娘の誕生日の時にも書いたけど、ウチは息子が敬老の日、娘が海の日生まれ(娘の方は生まれた後に休日になったんだけど)で、両方とも休日だったのに、「ハッピーマンデー」ってやつで日付指定ではなくなってしまった。
娘の方はいまだにじじばばが集まってBirthdayPartyなんかをやってるけど、息子の方はもはやそういう雰囲気すら残っていない。大体本人がいない。昨日からウチの車で、泊りがけでどっかへ出かけてしまって、まだ帰ってこない。
本人は「オレ、結構早く結婚するかもしれない」とか言っているけど、どうやら決まった彼女はいない--少なくとも本人はそう言っている--ようなので、今回も女子と2人で出かけたわけではないようだ。
出がけに、その前日にカミさんが釘を踏んだらしく、左のリアタイヤがパンクしていて、まずガソリンスタンドに寄る羽目になったりして、なんだかそういうとこツイてない奴だ。まぁそういうトラブルを自ら何とかしていくことで、人間大人になって行くので、必ずしもツイてないのかどうかはわからないけどね。
それにしても...考えてみれば息子がハタチってのはすごいことだ。
どっちかって言うとそんなに手がかかる子供ではなかったので、あの息子がもう成人か、っていうような類の感慨ではないんだけど、昨今の晩婚化のなか、ウチのバンドなんかはみんなけっこう結婚は早い方ではあったけど、その中でもウチの息子はダントツに早く生まれた。40歳で第1子なんてのが今や普通なのに、ぼくが26歳の時の子供だ。
その時は正直、なんか思ってたよりずいぶん早くオヤジになっちゃったよなぁ、これでもう人生後戻りできないんだ、って思った。でも今にして思えば、弱ってきたとは思うもののまだ活力の残っている46歳で、まぁ奴は理系でマスターまでは行くだろうから経済的にはあと4年は独立はできないだろうとは言うものの、一応世間的には大人になったってことは、ここ何年か増えてきたカミさんとの外出とか旅行とかを思うと、早く子供ができるってのも悪くはないな、と。
だって息子がハタチのオヤジって、もっとずっとオヤジでしょ?少なくともちょっと前の感覚では。いやいや、今のぼくだって十分オヤジだとは思うけど、自分でかつて想像していたほどではないよね。どうっすか?私のお知り合いの皆さま。
まぁ20歳なんて言っても、酒が飲めたり選挙権を得たりっていうのは、世の中があとから決めたルールであって、人間として根源的にどうこうってものじゃないので、ひねくれものの私としては、そんなたかが数字上の区切りに感銘を受けるのは忸怩たるものがあるし、自分自身がハタチになったからって、特に感慨もなかったな、とは思うんだけどね。
まだまだ人生経験が足りないし、これからまだまだいろんなことにぶつかって大人に磨きをかけていかなきゃならないはずだしね。
でもまぁ、ここは素直に、かつ密かに、息子のハタチを喜んでやろうじゃないの。
いやいや、写真が難しい記事だな。息子がチヤホヤされていたチビの頃の写真でも載せておきましょうか。ってそれ、銀塩写真からスキャンしなきゃならなくて、けっこうめんどくさいじゃないか!
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