この辺じゃ初雪となった日の翌日の今日は、割合暖かかったねぇ。これで雪が融けてくれるといいんだけど。明日またかあちゃんと近場にドライブ&温泉で出かけようと思っているのでね。近場っつっても埼玉の北部、しかも峠道となるとなめちゃいけないからね。
さて、ソフトウェアベンダーの中で、あまり好きな会社って少ないんだけど、その中でもあまり好きな方ではないソースネクスト。低価格のパッケージ商品や、他社製品をとにかくガンガン扱って、我が家はウィルスセキュリティと言う、セキュリティソフトの中じゃ今でも多分一番安い製品を、全PC分ライセンス持ってるので、なのかもしれないけど、とにかく毎日メールを送ってきて、こんなソフトが安いから買いなよ買いなよ、ってうるさいこと。
恐らく営業力はかなりのもんなんじゃないのかな?油断すると常駐のアップデータが広告表示したりして、まぁあんまりお作法のよろしい方の部類ではない。
んで、実際の経緯で言うと、以前に一回だけ「目がホリデー」っていう眼精疲労抑制ソフトって訳の分かんないやつを買ったことはあったんだけども、それからもう何年も無視し続けてきたこのDMで、間取り図作成ソフト「一軒落着7」ってのが来て、引っ掛かっちゃったのね。
というのは、この家を建てた時、けっこう何十枚も間取り図を描いたのね。土地探しを始める前から、こんな感じの家がいいかなぁ、とか、土地探しを始めてからは、この土地ならこんな感じだよな、とか。そうするうちに、まぁ勝手に自分で思ってるだけだけどもけっこう熟練してきましてですね。今のこの家は、平面図は全部自分で描いて、工務店の設計の人に多少ここはこうした方が、とか言われたけど、いやこれでいいですと、全部握りつぶして我儘を通した。もちろん立面図とかはプロにお任せだけどもね。
その時に使ったソフトが、前にいた会社が発売していた、コンシューマー用では多分初の間取り図作成ソフト、「タテドキ」で、当時我が家にあった「漢字Talk7」時代のMac ⅡVxというマシンで作っていた。
その後何度も書いてるけど、このⅡVxがおしゃかになり、Appleが過去互換性を無視したハード、ソフトのバージョンアップを繰り返したため、ふざけるなと見切りをつけてWindowsに移行してしまったため、我が家では簡単に間取り図を描けなくなっててね。まぁ家を買ったり建てたりは、この家が朽ちない限りすることはないだろうけども、好きなんだよね、間取り図描くのって。
で、ソースネクストのサイトに行ってみると、そう言えば無視はしていたものの気になっていたいくつかのソフトがあったよなぁ、と。特に、自宅ではブラウザとメーラー以外では恐らく最も使用頻度の高い画像編集ソフト、これが、もちろん定番と言えばAdobe Photoshopなのだけども、なにせ高いので、ぼくはPaint Shop Pro(PSP)というソフト、当時はフリーウェアからシェアウェアになり、パッケージ版を発売し始めた最初の頃だったと思うのだけど、こいつのVer7を、これまたその後完全に製品化されそこそこ良いお値段になってしまったので、2001年に発売されてからずっとバージョンアップもせずに使い続けてきていた。そういう意味では慣れてるし使いやすい製品ではあった。
でも不満もあったんだよね。例えばトリミングにしても角度修正にしても、操作がGUIではなくピクセル数とか角度を数字で指定しなきゃならないとか、「レイアウト印刷」っていう、1枚の紙に複数の画像を並べて印刷できる機能があって、証明写真とかを印刷する時便利なんだけども、これとプリンタ設定のダイアログが連携してないので、なんか思ったようにやりにくいとか。
それと、ドロー系のグラフィックソフトね。これは昔から圧倒的にVisioという製品が好きだったのだけど、これがこれまた好きくないMicrosoftに買収されまして、Officeパッケージに含まれるでもなく、単体で買うとお高くなってしまったので、これまた随分と昔のバージョンを使い続けていて、なんとかしたいなぁと思っていた。考えてみれば、最近のドローソフトは間取りのテンプレートもついてるので、専用ソフトよりは面倒かもしれないけど、それほど優先順位の高くない間取り図作成ソフトはなくてもいいんじゃん?と。
で、ソースネクストのサイトでいくつかの製品をつらつら眺めていて、こっちにはこの機能があるけどこっちにはなさそうだとか、もう面倒になったので、「新製品発売後一定期間割引」とか「複数製品割引」とか「割引クーポン」とかを使って、Draw Graphic 2 Pro、Paint Graphic 3、Photo Director Expert 2、ドラフティングCAD 5という4本のソフトを大人買いしてみた。
真ん中の2つが画像編集、その他がドロー系、また前の2つがソースネクストの製品、後ろの2つは他社製品。大人買いって言っても、ダウンロード版だってこともあるけど、合計しても1万円しないという、さすがソースネクスト。
まだドロー系の方はあまりいじり切れてはいないのだけども、Paint Graphicの方は、今どき当たり前なのかもしれないけど、トリミングとか角度調整とかのUIは、すっごい進化してるよね。あと明るさとか色合いの調整、これもフィルターがよく出来てるし、PSP7ではできなかった、写真の半分を調整前、半分を調整後で並べて比較しながらできるとか、なんか浦島太郎状態。
素人が写真撮ると水平・垂直が甘くなっちゃうんだけど、先週のこのブログのハイハットスタンドの角度調整なんて、縦横のガイドに合わせてマウスドラッグで自由回転させればよく、もうちょちょいのちょいでできる。
Photo Directorは、Power DVDとかでおなじみのCyberlinkの製品で、最近のCyberlink製品のブラック系のウィンドウデザインはどうも好きになれないんだけども、こいつの「写り込んじゃった要らないものを消す機能」はなかなかの優れもの。この機能はPSPの最新バージョンにも今回初めて搭載された、最近流行りのものらしいけど、このPhoto Directorは以前から取り組んでいただけに、そのアルゴリズムには一日の長があるらしく、まぁデモほどうまくはできないものの、電線とか背景に写りこんだ他人様とか、けっこうきれいに消してくれる。
PSPのレイアウト印刷に当たる機能は、Paint Graphicにはない(多分)んだけど、Photo Directorにはあって、これも同じ写真を並べて印刷する分には、とても使いやすいUIになっている。うーむ、この2つの画像編集ソフトがあれば、期待していた以上のことができそうだ。よしよし。2つのソフトを行ったり来たりは面倒ではあるけどね。まぁそのくらいは、廉価ソフトのこと、我慢しないとね。
でもたまにはこうしてソフト買っていじってみるのもいいよね。これが本来のパソコンの使い方だ。
さてさて、明日は寒さはどんな感じかな。標高700m弱の山のピークまで、ちょっと歩いてみようと思ってるんだけど、雪は大丈夫かなぁ?
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