FB友の皆さま、今年もまた暖かいメッセージをたくさんお寄せいただき、ありがとうございました。例年FB上でまとめて書かせて頂いていたお礼?お返し?の駄文を、今年はこのブログ上で代替させて頂きます。2日も遅れてしまってスミマセン。
去年そのFB上のメッセージで、この歳で楽しくバンド活動ができていて幸せだ、という趣旨のことを書いたんだけども、今年はそのバンド活動すら一切できず、旅行にも行けず、まーぁそこそこ長いこと生きてきて、こんな価値観の転覆に出会うとは、思ってもみなかったよね。
でもね、これだけ家籠り生活が続いて、今も会社に行くのは週に2,3日、しかも朝から晩までではなく必要な時間帯だけ、ということになっても、意外にぼくは、特にストレスもたまってないし精神的には安定している方だと思う。二十数年前に建てたこの家がそこそこ広くて、始終カミさんと顔を突っつき合わせてなくてもいいってのと、自分用に設計した防音の居室が、ずっと籠っていても居心地がいいからってのもあるだろうけど。
ただまぁ旅行に行けないのは辛いから、GoToキャンペーンが第三波の襲来で制限を受けるのを嫌がる気持ちはわかるし、都府県の長がなかなか肝が据わらないのも仕方ないところはあるのだろうけど、今は我慢するしかないよね。ワクチンがどのくらいの速さで普及するのかわからないけど、いつかは今ほどピリピリしなくても大丈夫になると信じて。
んで、例年書いてる通り誕生日だからと言って特にこれと言った感慨もないんだけど、今年で59歳、来年で還暦を迎え定年になるとなると、その後のこともちょっとは具体的に考えないとなぁ、ってなってくる。このブログにも何度か書いてる通り、頭が薄くなったり、緑内障だの高尿酸値だの耳鳴りだの顎関節症だの、体のあちこちに少しずつガタが来はじめると、体が動くうちにやっとかないといけないことって何だっけ?ってなる。
元々の性向なのか、サラリーマン生活で与えられた環境からなのか、ぼく自身の努力不足からか、そんなに仕事に生きがいと言うほどのものを見つけられなかったぼくには、それはバンド活動だったり、まだ行けていない国内および一部世界各地の行っときたいところへの旅だったり、そういう遊び系の楽しみになる。
一昨年のFBに、「今なにより心配なのは、ぼくよりずっと学問好きなカミさんが、定年になったからってぼくみたいに享楽的な方向ではなく、仕事や勉強に近いことを生きがいにして、あまり付き合ってくれないかもしれないことかな」って書いたけど、その後何度かカミさんと話して、これはもう、自分は自分で旅とかも基本1人でやっていって、タイミングが合えば付き合ってもらう、ってやり方じゃないと無理だなと見切った。
なのであとは先立つものとそれらの遊びおよび生活の費用との見合いで、定年後5年ある再雇用期間のうち何年働くかだけだ。何歳まで生きるかわからないから、厳密に計算することは無理なんだけど、ぼくらの年代はまだ、65歳からにはなっちゃうけどラッキーなことに死なない程度には年金はもらえそうだから、そうだなぁ、定年後1年、長くて2年くらいで大丈夫かな、ってのが今の見通し。
つまり今からだとあと2,3年のサラリーマン生活だな、ってのがここ最近何となく自分の中で像を結んできて、それに向けて仕事の整理もしていこうとか、その享楽的生活の、もう少し具体的な計画も立てよう、なんて心持ちになってきている。
んでさらにね、肉体的にガタが来てることに対抗するための、週末のランニングとか、平日の腹筋とか、酒を減らしたりサプリを飲んだり、そういう事と共に、自分の精神的な若さをいつまで保てるか、ってのが課題になってくる。
それってまぁ、急に明日から変わっちゃうようなもんじゃないんだろうけども、物忘れとかってことだけじゃなく、楽な方へ楽な方へ行くあまり、難しい新曲をコピーしろって言われてももう面倒でやる気が出ないとか、そもそも旅になんてもう億劫で行きたくないや、ってなっちゃうことが一番怖いじゃない?
ただ、肉体的な維持の方だって単に自分なりに信じてるだけで、それらがホントに効いているのかはちゃんとはわからないところへ持ってきて、精神的な方ってよりわかりにくいじゃないですか。いろんな権威がいろんなこと言ってるけど、ホントに有効なのはどれなのさ、って言う。
昔好きだった音楽だけ聴いたり、懐かしい映像ばかり観るのではなく、今流行っているものも一通り聴いたり観たりして、もちろん好き嫌いはあるけども、ちゃんと自分なりに一定の評価をしようとするとか、例えばそういうことは精神的な若さを保つことに繋がるんだろうか?
仕事をしていることもそうだし、このブログを書くこと自体も、指先を動かすという事と共に、けっこういろんな精神的活動を伴っているから、それも多少は貢献している?
書くこと自体だけでなく、そのネタとして何を書くか、ってのも影響するのかな?わしらの若いころはのぅ、とかって言い出したら終わりだと、若いころからよく考えていて、それを実際に日々意識しているわけではないけど、このブログはたまたま、「わが家と防音室"Studio Tacovo"であったコトとか、存在するモノとか」ってテーマで書いてることもあって、昔の思い出や記憶も時々は書くけども、基本今のことを書いている。
意図して昔のことを書いてないわけじゃなく、割と自然な脳内シェアのままなんだけど、考えてみればネタが枯渇しがちな現状、昔のことを書けばいくらでもネタはあるんだよね。だけどそれはなるべくやらない方向で、今のことを知って調べて書いていく方がいいのだろうか。
小学校以来の友人ABちゃんが、このところFBで高校から大学にかけての時代のことを割合頻繁に書いていてね。彼が急に老化したってことではなく、その頃に一緒にバンド活動していた方にご不幸があったりしてやむを得ないところもあったりするのだけど、ぼく自身はそういう書き込みに反応してコメントは書いたとしても、今のこのブログの今昔シェアは変えないようにしとこうかな、なんて思ってます。
あとね、精神的に若くあらなきゃと心から思える最大のサプリが、ありますよねぇ1つ。初出しの情報なんだけど、来月ね、それがやって来てくれる予定で。茨城在住なのでそんなに頻繁には会えないのが残念なんだけど、緊急事態宣言が出て県外移動自粛、なんてことにならないように、切に祈っとります。
てことで59歳を迎えて思うことでした。ダラダラとした駄文でスミマセンでした。今年は数字に弱いカミさんが、珍しく誕生日当日の朝におめでとうを言ってくれました。
適切な写真がないので、3年前の誕生日にも使った自分の赤ん坊のころの写真を再掲します。しかしその時も今回とほとんど似たようなことを書いてるな。多少具体的になっただけで。3年あれば中学も高校も卒業しちゃうってのに、年寄りは進歩がありませんなぁ。
今週は来週の4年ぶりのアルバム発売に向けて、ユーミンがやたらTVに出ていた。'80~'90年代は毎年この時期にアルバムを発売し、通算10枚でミリオンを達成、アルバム販売累計枚数は3,100万枚強で女性アーティストとしてはNo.1という言わずと知れたトップアーティストだが、66歳にして「引退は考えたことがない」と。「ShowBizで一度名前が出たからには逃げも隠れもできない。続けるにはどうすればいいかだけ考えている」と。死ぬまでユーミンだと。
うーん、すげーなー。カッコいい。おいらの還暦前の情けない感慨なんかとは大違いだ。でもま、おいらはおいらだからね。いいのさこれで。
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