今日は地味なテーマだぞ。どこまでこれを膨らませることができるんだろう?
GWはじめの4/30日に、ずいぶん前から懸案だった、娘の部屋の東側と南側の窓、それとリビングのメインの吐き出し窓、この3つのレースのカーテンが破れていたのを、カミさんと買い替えに行った。
この家が建って引っ越したのが、13年前の1998年5月22日(金)からの週末。つまり今日でちょうど丸13年、明日から14年目に入ることになる。そんなになるかぁ。びっくりだなぁ。
そんなに経つんだから、あちこちいかれてきてもおかしくはないんだけども、この家は今のところけっこう保っていて、大規模なメンテコストはまだかかっていない。外壁のサイディングの目地を塗り替えましょう、っていうDMやら飛び込み営業はいっぱい来るけどね。
カーテンもほとんどがその時に架けたものだから、破れたりするのもまぁあることなのだろうか?娘の部屋のは洗濯した時に破れ目ができそれが大きくなってきてしまったのと、リビングのはオーダーメイドのいいやつだったんだけど、やっぱり洗濯した時に、カミさんが端を足で踏んだ状態で引っ張ってしまったらしい。
我が家のデストロイヤーは、ほとんどの場合カミさんだ。うちの子供たちは、チビの頃からそんなに暴れん坊ではなかったし、妙に空気を読むこまっしゃくれたガキだったので、物心ついてからは、意外にモノを壊すと言うことはなかった。
一方でカミさんは、物を落としたり、本来挿すべきところでないところに強引に何かを挿したり、もともといつも一人でしゃべり続けているような人なのだけど、時々その独り言が叫び声になると、何割かの確率で何かモノが壊れているという、キャラの立った種類の人だ。
13年前に架けたカーテンは、この家を建てたハウスメーカーに紹介された大宮のカーテン屋さんと、我が家の近所のオーダーメイドカーテン屋で、膨大なサンプルの中からけっこう時間をかけて選んだ。この家を建てるプロジェクトを、勝手に「Dream Project」と呼んで自らを盛り上げていたのだけど、今も残る同名のPCのフォルダの下には、「カーテン」という名のフォルダがあって、そこには50種類にも及ぶカーテンの写真が保存されている。ちょっといいなと思ったものを、デジカメで撮って比較できるように取っておいたものだ。
子供部屋は、まだ2人とも小さかったので、いずれ自分の好みで違うのにするかも、というのがあり、今回も行ったこれも近所の安売り吊るしカーテン屋の「カーテン王国」で、出来合いのものを買って来た。結局息子はそのまま家を出るまでそのカーテンを使い続けたが、娘はピンク系よりもオレンジ系を好むようになり、遮光性能の高いものにしたいというのもあって、何年か前に、やはり「カーテン王国」に行って買い換えた。ただしレースはそのまま昔のを使っていた。
「カーテン王国」--正式には「カーテンじゅうたん王国」--は、地元の零細企業なのかと思っていたら、関東から岡山にかけて78店舗を擁するチェーン店なんだそうで、とは言え設立15年、年商70億ほどの非上場ベンチャーだ。非上場だけに業績推移とかは公表されてないようだけど、埼玉、静岡、大阪の店舗数が比較的多く、東京は郊外の都市にしかないようだから、知ってる人は少ないかもね。
娘の部屋のは吊るしでサイズが2つの窓それぞれに合っているものがたった一つあって、デザインもまぁまぁだったので、これを買って来て4/30日に架けた。
一方でリビングの方は、店頭では想像力が追いつかないので、5種類ほどのよさげなやつのサンプルを借りてきて、実際に架けてみた。
掃き出し窓で幅が1間、高さが2mほどあるので、レースとは言ってもそれなりのお値段がする。ただそこは安さNo1を標榜する「カーテン王国」だけに、安いものは6,000円程度からある。中心価格帯は15,000円といったところだ。
だけど架けてみたら、やっぱ値段なりだった。借りてきたものの中では高い方の、19,600円のやつに決め、発注した。GWを挟むので、GWが明けてから1週間ほどででき上がると言う。実際先週には既に入荷したとの連絡があったようなんだけど、カミさんが忘れていて日曜夜になるまで言わなかったので、結局今日、取りに行くことになった。
実際出来上がりを架けてみると、デザインはまぁまぁなのだけど、以前のものより少し透過性が低かった。外から見えにくいということでは、機能的にはOKなのだけど、ちょっとだけ部屋の中が暗くなる方向に作用した。
まぁでも、前の末端レース飾りはないので地味だし普通ではあるけど、レースがちゃんとしてるっていうのは、なんとなくプライバシーを覗かれにくいって言う安心感につながるよね。
明日午後からはまた天気は下り坂。カラっとした五月晴れって言うのは、実際には指折り数えるくらいしかない。そんな貴重な気持ちよい天候だった今日は、窓を開けて通る涼しい風にレースが揺れる光景を目の当たりにできる、これまた実際には年間希少な一日だった。
そんな日に間に合ってよかった、築14年目突入記念のカーテン架け替えでした。
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