あっという間にそんな季節になってきちゃったよなぁ、っていう年末恒例仕事を、今日は2つ。
先週は週末、福井に行っていて、お通夜が終わったあと少しは作業ができるかと、重いのにわざわざ素材データをコピーして、Aspire3820を持っていったんだけど、結局カミさんの一家と酒飲んでダベってしまい、新幹線の中でしか作業ができなかった年賀状。
あれ?おばあさんが亡くなったのに年賀状?と思われるかもしれないけど、義祖父が亡くなった時も今回も、義父がウチは気にせず年賀状出していいよ、と言うのでね。そう言えば結婚以来たぶん一度も、喪中だったことはないよなぁ。それって幸せなことだよね。
土曜日の夜にお通夜、日曜日の午前中に告別式、いずれも参列者は多くはなかったけど、落ち着いたいいお葬式で、福井市郊外にある洒落た建物の火葬場まで行ってお骨を拾い、3時半頃の特急しらさぎで帰途についた。帰りの新幹線"ひかり"528号は指定席は満席、グリーンなら通路側はちょっと残ってるって言うけど、1人4,000円も余計に出す気はしない。
しょうがない、自由席で、いざとなったら立って行くさと覚悟を決めて米原で乗り換えてみたら、バラバラの車両ながらなんとか座れた。あ~よかった、ってCメールで会話してたら、次の岐阜羽島でだいぶ空いて窓側の席に並んで座れ、名古屋では半分くらい降りちゃって、って感じだったので、あれは米原や岐阜羽島に停まる"ひかり"が少なすぎるせいだよね。なにせ停まらない"のぞみ"は10分に1本くらい走ってるんだから。もうちょっとダイヤ、工夫してほしいなぁ。
で、その帰りの新幹線だけでは到底終わらなかった我が家恒例のごてごてハデハデ年賀状作りの残りの作業を、今日都合半日以上かけて行った。例年パターンが決まってきているので、最初の頃よりはだいぶ作業効率は高まっているはずなんだけど、やっぱしメインの写真の他今年のいろんな出来事の写真を散りばめ、キャプションを入れ、クイズを作り--これはもうずいぶん前から用意してあったんだけど--問題文を入れ、とやっていると相当な時間がかかる。
カミさんは去年から、仕事上の付き合いの方とか向けに、クイズなんかは無いバージョンも作ってくれと言い出したので、ま、これは大したことはないものの、手間が少し増えた。
そうしてやっとできたと、テスト印刷をしてみると、今回はプリンタが同じCANONとは言え別のマシンに変わったので、フチなし印刷の拡大倍率が微妙に違ってしまって、この位置合わせが大変だ。いろいろトライアンドエラーを繰り返し、10枚ほどテストして、やっとぴったり行くようになった。あとは一言コメント書きだけど、これは来週にしようっと。
しかしこないだ買ったこのCANON MG6230、前機種MP950から6年経って、位置合わせ技術は格段に進歩してるね。MP950だといくらぴったり位置合わせしても、何枚も刷ってるとちょっと位置がずれちゃって、端の方の文字や写真が切れたり、白い無印刷部分が入ったりしてたのが、このMG6230は、何枚印刷してもぴったり同じ位置に印刷されるようだ。こういうモノ作りの真面目さは、日本メーカーならではだよなぁ。CANONってあまり好きなメーカーではないんだけど、これは感心した。
ちなみに、Amazonで6色セット500円台で売っている互換インク、今のところまったく問題ないみたいだね。レビューとか見てると、全く使えなかったとか、黒のうち顔料インクの方は品質がよろしくないとか書いてあるけど、とりあえず素人目には印刷品質の違いはわからないし、ノズルが目詰り起こしたりといったこともない。純正品のほぼ1/10の値段だからねぇ。これはもう、互換インク路線で行くっきゃないでしょ。
そしてこの根詰め作業の息抜きに、クリスマスツリーを出した。我が家は本来はクリスチャンで、でもそれはかなり昔に亡くなった祖母の代までで、ぼくも幼稚園はそっち系に行ってたりしたものの、実家もウチも別に毎週教会に行くようなことは全くないし、完全に無宗教であり、世間の多くの日本人と変わらない。
前にも書いたように、クリスマスに街中にツリーが飾られ、その1週間後には門松を立てる節操の無さには呆れるばかりではあるものの、やっぱ季節感ということで言うと、この無節操ツリーと電飾が、もっともこの季節を盛り上げていることは事実だ。
ちなみに最近はハロウィンも盛り上がるようになってきたけど、無節操に変わりはないものの、あれはキリスト教とは関係ないヨーロッパ発祥の民俗行事なんだってね。
てことで、折りたたみのツリーを出し、窓際にMerry Cristmasの文字の電飾を飾り、これはこのところ年中出しっぱなしになっている、2Fベランダから放射状に伸ばした玄関外のコード式イルミネーションを、コンセントに挿した。約1時間の作業だ。
我が家のツリーにぶら下げる飾りは、オウム真理教の本拠地のそばだったりしたことが影響して閉園の已む無きに至った富士ガリバー王国というテーマパークに、まだ娘が幼稚園児だった頃行った時に、ショップに売っていた木製のセットで、もう箱はボロボロ、紙でできていて糊付けされた天使の羽とかは取れてしまったりしてるんだけど、これがなかなか可愛いくよくできているので、いまだに使っている。
ということで、いよいよ今年も終わりですなぁ、の2作業でした。
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