今日はカミさんがちょっと具合悪く、洗いものなんかをしてたら、ついでに前から少し気になっていた風呂の掃除をする気になった。掃除って言うのは湯船だけじゃなくて、壁や天井についた汚れやカビを、塩素系洗剤で落とすってことだ。
そういう掃除はもちろんカミさんも時々やってるんだけど、天井の隅とかモップの届きにくいところはどうしても残っちゃうし、この夏の高温多湿で、またカビたちがはびこり始めていて、カミさんは目が悪いので、風呂に入ってるときは特に、あんまり気付きにくかったりするのを、今日は徹底的に取ってやろうかと、久々の意気込みだ。
普段は掃除なんてカミさんに任せきりなんだけど、こういうある種"徹底"掃除系は、なんとなく昔からぼくの役目になっている。
塩素系洗剤って、確かによく落ちるとは思うんだけど、「こすらず簡単」ってのは言い過ぎじゃね?って前から思っていた。ああいうコマーシャルは誇大広告とは言われないのかなぁ?普通の平面だってこすらないと落ちないし、目地の部分はこすったってなかなか落ちない。
洗剤の説明書には換気をよくして、ゴム手袋をして、服に着かないようにエプロンをつけろ、目より上の位置にはスプレーせず、スポンジなどに付けてこすれ、って書いてあるんだけど、そりゃ換気はしっかりするものの、ゴム手袋なんてしてたら細かいところをこすったりすることが不自由になるし、天井まで徹底的にやるには、服に着くことなんて気にしていられない。当然パンツ一丁の裸で、天井だろうとどこだろうと思いきりスプレーだ。
天井の、ホントに隅の隅は一部落ち切らなかったり、ドアの取っ手の裏とか、どうしてもきれいにしきれないところはあるんだけど、約2時間、天井から壁から、鏡のまわり、イス、桶、ボディーソープやシャンプーの入れ物まで、塩素のしずくが落ちるのも気にせず、がんばってこすったら、だいぶ満足すべきレベルまできれいになった。
汗だくになってそのままシャワーを浴び、喉も鼻もよくうがいしたんだけど、この作業をするといつもしばらくは、呼吸器の中に塩素がたまるのか、まだ普通の呼吸も少し塩素くさい。煙草を吸うとプールの味がする。手も、指紋はかろうじて残っているものの、妙につるつるというかパサパサになる(よい子はマネしないでちゃんと手袋してね)。
いやーしかし、久々にやったんだけど、なかなかの達成感だ。こういう日記ってカテゴリーがないので、「達成感」っていうカテゴリーを作ってみた。写真はそれぞれ上が使用前、下が使用後だ。
今日はこのほかに、まぁ観なくてもいいかなと思っていた映画「恋空」を、他に借りるものがなかったので借りてきて観た。まぁ思ったよりはそれなりに感動の名作にはなっていたけど、「いま、 会いにゆきます」にはやっぱ勝てないな。あの後の彼女の人生はどうなっちゃうの?ってとこまでちゃんと面倒見て欲しかったし。
でも最初の方の場面に出てくる新垣結衣演じる主人公の誕生日が、偶然にも今日の日付、8月31日。こういう偶然って時々あるんだよね。前にmixiには書いたんだけど、原田知世のデビュー作、大林宣彦監督の「時をかける少女」を去年、何十年振りかで観てたら、たまたま彼女がタイムスリップして繰り返してしまう日付が、それを観ていた4月18日だった。この時は内容が内容だけに、ちょっと怖くなったけどね。
散漫になるけど、昨日は修理に出していたNikon P80の修理が終わって返ってきたという連絡があった。なんか風呂掃除の達成感と言い、気持ちが前向きになるなぁ。9時過ぎには寝ちゃったカミさんも、明日には元気になるといいなぁ。
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