もう10月だってのに暑いねぇ。来週の3連休は奥鬼怒に出かける予定なのだけど、標高2,000mでもまだ紅葉は始まってないのだろうか?としたらちょっと残念だなぁ。
さて、この3月頃から、ずっと首筋の右横の、真右側から見て真ん中のやや左下の辺りに痛みがあって、耐えられないほどではないものの、そこを中心に、時には右後ろから横にかけての首筋やら、右前の鎖骨上やらに凝りが広がってしまうという、なかなかにUncomfortな状態が続いておりましてね。痛みの中心に指を当てて首を左右に回すと、体の中でコリコリいっている。
4月に枕を変えたって書いて、その枕がよかったのか、もともと首凝り・肩凝り持ちのぼくも、左の首筋や肩についてはこのところほとんど凝りが発生することなく、そこは大変結構なのだけど、この首筋右側を中心とした部分だけは、どうにも頑固に治らない。
凝り系には個人的に最も効くと思っているボルタレンテープを貼っても、その後は同成分のボルタレンローションの互換品を塗っても、周りの凝りは取れるんだけど、中心部の痛みはどうしても残る。
7月に右下の親知らずを抜いた時に、抜くまで痛みは全然なかったものの、炎症は起こしてたはずなので、それが原因でこの首筋当たりのリンパ腺に影響を与えていたのか?とも思ったんだけど、抜いてしばらくして、ほぼ痛みはなくなった状態になっても、首の方は治らない。
うーん、おかしいなぁとNetで調べ、凝りの類でないとすれば、整形外科系ではなくこういう時は耳鼻咽喉科が担当になるらしいってんで、会社近くの割とよく行く耳鼻科の先生に診てもらうと、曰く、これはリンパとか関係なしに、この辺が炎症起こしてるんじゃないの?と。
その後1か月ほどの間、約1週間ごとに、いろんな種類の抗生物質も含む抗炎症剤や痛み止めなんかを処方してくれたんだけど、多少の効き目の違いはあれ、薬を飲んだ直後、特に新しい薬にした直後は、お、効いてるんじゃね?という時間もあるものの、薬が切れると、あるいはなくなってしまうと、大きな傾向としては多少は改善している気はするんだけど、痛みは残っている。
4回目に行ったら、これはもう整形外科か鍼灸か、そっち系だね、と言われてしまった。
鍼とかマッサージについて、このブログには書いたことがなかったか?いや、最近「tacovo XXX」で検索しても古い記事がGoogleにひっかかりにくくなってるだけか。整体についてずいぶん前に1回だけ書いたことがあったのと、五十肩についても、このブログを始めて間もないころに書いてるな。なので繰り返しになるけども・・
もともとぼくは鍼との付き合いは古く、大学受験の時、当時の共通一次の後、二次試験の直前に、朝起きてみたら首がまったく動かなくなってしまった、という事件があった。この時は、おふくろが行きつけの、西日暮里にあった某鍼灸院に連れて行ってもらい、全身に鍼を打って電流を流す治療で、劇的に回復した。
その経験から、ぼくは鍼も含めて整体・マッサージ系に抵抗はなく、どころか割合興味を持っていて、その後も上のリンクの通り近所の整体院に行ってみたりとか、均すと年1回もないだろうけども、その前にもいくつかの整体院には行ったことがあった。まぁでも安くはないからね。そんなにしょっちゅう行けるものではない。
上記の学生時代の後、だいぶ時は流れて前の会社にいた45歳前後のころ、右の肩が五十肩になってね。当初リハビリ系の整形外科みたいなところに行ったけどなかなか改善せず、その後筑波大の鍼師の養成学校--というか資格はすでに持っているひよっこ鍼師が、インターンとして技術を磨くところ--に、前の会社の部下で、鍼師を目指して会社を辞めたIが行っていて、来いと言うのでしばらく定期的に通ったことがあったのね。
歳も行ってるので学生のころほど劇的に、という感じではなかったけど、9ヶ月間くらい茗荷谷にあったこの養成学校に通い、先生および一部インターンの皆さんのご尽力により、ぼくの五十肩はほとんど完治した。なにしろそういう場所だけに、1回1,500円という施術料がありがたかった。ま、通常はこんな破格の料金ということはないけどもね。
んでこのIがその後7年ほど前に独立し、富ヶ谷で「Compass Rose」という鍼の施術院を開いた。そこそこ繁盛しているらしい。一度行ってみたかったのもあって、FBのメッセで連絡を取って、今週木曜日の会社帰りに行ってきた。
かなり高級そうな、芸能人が住むようなマンションの一室で、特に看板も出さずに営業している「Compass Rose」、聞けばラッキーにも遠縁の方の持ち家に、管理者代わりに住まわせてもらっており、その限りでは生計は成り立っていると言う。看板を出していないのも、そういう物件でそういう立場なので、出したくても難しいのだそうで。
ひとしきり世間話の後、体の傾きとか動きとか痛い場所の確認とかを丁寧にやってくれて、用意されたTシャツに着替え施術台に上がる。Iのやり方は、問題のありそうな筋肉に数本の鍼を打って弱いパルス電流を流す方式で、学生の時のその西日暮里の鍼灸院と、そちらでは全身に打った以外は基本的に同じだ。ほかのやり方とちゃんと比べたわけではないけども、やっぱこの方式って効果あるよね。
彼女の診断によれば、頚椎ってのも1つ1つの骨と骨の間が小さな関節で、それぞれの中心から左右に腕のように伸びた突起状の骨に小さな筋肉が貼りついていて、これらが絡んで首が動くようになってるんだけど、その右側の方の小さな筋肉の1つが、加齢とともに何かのきっかけで傷んだことによるものだと。歳取ると関節はもう仕方ないんだと。
んでそこにピンポイントで鍼を打って電流を流してもらったら、おお、これはこの症状の一連の治療の中で、最も芯を食った感じがするぞ。もちろん1発でスッキリという訳には行かないけども、だいぶ痛みの塊が薄れて、あと2回くらいやってもらったら治るんじゃね?という実感が持てた。
I、君はなかなかの名鍼師なのではないか?マッサージ師の資格も持っているらしい彼女は、最後に少し肩や首周りを軽くもんでくれて、診察~施術で1時間ほどで終了。通常料金は安くはないけども、知り合い料金ってやつにしてくれて、まぁ普通の居酒屋での宴会の割り勘くらいの金額なので、この効き方ならコストパフォーマンスとしては全く申し分ない。
普通の人は整体とかマッサージに行っちゃうんですよね、とIも言ってたけど、マッサージチェーン店は最近確かにある程度安くなったけども、体の表面からでは、筋肉や骨に直接当てる鍼とは効き目は比べ物にならない。特にこういうピンポイントの痛みとかの場合はね。
今週は7月に抜いた親知らずの隣の歯が、物を噛むと痛むようになってしまったので、そっちの治療にも、いつものT歯科に行ったり、これは定期的に行っている眼科に、眼圧を下げる薬を処方してもらいに行ったりして、体のメンテナンスにだいぶ時間を使った。
来週は今度は、これも定期的なのだけど、尿酸値を下げる薬をもらいに、会社そばの内科に行かなければならない。まぁ歳取ると健康維持のために金と時間がかかるようになるよね。高齢者の医療費の問題も、ある程度やむを得ないんだろうなと思うけども、少なくともぼくはまだ、高額の薬に保険適用なんてのはしたことないので、保険制度にそれほどご迷惑をかけることにはなってないはずなんだけどね。
さて、ラグビーワールドカップ、日本代表はついに決勝トーナメント王手まで来ましたな。しかも最後にスクラムの連続からボーナスポイントを取ったのがすごい。今日はジュビロは負けちゃったけど、阪神が6点差をひっくり返して勝つと言う、なかなかのよき日だった。
決戦となるスコットランド戦は、奥鬼怒の秘湯の宿「加仁湯」で観ることになる--映るよなぁちゃんと。山奥だからちょっと不安なんだけど--んだけども、圧倒的有利な状況だからね。でも気を抜かず頑張って、4連勝で飾ってほしいなぁ。
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