今日は新しいカメラを持って、カミさんと秩父の羊山公園まで満開だという芝桜を観に行った。今年からやけに東京北西部の鉄道(西武、東武)の中吊りとかで押していて、ちょっと気になっていたところへ、息子が26日にサークルの友達と観に行ったという写真を見せてもらって、よし、行こう、と、出不精で家でゴロゴロしていたいという娘を置いて出かけた。
本当は新しい車で行きたかったんだけど、秩父って、圏央道ができはしたものの、かなり一般道を走らないと行けず、しかも一本道ではまると危険、さらに公園の駐車場も長い列ができるという情報があったので、リスクが高いということで、あきらめて電車で行くことにした。
実は今日4月29日はぼくたち夫婦の21回目の結婚記念日。前にも書いたかもしれないけど、87年に結婚式を挙げたこの日は、そのちょうど2年前に、カミさんと初めてのデートで、渋く千葉の館山付近までフェリーに乗ってドライブをした日だった。
なのでこの日は千葉方面だろう、アクアラインもまだ走ったことないし、と当初は思っていたんだけど、最近スピード恐怖症がますます激しくなってきたカミさんが難色を示したのと、冒頭の息子の写真、そして寝坊して出ても日帰りで行ける手軽さとで、行き先を変更することにした。
まぁでも、誰しも考えることは一緒、日取りの悪い今年のGWの、前後が平日のこの日は、わりあい手軽に行けるこの公園に、人が殺到したようだ。西武池袋線の特急レッドアローで行こうと思ったら、さすがに全席指定のこの特急は、行きも帰りもまったく取れず、普通の準急や急行で行ったんだけど、所沢から先(帰りは快速急行だったので飯能まで)は各駅に停車するので、行きは池袋経由で2時間半、帰りも2時間かかった。
羊山公園は、西武秩父の駅から歩いて15分ほどの丘陵にある公営の広い公園で、 その奥の一角が一面芝桜を植えた"芝桜の丘"になっている。16,500平米というから、およそ160m×100mほどの傾斜地に、8種類、40万株以上の芝桜が植えられており、この時期が最も見頃らしい。
この模様は、有名な秩父夜祭の屋台や笠鉾の囃手の襦袢模様と躍動感をデザインしたとのことで、秩父を代表する山、武甲山を背景に、見事な色彩の絨毯を広げている。
今日は天気にも恵まれ、公園までは駅からかなりの急坂を登って行くんだけど、長袖を着て行ったことを後悔するほどの陽気だった。 この写真の通り、26日とは大違いの混雑度合。公園内には露店がたくさん出て、どこも大繁盛していた。
花のアップもいくつか撮ったけど、やっぱこの公園は俯瞰の絵がきれいだね。どんどんシャッターを切っていたら、今数えたら64枚も写真を撮っていた。
帰りに駅前で売っていた芝桜の株を5株ほど選んで時間を食っていたら、帰りの電車が立ちんぼになってしまい、人の波にもちょっとあてられて疲れたけど、外気と日差しをたっぷり浴び、体と眼には嬉しい1日になりました。
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