通勤途中は、行きは始発で爆睡だし、帰りは大抵文庫本を読んでるので、あんまり音楽聴くことはないのだけども、それでもたまにCDを買うと、これを電車の中で聴きたくなることがある。
ながら族も極まったと言うか、音楽屋さんのくせに、家ではPCいじったり机上で作業しながら音楽だけを聴くことがほとんどなくなっている。テレビつけてるか、BDやDVD流してるか、目は同時に複数のものに注意はむけられないにも関わらず、映像を映してないとなんか視覚が遊んでるような気がしちゃうんだよね。
「ながら」でなく真剣に音楽を聴くときも、スタジオの60インチで、BDか録画したハイビジョン映像で、音楽コンテンツを観る。そのためにCDはほとんど初回限定版のDVD付とかを買うし、ライブBDも結構持っている。つまり家で音だけを聴くってことがなくなってるんだよね。
だから電車の中という、言っても家よりは小さな画面でしか映像を観ることができない環境ってのは、わずか帰りの1時間弱くらいの間なのだけど、貴重な音楽を聴ける時間になる。その他にはランニング中と運転中ね。
運転中はカーナビに入れた音をスピーカーから流すわけだし、ランニング中は前に買ったSCOSCHEという名も知らぬメーカーのBluetoothイヤフォンを愛用しているんだけど、この電車の中では、巻き取り式の有線イヤフォンを使っていた。いくつか試して、安い割にまぁまぁ音がよかったSANWA SUPPLYのMM-HP114BKってのをね。
ところがこいつが、なんかコードとか、本体のどこかが何かに当たった時に、電気的なものではない、なんかゴソゴソ、ボコボコっていうノイズが聞こえやすいんだよね。これがどうにも不満。
あと巻き取り式とは言え、カバンから出してコード引っ張り出して、リール部分をシャツとかに留めて、スマホ本体にコード繋いで、ってのが、けっこうウザいじゃん?まぁ贅沢言ってるって話かもしれないけども。
だからそのSCOSCHEのイヤフォンを持ってけばいいんだけど、こいつは左右のイヤフォン部分にそこそこな大きさ--2cm弱×4cm強くらい--のユニットがついていて、その間を硬さのある樹脂ワイヤーで繋いでいるので、折り曲げたり平たくしたりできず、カバンに入れるのがかなり難儀なんです。
てことで長々と言い訳を書きましたけど、探してみたら、こんなに言い訳が必要なほど高くない、LogitecのLBT-AVHPC30WHってのを売っていてね。ユニットは直径1cm、長さ2cmほどの小さなもので、このユニットの両耳の間を普通の細いフレキシブルコードで繋いでいる。
何よりすごいのはお値段で、なんと、色によって違うけど、ぼくが買った白は、その時点で1,560円。安っ!普通の有線イヤフォンとほとんど変わらないじゃん。
しかしこの機種、Amazonのレビューをみると☆2つしかなく、かなりけちょんけちょんだ。ま、でもこの値段ならドブに捨てることになってもそれほど腹は立たないので、チャレンジしてみるかと発注した。
実際に使ってみるとですね。これが・・・いいのですよなかなか。aptXという音声圧縮方式に対応していて、こいつは音声の遅延がほとんどないってのが、ゲームする人なんかにはアピールする売りらしいんだけど、音も改善されていて、聴き比べてみると、特に高音の抜けが進化している感じがする。
何しろこの小ささと、本体とコードで繋がれていない取り回しの良さがやっぱいい。デフォルトでついているイヤーパッドも適度に硬くて、ちょっと引っ張ったくらいでは落ちない。操作ボタンは3つついているのだけど、操作はシンプルなのですぐに憶えられる。
レビューではブチブチ切れるとかいきなり電源が落ちるとか酷評されてるけど、まぁ確かに少し、ペアリング済みのスマホとの接続がうまく行かなかったり、切れることもあるけど、まぁ無線は切れますわ、って程度で、何秒も聞こえなくなるってことはない。ましてや少なくともぼくが使ってる限り、弱いと言われている地下鉄の中でも、電源が落ちたりすることはない。
スマホをいつも入れているズボンの左ポケットや、膝の上に置いたカバンのポケットに入れていても、特に問題はない。まぁ確かに、SCOSCHEよりは切れやすいわな。でも実用上それほど大きな問題はない。
SCOSCHEよりも装着安定感があり、自重でずれたりはしないので、ランニングの時に使ってみたけど、これまた悪くはない。ただ先週はよかったのに今週はやや切れやすかったな--これはほかの原因によるものかもしれないけど--、ってのと、防滴ではないので汗でいつ壊れるかわからないから、やっぱランニング中はSCOSCHEを使うかな。
小さいのでバッテリーのもちはよくはないのだけど、でもランニング2回と帰りの電車2回分+α、計3時間程度は音楽再生できたから、まぁそれほど大きな問題ではないんでないの?行きも帰りもずーっと音楽聴いてるような人は、ちょっと困るのかもしれないけどね。コストパフォーマンスいいと思うなぁこれ。SCOSCHEは7,500円だかしたからね。死蔵になりつつあったポイント使ったから、お金は出してないけど。
あと先週はもう1つ、シャチハタの「キャップレス9」ってヤツを初めてネットで購入。
ぼくの名字は、そんなに超珍しいってことはないのだけど、すごくよくあるものでもないので、ハンコ屋さんに行っても、「吊るし」で売ってることは稀にしかないのね。特にシャチハタとなるとまず全滅。なのでこれまで、大体個別発注して、1,400円くらい取られて作っていましたと。
だけどちょいと調べてみたら、ネットで買って、まず本体が届いて、それからネットで印影を、文字とかフォントとか色とかを選んで申し込むと、5日後くらいにそれを反映した先っちょ部分だけ送ってくる、ってサービスをやってることを知りましてね。これだと、これまたハンコ本体の色によって値段が微妙に違うのだけど、800円台前半で購入できる。
日本の苗字上位に入っていて、「吊るし」で売ってないことがないような人にとっては、特にありがたくはないのかもしれないけど、これはなかなか悪くないですな。
さてさて、実は今週はさらに、またちょっとした機器--ちょいとお高め--を、ほぼ衝動買いしてしまったのだけど、そしてこいつをいじるのに結構時間がかかってるんだけど、これまたこいつの話は来週に送ることにしましょうか。
話は飛びますが、改変期の深夜番組の情報って、あまり事前には与えられないから、時々びっくりするよね。だけどこの4月は、「Count Down TV」がまた元の開始時間に戻ってよかったよかった。少し放送時間が長くなったけども、すべてのお笑い番組の中で最も面白いとぼくが密かに評価している「さまぁ~ず さまぁ~ず」が、土曜から木曜に移動したので、土曜の夜の時間効率はよくなった。よしよし。
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