Tacovoの「コト」や「モノ」

「話を聞かない男、地図が読めない女」

先々週に書いた男と女の記事で思い出したこの本、実は恥ずかしながらブームになった2000年当時、なんかベストセラーって言われると意味不明な意地張っちゃって、読まなかったのだけど、ちょいと読んでみる気になった。

うちのカミさんはジェンダーなんかが専門で大学や専門学校で非常勤講師をしてるような人だから－－っつても本人、別にちっとも怖い人ではないのだけど－－この手の本はある意味資料として読んでいて、彼女の本棚の前後２列に本が並んだ奥の方から引っ張り出してきたら、マーカーが引いてあったりページの角が折ってあったりする。

そういえばその時もやらされたな、でも中身はまるっきり憶えてないけど、っていう、男度女度テストを、８年ぶりにやってみた。

「竜馬がゆく」～お気に入りの本１

本のことって書いてないよなあまり。なぜだか。

思えば小学校の５、６年の時に星新一にはまって以来、一人の作家にしばらくはまる傾向にあるわたくし。しかも去年までは相当なDecadeの間、歴史小説しか読まなかったのですよねなぜか。その中でも司馬遼太郎にはまり、池波正太郎が、そんなに好きでもないけど続けて読んだり、海洋小説の白石一郎という人が好きだったり、最近では信長暗殺の真相を暴いた安部龍太郎とか、そうそう、白石一郎の前には伝奇的手法で圧倒的に面白い隆慶一郎には大はまりし、といろいろ変遷があった。

それが去年から、ちょっと人に薦められて伊坂幸太郎を読むようになって、それから市川拓司、石田衣良、となぜか「い」で始まる現代作家にハマり、最近は金城一紀のゾンビーズシリーズなんていう若い小説を読んだりしている。