いよいよ梅雨が明けましたね。夏は好きなのだけど、矛盾するようだけど暑いのは嫌い。特にこの季節、熱中症の危険があるので、週末のランニングができなくなるのが困りものだ。昨年もこの季節はランニングに出られず、悶々としていた。
先週、梅雨の合間に気温が35度近くまで上がった土曜日、走りには出てみたがヤバそうだったので、いつもの5kmは諦めて3kmほどで帰って来た。本来ならこの時期、近所の市立室内温水プール「わくわくドーム」に行って、800mほど泳ぐ、ってのを代替策にしていたのだけど、コロナ禍ではそれも怖くてなかなかできない。
ちなみに「わくわくドーム」は営業してるのかいな、と思ってサイトに行ってみたら、人数制限はしているもののやってはいるようだ。行く時間帯を工夫すれば泳げはするようだが、なにせプールでマスクはできないからなぁ、と思ってつらつらとあちこちのページを見ていたら・・・おっと、耳寄りな情報が。
以前は着けていると「外してください」と監視員に注意された、水中用携帯音楽プレーヤーが、「頭部に着けて、頭部に収まるものは、泳いでの使用も可とします」となっていて、例として「ソニーウォークマン」が挙げてあるじゃないですか。おお、これなら遊泳中の退屈をまぎらわせることが堂々とできるじゃないの。
てことで2013年に買ったものの、近隣のプールでは使えなかったので--左記リンクの記事では「何も言われなかった」って書いてあるけどその後見つかって注意された--放置していた、ソニーのNWD-W273を引っ張り出して充電しようとしてみたら・・・あらま、やっぱ4,5年放置しちゃうとバッテリーが死ぬわなぁ。エラーが出て全然充電できない。
こうなるとまだプールに行くって決意したわけでもないのに、その準備って名目で、買い替えたくなってしまう。上のリンクでも書いてるけど、欲しくなっちゃうともう子供とおんなじだ。調べてみると最近はスマホからBluetoothで飛ばす形態が一般的となっているためか、Bluetooth受信ができる機種なんてのも売ってるけど、水中では使用できないってことでこれじゃ意味がない。
なので1つ下位の、昔ながらの単体のメモリ内蔵型プレーヤーの4GBタイプ、Walkman NW-WS413ってやつを、Amazonでポチった。ボタンを押すと外音取り込みができる機能がついたり、充電&データ取り込み用のクレードルが小型化していたり、水中用に防水効果を高めるためスピーカーとの間に薄い膜を張ったイヤーピースが付属したり、細かく進化はしているものの、基本的には8年前に買った旧機種と大差ないのだが、1,000円ほど高く、1万円を少し超えている。
充電して、データ取り込み用の「Music Center for PC」というソフト--以前は「x-アプリ」というソフトだったと記憶しているが、SONYは音楽取り込み機能をこの「Music Center」に統合したらしい。Appleで言う「iTunes」に該当する--をダウンロード、PCの音楽用フォルダを認識させ、往年の名盤を中心に400曲近くを一気にコピーする。
いやしかし、数年前からサブスクで音楽聴くようになって、こういうCDから取り込んだファイルを前提にしたMP3プレーヤーって、ずいぶん存在意義が薄らいじゃったよね。ぼく自身CDってほとんど買わなくなってるので、最近聴いている曲はほとんどこのWalkmanに取り込むことはできない。しかも4GBなんて400曲もコピーすればもう残り1GBくらいしか残っていない。なんか懐かしいなこの感じ。
ホントは「Music Center」なんてダウンロードしなくたって、普通にファイルマネージャーでコピーも可能なんだけど、敢えてこれを落としたのは、そういうSONYの音楽取り込み用旗艦ソフトを入手することに意義がある--やってみたらわかったことだけど、Gracenoteにも対応してるので、曲名が自動的に表示できるし--というのもあった。でも考えてみれば、CDから取り込むという行為自体個人的にもほぼ廃れているので、その意義はもはや風前の灯だ。いやいや諸行無常ですな。
音を聴いてみると、うーん、ネット上の書き込みでは、いくつか出ている同様の中華製の安価な機種よりはかなり音がいいようなことが書いてあったけど、最近はBluetoothイヤフォンのそれなりにまともな機種を使ってるので、それらと較べちゃうと、どうも低音が弱く、中域中心のショボめの音に聴こえてしまう。まぁ水中で聴く分には充分だろうけどね。
で、そんな当てもない準備を整えてからふと、もしかして水泳用マスクなんてのも売ってたりしないかと調べてみたら、なんとあるんですねこれが。というか正確に言うと、水中では顎の下に下ろすんだけど上がったらすぐ装着できるように、鼻筋から首の後ろに回したバネ状のコードで簡易的に留めて、下側は空いてるけど上や左右や正面はカバーするように工夫された「プール用マスク」って商品が。一般向けには今年の5月に発売されたらしい。
そもそも水中ってのは、海では拡散しちゃうしプールは塩素消毒されてることもあって、ウィルスに感染するリスクはまずないらしいんだけど、プールで問題になるのは、更衣室などの他、25mとかを1本泳いで立ち上がった時に、戻りコースの待ちで人が密集したりすることだ。
このマスクを水から上がった時にすぐ引っ張り上げれば、一応その問題もクリアできるじゃん?しかも首から耳の下を通して鼻に掛けるので、耳の上から後ろに出るワイヤーで左右のユニットを繋げているWalkmanとぶつかることがない。
てことで1枚500円ほどのこれもポチって、昨日届いた。実際着けてみると、なかなか快適よ。鼻に引っ掛ける位置によって息苦しいことがあるので、ちょいと慣れが要るけども、外したり着けたりが簡単にできるし。てことでプールに行く準備はすっかり整ったのだが、やっぱ2回目のワクチンを打つまでは行くのやめとこうかな。だけど今日も暑かったよね。今日も結局、2.5Kmちょっとはがんばって走ってみたけどそれが限界。うーむ、どうしよう。
さて、暑さ対策の流れでもう1つネタがあるのだけど、実施した順序に従い先送りして、今日のもう1つのネタは、スマホ車載時の固定器具について。
以前に、音楽を聴くのと、近ごろはナビ用にも主役の座に就きつつあるスマホを、車のダッシュボードに固定できるように、最初はかなりゴツいスマホスタンドを使っていたんだけど、けっこう邪魔くさいし、ゲル吸盤がくっつかなくなっちゃったんで、壁に貼り付けてスマホを置けるようにする簡易タイプのホルダーの安いのを買って、これをダッシュボードに貼ってスマホを置くようにした、という話を書いた。
この接着剤はなかなか優秀で、我が家の車の少し筋状の模様が入ったような素材のダッシュボードにも安定して貼り付いてくれたのはいいんだけど、ただ置いておくだけだから、普通に走っている分にはいいものの、急加速したりするとホルダーから落下するという問題が発生した。大した高さではないので、スマホ本体は落ちても大丈夫なんだけど、走ってる時にどこに落ちたかわからないのを拾い上げて元に戻すのは一苦労だし、そもそも危険だ。
そうなると工夫マニアの血が騒ぐ。前のスマホスタンドの先端部分だけ外して固定できないかとか、いくつかトライしてみたのだけどうまく行かない。そもそもなるべくゴツくならないように、というのも趣旨の1つなので、あまり大きな仕組みで対応するわけにも行かない。結局ホルダーに置いた状態で、普通に輪ゴムで留めるのがいいかなぁ、でも画面前面にもゴムが回っちゃって、ダサいよなぁ、と思っていたんだけど・・・
そう言えば、ミニ三脚とかのヘッドについてるスマホ用のアダプター--スマホを左右から挟むようになってる小さな器具--で、ホルダーの後ろから一緒に挟んじゃえばいいんじゃん、と思いつきましてね。
家にあったアダプタは、ちょっと左右の挟む部分の奥行きが短く安定しないのと、ミニ三脚用には1つ確保しときたいと言うこともあったので、奥側に余計なフェルトの緩衝材とかがついておらずなるべく奥行きがありそうなタイプを、Amazonで見つけて600円強で発注。
これで挟んで固定してみたら、おお、見事に安定するじゃないですか。まだこれを着けて遠出はしていないので、安定度の検証はできていないけど、まず問題なさそうだ。左右に開くにもそれほど力はいらないので、着け外しもそんなに面倒ではない。
うーむ、これは費用対効果も高いし、工夫マニアとしては満足すべきソリューションだったぞ、と嬉しかったので、地味だけど書いてみました。
最後にこれはまぁ書かないわけには行かないので、詳しくはいずれとして、昨日7月16日、娘が入籍して、戸籍上の苗字が変わりました。前日に来るって言うから、三つ指ついて「お父さま、お母さま、長いこと育てていただいて・・・」とか言うのかと思ったら、保証人欄にサインして、って近ごろ流行りらしいちょっとデザインの入った婚姻届用紙を出し、ひとしきり最近のコロナ行政に文句をたれると、サクッと帰って行った。
お前ねぇ、もう少しこう、情と言うか溢れる思いと言うか、そういうのはないのかね。結婚式的なものは、いずれ親族だけ集めて軽くやるそうです。まぁなんつーか、ここ何年か、娘イノチの父親の気持ちを知った上で手玉に取るヤツの寝技に、ずっと抑え込まれ状態だったので、それほどショックということもないんだけどね。ダンナ君もなかなかちゃんとした奴だし。
まぁいいや。お前がそういう態度なら、お前が娘を生んだら思い切り甘やかして、超じじっ子にしてやる。と既に宣言してやりました。
さてさて、来週はもうオリンピックが始まりますな。東京に付き合って埼玉も無観客と言うことになったので、せっかく当たっていた射撃競技のチケットも、残念ながら払い戻しと言うことになっちまいました。皆様、猛暑の季節を迎えますが、ご自愛くださいね。
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