今日はいい天気だったね。7月の発表会に向けて、写真撮影のついでに練習があるってことで、珍しく日曜日の今日も、娘を清瀬の体育館まで送って行ったんだけど、昨日の雨に洗われた空気がすごく澄んでいて、空が濃くはないけどきれいな水色だった。
昨日雨だったし、ジュビロの試合--昨日は今シーズン初めて、ジュビロと阪神が両方勝った日だったのだけど--を夜BS1でやっていたこともあって、行かなかったロヂャースへの買い出しに、今日代わりに行くことにした。
そしてその帰り、近所にあったユニクロが、改装しておとといオープンしたショップ、ジーユーにちょっと寄ってみた。
100年に一度の経済危機と言われ、石油ショック以来の消費不況と言われる昨今、デパートやスーパーが軒並み赤字転落する中で、アパレル業界では唯一の勝ち組であるユニクロを運営するファーストリテイリングの、低料金業態店ジーユーだけど、3年前に登場してからこれまで、計画よりも出店スピードは遅れ、去年の下期は前年比かなり伸ばしたとはいえ、いまだに赤字だと言う。
どういう基準で出店を決めてるのか知らないけど、朝霞は低料金がふさわしい地だと思われたのか、そりゃまぁ首都圏は北東方向と北西方向が土地も安いですからね、しかたないんでしょうけど、とりあえず立ち上がり狙いは当たったのかな?オープン直後ということもあって、駐車場はいっぱいだった。
歩いて5分くらいのところに、新たな駐車スペースも確保したらしかったけど、ここに来て店の敷地内の駐車場がいっぱいの時は、申し訳ないけどいつも停めさせていただく、1軒挟んで隣にある洋服の青山の、いつも空いている駐車場に停めて、店内を覗いてみた。
それほど広くない店の中もものすごい人出で、数の減った試着室には、結構な列ができている。ユニクロの2/3かそれ以上の価格設定をしたというこの店、目玉商品のジーンズとTシャツは、それぞれ990円と490円。値引きになっていないジーンズも、中心価格帯は1,480円と言う、看板に恥じない安さだ。
品質を少し落とし、仕入れの幅を広げ、店舗運営コストも落とすことで低料金を実現したということだけど、触ってみたくらいでは品質の違いってのはわからない。長いこと着てみればわかるのかもしれないけど、この値段だったらそんなに長いこと保たなくても、それほどもったいないという感覚はない。
最近のファッション業界は、H&Mにしろ29日にオープンすると言うFOREVER21にしろ、とにかく回転を速くして、安いけど何度も買わせることで、収益を確保する戦略だそうで、そのためにイギリスでは廃棄される洋服が激増して、環境問題に発展しているらしい。
ファーストリテイリングは、それらとは一線を画すと言っているようだけど、苦言を呈すとするならば、まぁとにかくオープン直後でたくさん売れているんだろうとは思うものの、ユニクロ時代からいつも思うのは、たいてい欲しいサイズがないってことだな。
ジーンズも、3サイズのものはあっても、インチでバリエーションをそろえている商品は、31インチから35インチくらいのものがまったくない。努力はしているんだろうけど、これは販売機会を明らかに失してるよね。回転の速さを売り物にしているそれらの店では、そんなことはないのかなぁ?柳井さん、この辺はもう少し改善した方がいいんじゃないの?
あと、ユニクロよりも少し、商品の種類自体が減ったような気がするな。ジーンズ以外にもざっと見てみたんだけど、買いたいと思うモノはなかった。少しターゲット年齢層が下がったからなのかな?
てことで、一応列に並んで2本ほど試着してみたけど、結局買わずに帰ってきた。まぁでもこれは、けっこう流行るんじゃないのかな。家から最寄りでファッションや雑貨を扱っていた西友も、寂しいことに3月末で閉店してしまったし。今はとにかく安さが前提条件なのでね。
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