうバタバタしたそうだ。
3日の朝はぼくは8時ごろ起きたが、子供たちは7時すぎには起きていたのかな?孫1号は文字の他数字にも興味が深く、最近買った手首につけるタイプの血圧計を自分で巻いて血圧の数字を言ったり、デジタル秤を持って来ていろんなものを量る。千までの数字は数えられるということだったが、2桁だと例えば「はちじゅうきゅう」とか言えるのだが、3桁になると「にぃいちよん」の方が言いやすいようだ。言い聞かせてもなかなかお茶を飲まないので、これはいいやとカミさんが、秤に乗せてはお茶を飲んで数字が減る遊びをしながら、お茶をたくさん飲ませていた。
それからまたリビングにおもちゃをぶちまけて遊んだり、息子の部屋に置いてあった「Happy Birthday」の青いフィルム風船を膨らませてと言うので、膨らませて並べて遊んだり--孫1号は最近英語も習い始めたってことでアルファベットも読める--、いやいや楽しくて癒される。毎日こうだとちょっと厳しいかもだけどね。
昼食を食べてから、3時ごろに、近くの市役所の駐車場まで歩いていって、車に乗せてバイバイをした。孫1号は日立の自分の家に着いても、「ばあばのおうちがいい」と言ってしばらく降りなかったりしたそうだが、ママに会ったらあっさり「ママ大好き」とくっついていたそうだ。
我が家は孫たちのいた余韻を残して、リビングも元息子の部屋も翌日までそのままにし、翌日になってから片付けた。孫2号も1晩泊ってさすがに場所見知りはなくなったようなので、次に来た時は最初からゴキゲンで遊んでくれるかな?ただ次は義父の米寿のお祝いなので我が家ではなくどこかのお店で会うんだけどね。
てことでお正月、孫たちのお泊りでのバタバタ記でした。
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