先週書き残した、主として先週の話なんだけどもね。どういう順番で語ればよいのだろう?うーんと、なるべく時系列で行くことにするか。
まずTVの話なんだけど、2Fリビングの買ってまだ2年ちょっとのSharpの45インチ4K液晶TVの画面が、先月の、いつからかなぁ?時々真ん中ちょっと右のところに、縦に幅8cmくらい反転表示みたいな変な縞ができるようになっちゃってね。もともと保証期間中からちょっと変なノイズは出てたんだよね。その時にさっさと直しとけばよかったんだけど。
だんだん頻度が高く、また縞が濃くなってきたので、先週に入ってから、そろそろなんとかせにゃ、ってことで、サポートとの連絡がなかなかつかなかったりすったもんだしたんだけど、17日の金曜日にメーカーの人に修理に来てもらうことにして、有休取るぞ宣言したのね。
最近は日本メーカーの家電製品もよく壊れるよね。Sharpの液晶TVは3台目だけど、今まで壊れたことなんかなかったのに。日本の家電メーカーの1つに勤めてる息子にも文句言ってるんだけど、中国や韓国のメーカーと価格的に対抗するためには、ある程度仕方のないことなのかな。Sharpは台湾資本になっちゃったしね。
なぜ17日にしたかと言うと、修理の人って土日はなかなかアサインしづらいのかなと言う先入観があったのと、GW後半に話題作「キングダム」を観に行ったのに続き、17日に公開された映画「居眠り磐音」に行く日程を調整していて、まずこれをいろんな都合で18日の夕方に行くことにしたためだ。
いずれも日テレ系の映画で、義弟がそのお偉いさんなのでムビチケをもらえたりするのだけど、カミさんが桃李くんが出るなら観たい、って言うので、木村文乃ってぼくは割と好きだし、ま、タダなら行くかってことでね。実は「キングダム」が日テレ系だってことに気づかず行ってしまって、しまった、ってことになり、GW終わりにカミさんの実家で義弟に会ったので、こっちはしっかりとムビチケをゲットしてあったということで。
で、ここでいきなり話が飛ぶんだけど、竹内まりやがデビュー40周年ってことでこのところ各所で取り上げられてるじゃない?夫君山下達郎の初の全面プロデュースで、活動休止から3年ぶりに復帰して発売したアルバム「VARIETY」に収録されていた「プラスティック・ラブ」が、いま海外でバズってPVが数千万回再生されてるとか、3月には11年ぶりに「Music&Life~40年をめぐる旅~」って番組でNHKに出演したり、先々週は「関ジャム」で特集されたり。
竹内まりやについて書くのは、その11年前のNHK「SONGS」に出演した時に書いて以来なのかな?1年ほど前に山下達郎について書いた時に、このブログ5回分書くくらいのネタはあるって書いたけど、彼女についてもそういう意味では同様で、高校の時に2ndアルバム「On The University Street」から1曲コピーして演奏して以来、ぼくは彼女の大ファンだし、発売されたアルバムは全部持っている。
CD全盛時代だったとは言え、活動休止の後出した3枚のアルバムが、3年~9年という長いインターバルがありながら、いずれもミリオンセラーで、かつその間出したベスト「Impressions」はトリプルミリオンと言うのは、本当にすごいことだ。ユーミン、安室奈美恵、宇多田ヒカル、浜崎あゆみあたりは、セールスではこれを超えるかもしれないけど、ミリオンセラーを保った期間の長さで言うと、彼女に勝る人はいない。
女性アーティストをアイドルとして以外には売り出す術があまりなく、シンガーソングライターってのも女性でメジャーなのは唯一ユーミン(とちょっと特殊だけど中島みゆき?)くらいだった時代に、当初のアイドル売りに抗いそこから脱却し、多くの楽曲を提供してクリエーターとしての評価、地位を確立、自らも全て自作曲のアルバムを出してミリオンを連発した彼女は、実際ユーミンと並ぶ日本女性ポップス界のパイオニアだと思う。達郎というパートナーを得たのもよかったよね。
そのNHKの番組でも「関ジャム」でも、部分的にだけどさんざん流されていたのが、昨年秋に劇場公開されたと言う、彼女の2000年、2010年、2014年に行われた希少なライブの映像を集めた、「souvenir the movie~Mariya Takeuchi Theater Live~」の映像。これ、すっかり見逃していてね。
それらの番組で観る限り、達郎本人をはじめ達郎のバンドのメンバー--ドラマーで言うと2000年の時は今は亡きアレックス青山純さん、2010年以降は、この人はぼくは知らなかったんだけど若手の小笠原拓海さん--が演奏するこれらのライブは、ぜひ観たい!って内容とクォリティだったのね。
で。そういうタイミングでAmazonからDMが届き、この夏に竹内まりやの3枚組モアベスト--今までのベスト盤に入りきらなかった曲とかその他を集めた--「Turntable」ってCDが発売されるってことで、あー、そーなんだぁ、って関連サイト見てたら、なんとそのシアターライブのリバイバル上映を、これも5月17日から2週間限定で行うと言う。
これは観に行かんとなぁ、ってんで、カミさんに興味ある?って訊いたら、「居眠り磐音」にも行くし仕事が忙しいのでパスだと言う。ま、竹内まりやは女性ボーカルに厳しいカミさんの好きなタイプじゃないしね。んじゃ1人で行くかと。1人なら別にいつでもいいから、その時点では行くとして翌週、つまり今週末かなぁと思っていた。
んで話は戻るけど、そのTV、このデジタル時代にそんなんアリ?って感じなんだけども、なんかね、空気を読みやがるんですよ。まるで何らかの意識が憑依しているかのように。このところほぼ100%、電源入れて5分も経てば上記の症状が出ていたのに、修理予約をしたその日には、急にまったく症状が出なくなる。その翌日も出ない。
症状が出ないってことは修理に来てもらっても直しようがない。写真は撮ってあるけども、はい、直りましたね、ってのを確認する術もない。訪問修理だから、来てもらうだけで何もしなくても4,000円取られるとなると、これは困った。有休取ることにしちゃったんで、なら修理はキャンセルして、この日に竹内まりや観に行こう、ってことにした。
時間あるから、併せて、これもリバイバル上映すると言う--2本立て扱いにしてくれよ--2012年に公開された「山下達郎 シアター・ライヴ PERFORMANCE 1984-2012」というライブ映像の映画も観れるしね。達郎は学生時代に葉山マリーナのライブに行ったきりだけど、今や彼の生ライブは、彼自身の主義でキャパが限られた会場のみで行われることもあり、超プレミアでまず取れないからね。
既に前日になっていたのだけど、各都県ごとに1ヶ所、全国9ヶ所でしか上映しないこれらを、埼玉ではここだけの、さいたま新都心のショッピングモール「Cocoon1」にある「Movixさいたま」のサイトで見ると、ラッキーにもセンターやや後ろ目の席が1つだけ空いており、これを予約する。夫婦50割引きは使えないけど、朝10:40の会で、朝割引と言うのが使え、1,300円だ。達郎の方も、同様にその2列前の席が取れた。但しこっちは割引はない。
ところが修理キャンセルの手続きを終えたとたんにまた症状が出る。修理手配をしているのがぼくだってことを認識してるのか、ぼくが見てる間は症状が出ないのに、カミさんだけになると出る。なんじゃこりゃ?だけどその時点で、Netエントリー画面の訪問可能日の「○」の並びから見て、修理の人は土日でも来てくれそうだし、2日前まで予約可能だってわかってたので、17日夜まで様子見てからエントリーして日曜日に来てもらえばいいや、ということにした。
娘の中学高校があった関係で、かつてはけっこう行っていたさいたま新都心に来るのは、彼女の高校卒業以来7年ぶりだ。「Cocoon1」には何度か入ったことあったけど、「Movixさいたま」で映画を観るのは初めて。上映回数もそれほど多くはなく、時間にもよるけどもシアターもそんなに広いところでもなく上映された「souvenir the movie」は、よかったなぁ。すごく。とにかくわかってたことだけどいい曲が多いし、アレンジもいいし、演奏のクォリティが高い。
途中舞台裏の映像とか、本人や、1箇所だけかつ音声だけだけど達郎の解説とか、ある程度ドキュメンタリー的な作りになっていて、彼女の音楽制作に対するいろんな思いが聞けるのもいい。「達郎は『大親友』だ」と言えてしまうこともすごい。「元気を出して」を聴いていて泣きそうになった。あと1週間だし上映館も限られて--関東だと日比谷とさいたまと横浜のみ--るけど、多少なりとも彼女が好きな人は、絶対観といたほうがいいよこれ。
ホットドッグをかき込んで続けて観た「山下達郎 シアター・ライヴ」の方は、ドキュメンタリー要素はほぼなく、淡々と原則時系列で84年から2012年までのライブを流していくんだけど、もちろん本人が納得する演奏と映像だけをピックアップしたものなので、そのクォリティは文句なしだ。生ライブのチケットが取れないとお嘆きの諸兄は、観に行っといて損はない。客の入りも、こっちのほうが少し多かった。
ただ、個人的には較べてしまうと竹内まりやのほうがよかったかな。でも最後の北海道石狩の野外ライブ「RISING SUN」での「さよなら夏の日」は、これまた涙が出そうになった。この曲の転調2回の破壊力については、またいずれ書きたいと思いますが。
DVDとかBluRayで発売する予定は今のところないらしいけど、この2本の映像は、ぜひ手元に置いておいて何度も繰り返し観たいな。竹内まりやは、初期のCDだけ各種サブスク型音楽サイトで配信を始めたようだけど、なかなか販路広げに腰が重い達郎さん、この2本はぜひパッケージ製品として発売してくださいよ。
さて、さいたま新都心から帰ってきて、ランニングに行ったりいろいろ片付けてTVを確認すると、もう修理の人は来ないと油断したのか、また濃い縞が出ている。ならもう容赦はしないと、深夜になってから18日日曜日に来てもらうように手配する。
んで土曜日はJリーグ--ジュビロ久々の完勝!--を観たあと、東武練馬のイオンシネマ板橋に出かけて「居眠り磐音」だ。この映画は、うーん、まだ上映中なのでこのタイミングで批判するのは関係者である義弟に申し訳ないんだけど、なんか2時間に色んな要素を詰め込みすぎて、とっちらかっちゃった感じだったな。
ネタバレになるので細かいことは書きませんが、柄本明の悪者感はすごかったけど、殺陣とかも迫力不足だし、どこがクライマックスなのかよくわかんないし、ツッコミどころ満載だし、エピソード回収不足で不全感が残るし、ちょっとなぁ、っていうのが感想。タダで行かせてもらっといてスミマセン。
そして日曜の10時過ぎ、電話の後すぐ来てくれた修理のお兄さんは、なんかリモコンで一般ユーザーには出せないパラメーターを画面に表示させ、5分ほどの診断であっさり、「これはパネルが壊れてますね」と。交換すると6万円ほどかかるという。なんだよもう。そんなら買い換えるからいいです、と言ったら、申し訳ないと思ったのか出張代4,000円は言い出さずに、サクッと帰っていった。こんなことならそもそも有休取る必要もなかったじゃん。
しょうがないので、事前に少し調べてあった情報をもう少し補充して、我が家は横に広いリビングのセンターにTVを置いている関係でスイーベル--左右首振り--機能が必須なのだけど、それは今Sharpしか対応していないことがわかったので、やむを得ず同じSharpの後継機種、45型のAQUOS 4T-C45AJ1を、このところの御用達、コジマ新座店に買いに行った。
今度は5年延長保証とかもつけて、引取リサイクル代を除いて約71,000円。延長保証料や設置サービス代を入れると、価格com最安値より安い。しかもポイントも溜まってるし、株主優待券3,000円分もあるので、さらに1万円ほど安く買える。コジマ新座店、がんばってて、なかなかいいぞ。
その時点で翌日月曜日に--カミさんが在宅勤務だと言うので--届けてもらうことにしてたんだけど、結局時間が合わず今日土曜日に届けてもらった。スタンドの形状が変わり、3cmほどラックから前にはみ出しちゃうんだけど、まぁ仕方ない。設置サービスでやってくれたのに加え、いくつかの初期設定をする。パネルも音も進化したっていうんだけど、2年くらいじゃそんなに際立って違った感じはない。
ただ、Amazon Prime VideoとDAZNのアプリを内蔵してくれたのはありがたい。無線のAmazon Fire TV Stickは、ルータはすぐ側にあるのに、どうしても遅延が起きたり映像が止まったりしてたのでね。これを有線LAN接続にできるし、余ったFire TV Stickは、3FのベッドルームのTVに回せる。
ちなみにその故障した前のTVは、買い換えられると決まった今週月曜夜から、完全にふて腐れたかのように、画面の右半分が暗転して全く映らなくなってしまった。ほんとにお前はなにかが憑依してんじゃないの?
てことですっげー長い上に話があっちこっち飛びまくってすみません。先週から今週のいろんなすったもんだでした。
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