なんか小買い物--「小」でもないか--が続いてるんですけど、今度は音楽用PCからケーブルを伸ばして設置していたV-Drums横のモニタを買い替えた。
前の音楽用PCにつけていた、7年前の年末に購入した当時としては一般的な1280×1024の解像度のモニタを、V-Drumsの横の音源据え付け用のスネアスタンドに設置して使ってて、Cubaseでスコアを編集しながら練習するのにとても重宝していた。だけど、なにせ音楽用のメインのフルHDモニタと解像度が異なるため、画面複製モードで使うと変な風に画面がひしゃげちゃうので、表示拡張モードで使うしかない。
これが面倒でねぇ。メインモニタで作業して仕上げたスコアを、こっちのモニタに表示しようとすると、マウスでCubaseのウィンドウをドラッグし、ウィンドウの大きさを合わせ、とやらなきゃならないし、操作中に何かのダイアログボックスが表示される際には、メインモニタ側に表示されちゃったりするので、音源横の細い隙間からV-Drums用のキーボードアンプを跨がないと出入りできない狭ーいV-Drumsブースから、いちいち音楽用PCのところまで行って操作するとか、もう大変だったんです。
ならこのモニタを、フルHD(1920×1080)のに入れ替えちゃえばいいんじゃん、って思いつきましてですね。こういうの思いついちゃうと、止まらないんですよね。
一時かなりデフレになっていたPC用モニタも、このところそれがちょっと一段落して、音楽用PCのメインモニタと、その横にアームで設置するサブモニタを買ったおととしの秋ごろから、下がっていないか、むしろ少し値上がりしている。まぁ国内ではこういう大型パネルはほとんど作ってないからね。円安の影響は受けるわね。
ならV-Drums横のモニタなんてそんなに使用頻度も高くはないし、ヤフオクで中古品を落とすかと、先週後半からウォッチしてたんだけども、この手の、いろんなメーカーがたくさんの機種を出していて、ニーズも比較的多い商品って、こないだ落としたHi-Hatとかとは違って、次から次へといろんな機種が出品され、入札もたくさんあって、かなりめまぐるしい。
とにかく狭いスペースに設置するし、ただでさえ細い隙間を、横長モニタにすることによってさらに狭くするし、割合不安定なスネアスタンドにつけるし、ってので、なるべく幅が狭くて軽いのがいい。またこのモニタの後ろは、スタジオ側からブースに入る、2部屋を分ける2重サッシとの間のこれまた狭い通路になってるので、薄くて邪魔にならないのがいい。
また、古いタイプのモニタだとHDMI端子がついてないものとか、機能的に制約があるものもあって、まぁこのブース内だけでフルHD液晶モニタが4台もあるので、他の場所で使うってことはまずないとは言え、多少の汎用性は考慮しておいた方がよい。
さらにオークションだと電源ケーブルがついてなかったりするんだけども、本体に減圧トランスを内蔵していないと、特殊なトランスが要るので追加投資が必要だったり、そもそも出品者によって送料が違うので、これらも考慮して入札しないといけない。
てので、出品があるたびに各メーカーのサイトとかでスペックを調べ、Excelで一覧表を作って、この機種だったらいくらまで入札、みたいに決めて臨むんだけど、ちょっとサイズがでかいなと入札しなかったら、高価で入札してた人が辞退して最終的に1,000円も行かない値段で落とされたケースがあったり、逆に終了間際にあれよあれよと金額が高騰し、おいおい、送料とかこの機種の中古の価値とかって考慮して入札してないだろ、ってのがあったり。
先週の金曜日には、Prinstonというメーカーの、かなり幅狭のタイプのがあって狙ってたんだけど、たまたま前の会社の先輩の還暦祝い飲み会で酔っ払って、帰りの電車でスマホで入札すればいいやと思っていたのが、座れちまったためについ寝てしまい、気づいたらぼくの入札額の100円上で入札されて終了になっていたり。しかもその電車が我が家方向とは違う西武池袋線乗り入れの清瀬行きだったのに寝過ごして、1駅戻らなきゃ--これがまた西武有楽町線の深夜ってホントに本数が少なくて、15分くらい待たされるのよね--ならなかったり。
実はもう入札は関係なくなってたんだけど、昨日もまた、いつもの「健康」リハ→串カツ田中コースの帰り、清瀬行きで寝ちまって、今度は石神井公園まで連れて行かれた。昨日はもう西武有楽町線は終わってたので、池袋まで戻って東上線に乗り換えて、1時間近く余計にかけて帰ってくる羽目になっちまった。くそぅ。けっこうがんばって小竹向原のちょっと前までは起きてたはずなんだけどなぁ。
話を戻すと、そんなこんなで面倒になって、我が家のブースでは4台中3台を占めている韓国LGのIPS液晶--視野角が広くて通常のTNと呼ばれるタイプより少し高級なやつね--の、22EA53VQという比較的新しい機種が、電源その他ケーブルも箱もついて、ある中古ショップから出品されていたので、もう面倒だと木曜日に、ちょっと予算オーバーになったけど、こいつを本体7,250円、送料消費税込み9,030円で競り落とした。
やや高いけど、IPSだと新品で16,000円程度はするし、TNの最安のものより3割程度は安いので、まぁいいかと。別にLGにすることもなかったんだけど、結局LGのが一番薄くて軽いことが、今回いろいろと調べてよく分かったのでね。薄いのはトランスを内蔵してないからでもあるんだけど、この出品は珍しくケーブルが揃っていたので問題なかったし。
今日届いて比べてみたら、やっぱIPSのほうがTNよりちょっときれいだし、この写真(左がIPS。このアングルだと角度的にはIPSの方が不利なはずなのに、色が鮮やか)を見ていただけば分かる通り、なにしろ視野角は全然違う。今日まで気づかなかったんだけど、この22EA53VQは、音楽用メインの24インチモニタとまったく同じタイプの22インチ版だってことがわかって、ならやっぱ、いまサブモニタになってるTNのをV-Drums用にして、今回のをサブモニタにすることにして、セットアップを行った。
ま、音楽用PCのサブモニタは、表示領域を広げて使うよりも、ほぼもっぱら、TV画面を映すために使ってるんで、あんまり画質とか、メインモニタとのバランスとか気にしてもしかたないんだけどもね。
うむ。だけとやってみるとこれはいいや。期待通りV-DrumsからのPCの操作に格段に面倒がなくなったぞ。しかも前のモニタは古いタイプだけに、厚さが全体的に6cmほどあったのが、今度のはほとんどの部分が17mmしかないので、スタジオ・ブース間の通行がだいぶスムーズになった。思ったよりV-Drumsに向かうための隙間も狭くならなかったし。
1万円行かない投資としては、なかなかの費用対効果で満足感の高い思いつき買い物でした。
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