今日は鴻巣の免許センターまで免許の書き換えに行き、その足でブーランの学校へ行って「健康」の練習をした。
前までは地元の警察署で免許の書き換えができていたのに、今回は駐禁2回やっちまったため、わざわざ鴻巣くんだり(失礼)まで行かねばならない。同じ埼玉県内とはいえ、鴻巣まではうちから約40Km、しかも使える高速がないので、下の道を約1時間半かけて走っていかねばならない。(なので今日は、トータル100Kmほどを走った。高速一切使わずに!)
前は軽微な違反なら数ヶ月で消えて、その分はカウントされなかったと思うんだけど、最近のいろんな改正で厳しくなったのかな?片道1時間半プラス、2時間の講習を受けねばならないと言うことで、手続きにかかる時間も含めて約5時間半、これはすっかり1日仕事だ。せっかくの遅い夏休みなのに!
しかも免許の有効期間は3年間なのに、次回の書き換えの際もその時点から過去5年遡って、その間に2回の違反があったらアウトだという。つまり、よく憶えてないんだけど--っていうかちゃんと憶えてる人なんていないよね、いつ駐禁取られたかなんて--その2回の駐禁を現時点から過去2年間にやってたとしたら、次回も鴻巣確定だと言うことだ。これからの3年間に何も違反をしてなくても!
なんかおかしくない?
だいたい、軽微な違反で消えるケースとか、いろいろと複雑なポイント制度なので、今自分の累積ポイントが何点なのか、よくわからない。それを確認するには申請書が必要で、その申請書の購入に700円取られると言う。
なんかさ、違反を抑制するんではなくて、違反させて捕まえようって意思を感じない?まぁ収入を増やしたいってのは、一般企業であれば正当な商行為なんだけど、警察・交通関連の役所が潤おうとするのって、どうなの?
やっぱ違反を抑制するためにもっと積極的なしくみを導入するってのが、どう考えても本来の姿だよね。それを累計点数の確認にすら金を取るなんて。自分のポイントがわからないまま、つまり「あと1点とられると免停だ」っていうモチベーション--マイナスのだけど--すら働かないで、「えっ、ウソ。オレ免停?」っていう状況を、意図的に起こさせてるわけですよ。だったら何のための点数制度なんだってことでしょ?
まず第一に、自分の累計ポイントを、Netで見れるようにしろって。免許番号で検索してさ。
それから、これは前向きな提案なんですが、マイナスのモチベーション、つまり罰点制度を改めない?駐禁とかちょっとしたスピード違反とか、1点とか2点とかの罰点は、罰金は取ってもいいけど、点数制度は前向きなモチベーションが働くように直そうよ。
つまり、3ヶ月ごとに、違反がまったくなければ点数を1点加算するわけですよ。それを、有効期間中、積み上げていく。つまり5年の人なら4×5=20点たまる。で、たとえば免許の更新料を20,000円に値上げしといて、1ポイント1,000円換算で値下げする。つまり5年間何もなかった人は更新料もタダってわけ。
一歩進めて、マイルとかビックカメラ、ヨドバシなどのポイントとも、交換モールで交換できる、までやってもいい。3ヶ月で1,000円分のポイントをタダでもらえるなんて、結構でかくない?
しかもビックで買い物したポイントを、免許更新料に充てられるんだよ。よくね?
こうすれば、3ヶ月ごとを、みんなすごく意識するようになるじゃん。しかもポイントをためたいと言う、あの不思議なモチベーションが、前向きに働くようになる。
ウチのかあちゃんは、人間はそんなバカじゃないから、そんなモチベーションは働かない、って主張するンだけど、残念ながらこれだけは、厳然たる日本人の真実だよね。普段えらそうにしてる大会社の役員とかが、マイル集めに必死だったりする、あの不思議なモチベーションね。
駐禁とかちょっとした違反が、明らかに減ると思うよ。
やめようよ。警察の食い扶持を、減らさないようにしようって考え方。自分の仕事--特に生産的でない、創造性のない単純作業--をなくすことが、自分の仕事でありたい、そのためにする工夫なら労を厭わない、っていうのが、できる人間であれば、当然の心持ちだと思いませんか?そんなんだから公務員は何かと批判の対象になるのよ。
ということで、ちょっとした制度改革の提言でした。お粗末。
今年から更新する免許はICカード入りなんだね。これはこれで一歩前進。評価してあげよう。
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