Tacovoの「コト」や「モノ」

お気に入りの映画1

恥ずかしながら私、純愛もののラブストーリーが大好きなんですよ。しかもこれでもかって言う泣けるヤツ。んで昨日、批判はいろいろあるようですが、ぼく的には素直にかなりキタ映画「いま、会いにゆきます」の原作を書かれた市川拓司さんの、もう1つの原作の恋愛映画、「ただ、君を愛してる」を観ました。

これがねぇ、いいのよまた。泣けるほどの大感動ってコトじゃないんだけど、何がいいって、やっぱ宮崎あおいだな。彼女は「NANA」の一作目の時もそうだったけど、助演なのに独特の雰囲気を持っていて、それが映画全体のイメージに大きな影響を、花を添えてる。

とにかくかわいい。かわいくてせつない。「好きな人が好きな人を、好きになりたかっただけ」なんてセリフ、すごくない？明るくさらっと言うんだよ、これを。彼女でないと言えないよね。

最後に死んじゃうのはまぁ仕方ないとしても、キスした日から失踪して、でもちゃんと人生をまっとうして、いい女になって、だけど死ぬ前にも会わずにそのままなんて、悲しすぎるよなー。あれは後々辛いよね。立ち直って別の恋を見つけられるんだろうか。ハッピーエンドでもいいのにね。

大学のある郊外の車通りの激しい道のそばに、あんな深くてきれいな森と湖があるって設定も、これはもう完全にファンタジーなんだけど、あの森がまたいいんだよね。映像がとにかく美しくて、なんか素敵な絵を観てるような映画でした。

さて、今日はめきぞえの新曲、まじめなバラードの「またね」の練習。1コーラス目のサビまで休みなので、楽譜も1ページで収まって、大したことないとなめてかかったら、自分で作ったパターンとは言え、普段あまりやらないようなのを組み込んじゃったために、そのわずか6小節のために、2時間半ほどの特訓をするハメになった。

普段あまりやらないパターンって、体も憶えないし、頭は歳取ってからの悪い癖で気が散って他のこと考えちゃって憶えられないし、2回連続してちゃんとできたら終わりね、って思ってから、結局30回くらいやることになっちゃった。

まぁそんな努力したって、金曜日のレコーディングでは、少しくらい間違えても他のメンバーの誰も気づかないのにね。無駄な努力？いやそんなことはない。孤高の道だろうと、おいらは進むのさ。自己満足でもいいの。達成感は壁を越えてこそ。見てなさい。

テクノラティプロフィール

お気に入りの音楽1

さて、今日はぼくのお気に入りの音楽をご紹介

まずは、とにかくこれまでのぼくの人生の中で、アルバムとして最もすばらしい、間違いなく聴いた回数がダントツで多い1枚。それはPaul Simonが75年に発売したアルバム、「Still Crazy After All These Years」です。

Amazonのレビューを見るまでもなく、曲のよさ、アレンジのよさ、Michael BreckerやらSteve GaddやらRichard TeeやらPhoebe Snowやら、参加しているキラ星のごときメンツ、どれを取っても、本当にスゴイ。

基本的に昼より夜に向いていると思いますが、とても気分のいい夜、疲れて帰った夜、翌日休みでほっこりしている夜、どんな夜も、これを聴けばより気分がよくなるか、気持ちが落ち着くか、とにかく35年を越えた音楽人生の中で、一番出会えてよかったと思える1枚です。

最初買ったときは当然30cmアナログLP盤でしたが、擦り切れて音がヘタってきたので、CDも入手しました。大人のあなたに、超オススメです。

それから、これまで観たプロモビデオの中で、これももうかなり古いんですが、いまだにNo1だと思っているのが、このPeter Gabrielの2曲、 ｢Big Time｣と｢Sledgehammer｣の2曲です。これはもう、観てみてほしいです。とにかくすごいセンスだから。

このビデオは、ウチにはLD(レーザーディスクですよ。懐かしいでしょ)で保管していて、プレイヤーがでかくて場所取る上に、LDなんて全部で数枚しか持ってない、その上このプレイヤーが壊れたらもう観れないと言うハイリスクマイナスリターンな状態にあり、早々にDVDへのバックアップをせねばならぬ。

Peter Gabrielは、言わずと知れたGenesisの初代ボーカリストですが、こないだ2002年だかのライブDVDを観たけど、いまだに独特のセンスをしていて、すっごいかっこよくて、66歳にして次々と新しい音楽ジャンルに挑戦しているPaul Simonといい、この人といい、やっぱ一流は違うよね。尊敬します。