"Ping King"というエンタメ系ソーシャルブックマークサイトのニュース・動画情報メール配信サービスで登録していて、NHKで「Songs」という番組を、竹内まりや特集でやるということを知り、録画しておいたのをさっき観た。
思えば彼女も、まだ学生だったころに出したアルバムから「思い出のSummer Days」という曲をコピーして高3の学園祭でやらしてもらって、それ以来ずっと聴いている歌手の1人だな。もうデビュー30周年だという。今年52歳。いやいや、ユーミンが歳とるのはそんなに違和感ないけど、彼女が歳とるのはなんとなく不思議だなぁ。あんまり露出がないからかな。TVに出ること自体、すっごい珍しいことだよね。
「Songs」では、彼女の去年出たアルバム「Denim」でセルフカバーした「みんなひとり」という曲を提供してもらってヒットさせた、松たか子のステージに、サプライズで本人が飛び入り参加みたいな意外なシーンを綴っていた。
曲はこれも、もう20年以上前の話だけど、薬師丸ひろ子に提供してセルフカバーした「元気を出して」で、アルバムでは薬師丸ひろ子が最後のコーラスに参加して話題になったものでした。この曲を、最後のコーラスはもちろん松たか子と、コブクロ、佐藤竹善などが参加して、なかなかの盛り上がりだ。これは保存ものだな。
最新曲「うれしくてさみしい日」は、母親の視点で娘の結婚式の気持ちを歌った内容。やばいなこれ。中3になる娘を持つ身としては。「役目を終えた私たちから 贈るメッセージは」なんて歌詞、卑怯だよね。泣くでしょこれ。
こういう気持ちを歌う唄が、ポップスで聴けるってのは、すごいことだよね考えてみれば。演歌以外ではあり得なかったでしょ。30年来日本を代表するポップスを唄い続けてきたアーティストが、母の、しかも娘を嫁にやる気持ちを表現することって。
「駅」と言う曲は、実は僕はそんなに好きではないんだけど、---だって演歌っぽすぎるでしょ?---でもこういう、不倫とか、女性同士の友情とか、自分の取り合いでけんかしてる男子2人とか、そんな普通はあまりテーマとして取り上げないような内容を、ストレートに、夫君の御大山下達郎よりずっとぶっちゃけてそのままで表現してきた彼女は、ある意味すごいよね。
そうだ。忘れてた。竹内まりやのCDも、車のHDDに入れなきゃね。前にmixiに書いたけど、「みんなひとり」の、"Everybody wants to be wanted,Everybody needs to be needed..."は名セリフだよね。日本語で表現するとややこしくなる内容を、英語ならではのシンプルな言い回しで言い表していて。あの曲を車の中で聴きたいから。
話は変わりますが、いま、今週水曜日に発売されたSowelの新譜「Naked」に初回特典でついてきたDVDを観ながら書いてるんだけど、今度のCDもなかなかいいよ。ってオススメしなくても既に彼女は十分メジャーなのかな?こんどのDVDはわりあい普通のPVだけど、前のアルバムに入っていたDVDが、これがまたエロくてよいのよね。
彼女を観ていると、若いうちはエロを売り物にするのもアリだよね、って思ってしまう。武器は全部使え、節度さえあれば、マイナスにならないぞ、君の場合は十分プラスに働いているぞ、って言いたくなる。意外に、ちゃんとした歌手でエロを売り物にしてるひとっていないじゃない。実は今。かつての山本リンダみたいな?MAXとか?いやまああれらは歌謡曲だったけど。そういう意味でも貴重な存在だな。がんばれ。
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